3年前、ホノルルマラソンに出場することになりました。


お仕事の体験取材として、出場することが決まって、

ほとんど練習もしないまま、

本番をむかえてしまったのです。


その日は、朝から、

ものすごいスコールでした。


出場者は全員、ずぶぬれになって、

どろどろのぬかるみの中、

ホノルルマラソンがスタート。


はじまって1時間半で、

足がもう、パンパンに。

呼吸も苦しくて、走っていられません。

ハワイの空気と風景はすばらしいけれど

かぎりなくつづく、42.195キロ。


すでにワタシの中では、

カンタンに出場を決めたことに対しての

後悔の念がわいてきていました。


そんななか、唯一の救いは、

地元の方のあたたかい応援でした。


キャンディーをくばってくれる小学生ぐらいの子。

「ファイト!」「あなたはすばらしいよ!」と

声をかけてくれる沿道の人。

英語がしゃべれないことが、たまらなく、もどかしくなりました。


それでも、苦しさと不安は、

波のように押し寄せてきます。


つらくて、くるしくて、たまらないときに、

折り返し地点を超えて、

戻ってくる人の中に、

こちらにむかって

大きく手をふっている人をみつけました。


「つま☆ようさ~~~~~ん!」

輝くような笑顔の女性。

友人でPRディレクターのももさん でした。


ワタシは、スコールと、汗と、足の痛みで、

どろどろの状態。

ももさんも、片足をひきずっていました。


そんな中、

彼女の

キラキラ輝くような笑顔を見た瞬間、

光がパーッと

さしこんでくるような気がしたのです。



ももさんとは当時、プライベートな話は、

まだ、あまり、したことがありませんでした。


そして、その後、

しばらくごぶさたすることになったけれど、

ワタシの胸の中には、そのときのシーンが、

ずっと鮮烈に残っていました。


その数年後、ももさんと奇跡的に再会。


そして、「光の学校 」のことを、

教えてもらいました。


いま、ももさんは、

光を学ぶ「先輩お姉さま」であり、

光を一緒に広げていく仲間にもなりました。


なんだか、人生って、おもしろい。


まるで、だれかが、

楽しくて、

びっくりするような伏線を、

たくさん準備してくれているみたい。

何かのシナリオみたいに。


いままでの流れをふりかえると、

「ほんとうに、よく導かれているなあ☆」と、

笑いがこみあげてきます。


ももさんと出逢えたこと、

奇跡的な再会ができたこと、

そして、すばらしい「光の仲間たち」を

紹介してくれたこと、感謝しています。


今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。