今回の地震は、いろいろとショックだった。
まず、隣町が震源地で、大きな被害が出ているということ。
さらに、まだまだ避難場所で不自由な生活をしている方がたくさんたくさんいらっしゃるということ。
そして、会社の同僚に、震源地に住んでいる子がいるということ・・・
この同僚は女性で、子供が3人いる。
一番下の子は、うちのチビと同じ年(うちのチビは早生まれだから、学年は1つ上だけど)
ずっと気になって心配だったけど、なんせ、自分自身が精いっぱいで連絡できずにいた。
一応ね、震災後に、メールだけは数回してたけど、やっぱり声を聴くまでは心配でしょ?
で、今日、昼頃電話で話すことができた。
もちろん、彼女は、家族で避難している。ただ、避難場所ではなく、お姉さんの家に避難しているとのこと。
お姉さんの家も、決して安全ではないけど、震源地だった自宅よりも、うんと安全だもんね。
今回の震災で、本当につらかったんだってのが、電話でよく伝わってきた。
大きな地震が来たときは、足がガクガクで、心臓バクバクだったそうだ。
・・・
わたしは、足ガクガクとか、心臓バクバクとか、、、そういうのはなかったのね。。。
なんかね、そういう発想がないの、そういうときでも・・・
旦那も動揺していて、意味わかんねぇと思ったくらいだったから。
なもんだから、彼女のその話を聞いたとき、「そっか、わたしはそういうのなかったけど、やっぱり、怖かったよね。。。」って言ったら、、、
「やっぱり、ツナさんは強い!やっぱり違う」と言われてしまった・・・
・・・
たぶんね、肝が据わってるという考え方もあるんだけど、なるようにしかならないって思ってるからだと思うんだ。
あと、動揺したら負け・・・というか、判断間違ったら家族の命が危ないって思ってるから、だから、不安になるという発想が、そのときには無いんだと思う。
きっと、この震災が落ち着いて、客観的に思い返すことができるような時期がきたら、そのときは、ゾッとするのかもしれないと思う。
だって、人生で経験したことのない、大きな地震だったからね。
でもね、どのくらいの時間揺れていたのかわかんないけど、揺れている間って、いろいろ考える時間はあるんだよ。
外に逃げる経路はふさがってないか?とか、
どの経路で外にでるのが安全で、早いか?とか、
何をもって出たらいいか?とか、
旦那に、ブレーカー落としてもらったほうがいいか?とか、
車でどこに動いたら安全か?とか、、、
揺れている短い時間で、揺れがおさまった後の事、いろんなこと考えていたよ。
考えながら、チビの体が自分からはみ出してないかを確認してた。
(地震が来たとき、チビの上にかぶさってたから。いや、この時は、さすがに「わたしはかぁちゃんだな」って思った。条件反射だった)
こういうこと考えてるから、不安になるという発想がないんだと思う。
そういえば、2回目の地震(本震)のあと、友達からメールが届いた。
年齢的には、私より10歳ちょっとお姉さん。
とても怖いって思ってるのが、文面から読み取れた。
「自然が相手だし、なるようにしかならんよ。次大きいのが来たとき、困らないように、食料とか、持ち出すものとか準備しとくしかないね。いずれ時間が解決するから、今はとにかく命をつなぐだけ」
のような返事をしたら、落ち着いたみたいだった。
わたしの友達ばかりじゃなく、みんな、それぞれ、不安だったり、恐怖心と戦ったりしてるようです。
わたしは、ただただ、チビの将来をつなげたい、それだけなので、今は、チビの安全を確保しながら、欠かさず食事を与えるだけ。
子供がいると、強くなるんだろうね。
もし、チビがいなかったら、、、どうしてただろう?想像できない。
わたしの住んでいる町では、月曜日から水道水も、すべての検査項目クリアして、利用可能になり、一応、ライフラインは不自由なくなりました。
もちろん、公共の交通機関とかお店とかは、まだまだ完全じゃないけど。
あと、家のあちこちにひび割れができてしまったので、今日、このあと、業者さんに診てもらうことになってます。
まだ、築4年くらいなんだけどね・・・(涙)
でも、住む場所が確保できているので、本当にありがたい。
さて、修繕に諭吉何名様ご一行で出て行かれますことやら・・・(涙)
まだまだ避難場所で過ごしていらっしゃる方、車で過ごしている方、どうかお体気を付けてお過ごしください。
危ない自宅でお過ごしの方も、ぐれぐれもお気をつけて・・・(わたしも気を付けます)
必ず地震は落ち着く時期がきます。
今は、ただただ、時が経つのを待ちながら、明日の自分のために今を過ごしましょう。
最後に、、、
あたたかい心遣いをくださった皆様、実際に物資での援助をしてくださった皆様、ありがとうございます。
水、ガス、電気が使えない状況の時、自炊しておにぎりをわけてくださったご近所さん、励ましの言葉、声掛けをしてくださった皆様、本当にありがとうございます。
今回の震災で、こんなにたくさんの方々に支えられて生かせてもらっているんだということを気づかせていただきました。本当に、心強い限りです。
今日も、また、頑張って生きていこうというパワーいっぱいです。
みなさん、本当にありがとうございます。