平和を捨てた日本に明るい未来があるのだろうか | 恵翠(けいすい)書道教室

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我が国にとって、8月は平和を考える月間といえるのかもしれない。

2015年1月20日 安倍総理のイスラエル訪問 総額2億ドルの新規支援を約束 ⇒ 同日、ISが湯川遥菜さん(42)と後藤健二さん(47)の二人の日本人の殺害を警告 72時間以内に2億ドルを要求。1月24日 ISによる湯川遥菜さん殺害。2月1日 後藤健二さん殺害。

★このことにより日本人がテロの標的とされるようになる。

2015年7月15日 安倍自民党・公明党連立内閣、集団的自衛権法案の強行採決 ⇒ 憲法9条(戦争放棄=私たちは誰の敵でもないというアピールによる平和維持だった筈)による平和の時代が終わる。

★後方支援=兵站(へいたん)をするということは、対する国から日本は「敵国と見なされる」という意味でもある。つまり戦争に巻き込まれる可能性が極めて高くなったといえるのだ。

被爆国でもあり、東日本大震災で原発事故を体験している日本は、世界の悪い流れを阻止するための役割を担える唯一の国であった筈である。その役割が、この一連の出来事で消えてしまい。日本は世界の悪い流れに乗ってしまった国の一つと成り下がってしまった感が否めない。日本の平和へのイニシアティブは無くなりつつあるのだ。

このように、安倍政権は、国民を極めて危険にさらすような判断をし続けているのである。

前の政権の民主党が、あまりに党内での意見が合わずに政治を不安定にしたことから、国民は前回の選挙で自民党を勝たせた。自民党を勝たせたからと言って、イスラエルに2億ドルの新規支援をしたり、集団的自衛権法案の強行採決を国民が望んでいたわけではない。安倍総理は、こういったことを国民の意見を一切聞かずに、数の論理で、多数決ですべて決めていこうとしているのである。これは、ある意味、独裁政治と言うしかない。

もはや、日本は平和な国とは言えなくなってきている。これから、多くの日本人が戦争や事件に巻き込まれて死んでいくことになるだろう。

これを阻止するには、次の選挙で自民党と公明党(公明党は平和を第一に考える党だった筈?)による連立政権を敗北させ、新しい政権により、集団的自衛権法案を廃案に持っていくしかない。このことで世界から注目を浴びるようにするのである。

2016年年7月の参院選挙。解散せずに、もしも任期満了までいくのであれば同年2016年12月(または11月の後半)に衆院選挙がある。

あと1年ないしは、1年5か月に日本が戦争等に巻き込まれないことを祈りたいし、この間に野党の中から、自民党と公明党による連立政権を引き下ろせるだけの勢力を築きあげられるかが鍵となってくる。

さて、平和ボケしている日本の有権者にそのようなことができるのだろうか?

アメリカの軍事産業は、アメリカ経済の利益をもたらしているカテゴリーの中で第1位のものなのだという。ちなみに2位は薬に関するものらしいが(これも問題である)、ITや電気製品、自動車より上なのである。アメリカが戦争をやめられない理由はそこにあるように思うのだ。

中国がAIIB(アジアインフラ投資銀行)を立ち上げてから、アメリカと中国の関係が悪化してきているようである。日本は、中国と隣国ゆえに、何らかの紛争に巻き込まれる可能性が大きいのである。しかも、中国の中距離弾道ミサイルが日本に照準を合わせて配備されていることは、今から11年前の2000年に米国政府関連機関の報告書に明記されていることが報道されている。これら日本向けミサイルはほとんどが通常弾頭装備用で8000個に上るとみられているが、一部には核弾頭装備の可能なミサイルもあるといい、こちらは120~200個に上るとみられている。

先日、うちの塾の子供たちと、YouTubeの動画「広島原爆投下」を見る授業を行った。その後で、上記のことを話したら、ある子は、子供たちが安倍総理に抗議の手紙を書いたものを送りたいと声高々に自分の意見を述べていた。何とその日は、動画を見た子全員が戦争反対と声を上げたのだった。彼らが実際に動いてくれるかは別として、世の中を良くするために何かしたいと思える子は、何も考えずにダラダラ生きている子よりも優れた人生を歩んでいくことだけは間違いないだろう。

曜日を変えてやってみたところ、今度は反応がイマイチだった。これは、その日は9歳以下の子供が多かったことに原因があったものと考えている。シュタイナーの教えにあるように、子供の発達の上で、9歳前の子への教材選びはデリケート過ぎるくらいにならなくてはならない意味を思い知ることとなった。

現在、少し期待をしていることは、「平和教育が子供たちの才能を開花させる」ということである。と言うのは、自分は世の中に役立つために何をする人になりたいかという方向性が生まれてくるからである。ただし、9歳以前の子は、オイリュトミー(舞踏イメージ)という形でやっていこうと思う。

そういう子供たちが増えたとしても、現実的には世界の悪い流れを変えることは困難なのかもしれない(いや、奇跡が起こることを信じたい)。私たちの内側の戦いが終わらない限り、戦争は終わることはないからだ。つまり、私たちの内側の葛藤が外の世界に争いとなって現れているのである。人類は、よほど恐ろしい苦痛を味合わなくては、愚かな戦争を止めることができないということなのだろう。

平和を捨てた日本に明るい未来があるのだろうか。

あるとすれば、今の子供たちがどう育っていくかに掛かっていると思う。子供たちを大切に、良い教育をいかに授けるか。そこが重要になってくるような気がする。

岩手・矢巾町中2いじめ自殺(2015年7月5日)にも見られるように、残念ながら、学校や公共施設では子供一人一人にまで目が届かないのが現実である。多くの教師が学校行事をこなすだけで精一杯なのだ。そうなると行事に翻弄されることなく(私の塾ではそこに反省点が若干ある)教育のみに集中できる私塾や企業の職場実習の役割が大きいといえるような気がする。こういった教育に関わる大人たちが、大いに語り合って質を高めていかなければ…


「佐藤文子の恵翠刻字展」(個展) Café Jazz開運橋のジョニーにて
8月5日(水)~30日(日)







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