● 幼いころにちぎったパールのネックレス。母の器の大きさを感じたエピソード。
長谷静香です。
昨日、今日、ブログを書こうと思って、アメブロを開いたら、
3年前の記事がお知らせであがってきました。
当時、1年生の娘が私の宝物のガラスのお花を落として壊してしまって・・・。
その時の記事は、コチラ。
>>>大切な宝物を割られた時、私が取った行動。
FBでもたくさんのコメントをいただいて。。。
その日の夜に思い出したことを、翌日のブログに書いていました。
それを読んで、私が幼いころの母の言葉に改めて感動して・・・。
今の私があるのは、両親の子育てがあるからです。
今後、母の子育てもシリーズ化して書いていこうかな?
今日は、その第一弾。少し加筆してアップします。
======
母が、私が大人になって、話してくれたこと。
私が幼稚園生くらいの頃のエピソードです。
母は、パールのネックレスを一つ持っていました。
でも、そのネックレス、少し短めなんです。

母がつけると、チョーカーのようになってしまう。
なので、お嫁に来るときに、母が私に譲ってくれました。
その時話してくれたエピソード。
「静香ちゃん、これね、もともとは、こんなに短くなかったの。
あなたが、幼稚園くらいのころかな?
お母さんの鏡台を開けて、ネックレスやイヤリングを触っていてね。
はっと気づいたら、パールのネックレスが2本、ちぎれていたの。
一つは、イミテーション。一つは、本物。
お母さん、『一つは、本物なのよ~!』って言いながら、片づけたの。
バラバラになったイミテーションのパールは、直すの面倒だし、イミテーションだから、いいやって、捨てちゃったの。
本物は、糸が切れただけだったので、そのまま、しばらく置いていて、
直したんだけど・・・・。
実は、捨てたイミテーションパールの中に、本物も数粒混ざっていたみたいで・・・。
だから、このネックレスは、短いの。」
そういう内容でした。
(3年前の前日に私の大切なものを娘に壊されていたけれど)
私自身も、母の大切なものを壊したことがあった。
そのエピソードを聞いたとき、実は、ほとんど記憶になくって・・・。
しかも、そんな大切なものをちぎってしまったのに、
怒られたという記憶もない。
母は、どういう反応だったんだろう?
そう思っていたら、昨日の夜、別件で、母から電話が。
気になっていたので、当時の様子を聞いてみました。
私:「お母さん、私が、パールのネックレスをちぎっちゃったこと、あったでしょ。
短くなっちゃって。あの時、どんな様子だった?怒られた記憶もないんだけど。」
母:「あ~あれね。本物と、イミテーション二つちぎったのよ~。
そうね~。怒りはしなかったね~。
『それ、イミテーションと、本物があるのよ!』と言ったのは覚えているけど、怒ってはいないな~。
だって、子どもだもの。
気になったんでしょ。
遊びたかったんでしょう。
そういう時期もあるわよね。
それなのに、怒っても仕方ないじゃない。
それに、本物は、(短くなったけど)ちゃんと直せたしね♪」
母は、アドラー心理学を学んではいません。
でも、故意に私が、壊したのではないということを、即座に見抜き、
その時の私の行動の目的、子ども心、『キラキラしていてきれい。触ってみたい』という気持ちを察して、怒らず、対応してくれたのだと思います。
そのネックレス。
私は、結婚式で、白いウエディングドレスと共に、つけました。
ちぎった思い出とともに。
次女のガラスのお花の出来事のおかげで、そんなことを思い出させてもらいました。
きっといつか、次女とも、笑って話せる日がくるといいな~。
あんなこと、あったね~と。
親の私も、物を壊したこともある。失敗することもある。
それを、責めるのではなく、そこから、何を気づき、学んでいくか?が大事なのではないかな?と思います。
今回のように、より家族のきずなが深まることもあるかも・・・しれません。
どんな出来事にも意味がある。
そう思うと、一見ネガティブかな?と思う出来事も、びっくりするほどの大切な思いを運んできてくれたり・・・。
こんな見方ができるようになったのも、勇気づけ・アドラー心理学の出会えたおかげです♪
=============
と、ここまで。
3年前の娘がガラスのお花を割ったことも、すっかり忘れていて・・・。
そうだそうだ、そんなこともあったな~という感じです。
1年生だった次女も、4年生に。
今日は、ボランティアで、小学校に行ったのですが、ちょうど休み時間だったらしく、図書館で本を読んでいる彼女と会えました。
帰ってきたら、この話もしてみようかな?
改めて思うのは、母って偉大だな~ということ。
怒ることもあったけれど、理不尽なことでは怒らないし、子どもの気持ちを何より理解してくれる、しようとしてくれる人でした。
「子育てしていた時が、一番楽しかった!」と言い切れる母。
本当にすごいと思います。
「だって、毎日毎日、色々なことが起こるのよ♪ おもしろくて、たのしくて、毎日お父さんに話してたわ~」
そして、それを聞いた亡き父は、
「お母さんは、本当に小さなことをオーバーにオーバーに話すんだよ~」
と笑っていました。
でも、それだけ、子どもの小さな行動に毎日共感し、感動してくれていた証拠なのかな・・・と。
お母さん、ありがとう。
私もそうありたい・・・です。
期間限定の子育てを、楽しんでいきたいと思っています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
長谷静香でした。
===========
講座・イベントのご案内
===========
■春開講講座(募集中)■
●SMILE講座(残3)
●SHINE講座ベーシック(残3)
●ELMリーダー養成講座(残4)
●宮崎・ELMリーダーブラッシュアップ講座(残2)
■イベント■
●4月18日(木):モーハウスつくばショップ(ララガーデン)~リフレーミングで見える世界が変わる!
