その自分で在り続けていきたいのか -当たり前を覗いてみる73-

 

 

前回の「そこにいる自分はどんな自分なのか」続きです。

 

前回はとらわれたとき、落ち込んだときに「そこにいる自分はどんな自分か」と質問し、その自分を理解納得できると、心が落ち着く話をしましたが、

自分がワクワクしてるとき、幸せだと感じているときも、同じようにそこにいる自分と向き合うことで、日常の心の安定感が増していきます。

 

 

さて、今回はその先の「その自分で在り続けていきたいのか」について語ってみます。

 

どんな自分がいるから、どんな考え感情になってしまうのか。

この関係は「海とお魚」の関係が成り立ちます。

 

・その海だからそのお魚になる。

・海が変わるとお魚も変わる。お魚が変わっても海は変わらない。

 

つまり、「海」が重要だということです。

 

 

しかし、私たちは「お魚」にだけ関心が向いてしまいます。

「何をどう思ったのか」「どう感じたのか」がお魚です。

 

「そう思ってしまう自分」で在り続けていく限り、同じような思い方、感じ方を繰り返すことになります。

そこで新しい海に変えていけば、お魚も新しくなるのですが、そこがなかなか手こずるところです。

一番の原因は、変わるべき自分の理解が浅いことです。

 

 

理解は、「何を」変えるべきかが明確であるほど、明確な変化が可能となります。

しかし、理解が浅いと、「変われたらいいな」「変わりたいな」程度でとどまってしまいます。

 

逆に理解が深くなると、

この私が変わることで、これが変わる、あれが変わる、だからこの私は変わるべきです、と明瞭にそのディテールを認識できるようになります。

 

その理解を深めるために必要な質問が、「その自分で在り続けていきたいのか」というわけです。

日常的に変わるべき私がどんな考え感情を生み出しているのかを観察することですね。

 

 

その自分で在り続けたいきたいですか?

 

 

 

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