夜近所ラン | ガンになった妻がフルマラソンを走ると言い出した

ガンになった妻がフルマラソンを走ると言い出した

30代男。甲状腺癌の手術を終えた妻が、フルマラソンを目指すことに。そんな妻の走る日々をつづります。

久しぶりに妻がランニングに繰り出した。

暑くなってきたので、夜のご近所を走る。

 

明らかに身体が重そう。

前はキロ6分半くらいで飛ばして3km地点くらいでバテていたが、

この日はキロ8分ペースとなった。

 

ゆっくりならもう少し距離が伸びるかと思いきや、

「ひええーもうだめだ~」

やはり3kmくらいで突然の叫び。

図ったようにいつもこのあたりで足が止まってしまう妻である。

 

フルマラソンまでの道のりは果てしなく遠い。

 

 

でも久しぶりに夜風を浴びて走り、楽しそうな妻を見ていたら、思い出した。

 

病気になる前、妻と二人でこうやって近所をてくてくと、

走るような歩くような時間を過ごしていた。

仕事で忙しい夫婦の、束の間のおしゃべりのために。

 

僕が走り出すきっかけとなったのも、これだった。