静かな年越しから8:15に青森で小さな地震があったのみでしたが、16:06、事態が急変しました。
能登での震度5強の4分後、震度7が起こったのです。これに加えて津波警報までも。
その後も余震は続き、震度5の地震も幾度も発生しました。16〜24時までの8時間でこれだけの地震が発生したのです。
いつもの日々の件数のグラフでは30件を上限に表しているので切れてしまっていますが、このような推移でした。
件数が日々上がったり下がったりwwwを繰り返すのって不思議です。
30件を超える日が10日間も続いたのです。能登周辺の皆様、大変でしたね。
ちなみに過去の地震を見てみますと、
2016年の熊本地震↓
その半年後の鳥取地震↓
そして、東日本大震災が起きた1ヶ月です。
M5以上の大きな地震は前半に多く発生しましたが、M6以上に至っては3週間も空白期間が続いています。
月々の件数では、熊本、東日本に次ぐ多さですが、地震による被害からすれば、1 or 2かと思います。
北陸の件数を前の年と比べますと、
たった1ヶ月で過去最多になってしまいました。
ただし、ご覧のように前年、前々年は、その前と比べても急激に増えているのがわかるかと思います。
大きな地震も幾度となくあったので、余震が続いているのかと思っていましたが、まるで予兆であったかのようです。。。
過去2年を予兆として捉えることができるかは、もう少し分析してみなければ、今は何とも言えません。。。
能登付近が頻発している間でも、他の地域は誘発されているわけでもなさそうに、並に地震がありました。
再び1月の有感地震の表ですが、右の2列をご覧ください。
能登以外の地域は、普通に適当に揺れていました。
地域別です。
北陸以外は、前月12月程度の件数でした。
東日本の時は、東北だけでなく、北海道〜関東が誘発されているようでしたが。
その東日本の地震の震源の深さです。
1月は、50km付近よりも10km付近が活発になっていました。少し様子を見る必要がありそうです。
以上が1月ではありますが、これだけの大きな地震が、他の地域に影響を与えていることは十分に考えられます。
皆様の地域でも突如として地震や天災が起こることはありますので、今一度、防災用品、備蓄の見直しをなさって下さい。
1週間、それ以上、自分の備品で過ごさなければならないかもしれません。
そういう見直しが必要なのかもしれません。