「入ったコンサートでWORLDISTAが一番好きか?」と問われると即答出来ないのだけど、何故か今回ロスが酷い。
色んな事感じて色んな気持ちでいっぱいになった筈なのにそれがどんなだったかボロボロこぼれ落ちていって、覚えている事もうまく言葉に出来ずに時間が経ち、どんどんUPされる素晴らしい文章と表現力のレポを読んでは無駄に落ち込み、寂しくてどうしようもない感じを、実は未だに持て余しています。
美しいコンサートだったな。
長野以外はスタンド席の上の方から全体を見渡せる席だったのだけど、ペンライトの光も含めてまるで上質な映画や舞台を観ているみたいで、「作品」とか「演目」って単語が浮かんだりしていました。
円盤になったらものすごく美しい映像作品になりそう。
一方ではいつも通りに野鳥の会。
双眼鏡でシゲを追っていました。
スポットライトが当たっていない時の佇む姿、歌い出す直前、歌い終わってちょっとうつむき加減になるところ、他メンバーのパートを口ずさんでいるところ・・・
全部見逃したくないって切実に追っていました。
カッコ良くて強くて可愛くて儚くて美しかった。全曲マルチアングルが欲しい!!
トロッコでのファンサタイムは、ちょっと休憩って感じでぼんやり追うことが多く、柔らかい笑顔でうんうんとうなずく姿に満足していたのに、ちょっと前にシゲのファンサblogやツイを見かけていたからかな?
「いいなぁ・・・」
と指をくわえて何ならちょっと拗ねてる自分に気が付いて困惑。。
今まではむしろ世界観の強いNEWSのコンサートにファンサタイムなんて要らない、アイドルって気の毒って思っていたのに…。
でも、演じる血の通った人間として発する熱を近くで感じたい。
普段、メディアを通して多くを伝えてくれる彼らの「生身」に少しでも近づきたいって思うのは当然だよね。
嫌、もっと単純に「大好きな人」ちょっとでも近くで見たいし、うちわに気が付いてくれたらもっと嬉しいし、目が合ったらもっともっともっと嬉しいの当たり前じゃん。
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赤と黒の衣装、とっても高貴な感じで素敵だったな。
振りがとってもキュートなんだけど、一方で人を寄せ付けないクールな雰囲気もあってとても不思議でした。
どうしてだろう・・・って思いながらステージを見続けていたら、何かが見え隠れしてて・・・
「長いしっぽ!!!」
インビジブルダンジョンでは、ほんの少し見え隠れしていたしっぽ、Digital love ではヒラヒラと足元にからんで、イザナイではしっぽで水をぴしゃんって蹴るシルエット(個人的にWORLDISTAイチ好きなシーンです。何卒円盤に・・・)、最後は濡れたしっぽ雑に引きずって去っていく。
NEWSとは違う人達みたいに見えた。
「待って、NEWSどこ?」って。
問い詰めるとこやまさんがちょっとだけ言いにくそうに、
「ごめんね。実は俺ら3人時空のゆがみでここにやってきました。でもこいつ(シゲ)だけは、過去から来たんだ」ってソロパートのないイザナイでぼんやり妄想してました。
(後から「過去って・・・」と歴史の本で「〇〇年没」ってみつけちゃう一人テルマエ・ロマエごっこもやった…謎)
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長野はアリーナ席でした。
BE FUNKEY!ですぐ近くにシゲが来て、ちょっとの間留まってた。
間近でみたシゲは、自分のうちわを探しているというより目の前のファン一帯をふわっと見る感じで、時々頷きながら両手を振るやつで、でも姿がとても頼もしくて神々しくて足が震えた。
そしてオーラスで見せた弾き語りの猫背は大きくて、それから仲間のいる場所に向かう足取りはゆるぎなくて
・・・。
カッコ良くて強くて可愛くて儚くて美しい。
そして頼もしさが加わった。
いつか、「シゲは私のヒーロー」って伝えたいな。