単純ゆえに、味のある字が書けないで苦しんでいた。
そこで、子どもには不向きの長峰の筆で書いてもらった。
すると、いきなり作品の表現が大きく変わったのである。
下の写真は、筆を変えただけでこんなにも変わったことを示したものである。
(左が4枚目に書いたもので、右が5枚目に書いた作品である。)

ちなみに、その後、他の子にも長峰の筆で書かせてみたが、筆を上手くコントロールできず、この子以外はほぼ全員使いこなせなかった。どうしてもヘタ字になってしまうのだ。
長峰の筆は、通常の筆(短峰、および中峰の筆)よりもかなり穂先の長い筆である。芸術的表現が可能となるのは長所だが、腰が弱いので、筆を引きずるように書かなくてはならず、大変書きづらいのである。
それまであまり目立っていなかったのだが、彼女の非凡なる才能を見つけることとなった。
もう一人、滝沢教室の小6の女の子なのだが、高円宮杯に出すための「輝き」という課題で苦しんでいた。
彼女には、唐筆の玉版金丹で書いてもらった。この筆は羊毛ゆえにやはり腰が弱いのでコントロールが難しく子供には不向きの筆と言える。
しかし、下記の写真のように良い方向性を得た。
この子は努力の子で、他の子に比べて仕上げるのに時間が掛かる。しかし、いつも大きな賞を取るような作品にまで仕上げてくれる。「努力は天才に勝る」を地で行っているような子である。

恵翠書道教室 盛岡教室
恵翠書道教室 滝沢教室
北光 鳴雪支部(盛岡市みたけ)
あなたに一番近い猫は…