お申し込みは、モーハウスララショップまで 029-875-8835
●5月17日(金)上野:アドラー看護×グリーフケア(哀しみを生きる)CROSSROADトークショー第2回(聴き手・井手敏郎さん)
●6月28日(金)・女神のトークショー in 茨城水戸 猪瀬理恵さん主催(水戸)(青木千景さん・佐々木しずかさんとご一緒させていただきます)
■お知らせ■
長谷静香です。
昨日、今日、ブログを書こうと思って、アメブロを開いたら、
3年前の記事がお知らせであがってきました。
当時、1年生の娘が私の宝物のガラスのお花を落として壊してしまって・・・。
その時の記事は、コチラ。
>>>大切な宝物を割られた時、私が取った行動。
FBでもたくさんのコメントをいただいて。。。
その日の夜に思い出したことを、翌日のブログに書いていました。
それを読んで、私が幼いころの母の言葉に改めて感動して・・・。
今の私があるのは、両親の子育てがあるからです。
今後、母の子育てもシリーズ化して書いていこうかな?
今日は、その第一弾。少し加筆してアップします。
======
母が、私が大人になって、話してくれたこと。
私が幼稚園生くらいの頃のエピソードです。
母は、パールのネックレスを一つ持っていました。
でも、そのネックレス、少し短めなんです。

母がつけると、チョーカーのようになってしまう。
なので、お嫁に来るときに、母が私に譲ってくれました。
その時話してくれたエピソード。
「静香ちゃん、これね、もともとは、こんなに短くなかったの。
あなたが、幼稚園くらいのころかな?
お母さんの鏡台を開けて、ネックレスやイヤリングを触っていてね。
はっと気づいたら、パールのネックレスが2本、ちぎれていたの。
一つは、イミテーション。一つは、本物。
お母さん、『一つは、本物なのよ~!』って言いながら、片づけたの。
バラバラになったイミテーションのパールは、直すの面倒だし、イミテーションだから、いいやって、捨てちゃったの。
本物は、糸が切れただけだったので、そのまま、しばらく置いていて、
直したんだけど・・・・。
実は、捨てたイミテーションパールの中に、本物も数粒混ざっていたみたいで・・・。
だから、このネックレスは、短いの。」
そういう内容でした。
(3年前の前日に私の大切なものを娘に壊されていたけれど)
私自身も、母の大切なものを壊したことがあった。
そのエピソードを聞いたとき、実は、ほとんど記憶になくって・・・。
しかも、そんな大切なものをちぎってしまったのに、
怒られたという記憶もない。
母は、どういう反応だったんだろう?
そう思っていたら、昨日の夜、別件で、母から電話が。
気になっていたので、当時の様子を聞いてみました。
私:「お母さん、私が、パールのネックレスをちぎっちゃったこと、あったでしょ。
短くなっちゃって。あの時、どんな様子だった?怒られた記憶もないんだけど。」
母:「あ~あれね。本物と、イミテーション二つちぎったのよ~。
そうね~。怒りはしなかったね~。
『それ、イミテーションと、本物があるのよ!』と言ったのは覚えているけど、怒ってはいないな~。
だって、子どもだもの。
気になったんでしょ。
遊びたかったんでしょう。
そういう時期もあるわよね。
それなのに、怒っても仕方ないじゃない。
それに、本物は、(短くなったけど)ちゃんと直せたしね♪」
母は、アドラー心理学を学んではいません。
でも、故意に私が、壊したのではないということを、即座に見抜き、
その時の私の行動の目的、子ども心、『キラキラしていてきれい。触ってみたい』という気持ちを察して、怒らず、対応してくれたのだと思います。
そのネックレス。
私は、結婚式で、白いウエディングドレスと共に、つけました。
ちぎった思い出とともに。
次女のガラスのお花の出来事のおかげで、そんなことを思い出させてもらいました。
きっといつか、次女とも、笑って話せる日がくるといいな~。
あんなこと、あったね~と。
親の私も、物を壊したこともある。失敗することもある。
それを、責めるのではなく、そこから、何を気づき、学んでいくか?が大事なのではないかな?と思います。
今回のように、より家族のきずなが深まることもあるかも・・・しれません。
どんな出来事にも意味がある。
そう思うと、一見ネガティブかな?と思う出来事も、びっくりするほどの大切な思いを運んできてくれたり・・・。
こんな見方ができるようになったのも、勇気づけ・アドラー心理学の出会えたおかげです♪
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と、ここまで。
3年前の娘がガラスのお花を割ったことも、すっかり忘れていて・・・。
そうだそうだ、そんなこともあったな~という感じです。
1年生だった次女も、4年生に。
今日は、ボランティアで、小学校に行ったのですが、ちょうど休み時間だったらしく、図書館で本を読んでいる彼女と会えました。
帰ってきたら、この話もしてみようかな?
改めて思うのは、母って偉大だな~ということ。
怒ることもあったけれど、理不尽なことでは怒らないし、子どもの気持ちを何より理解してくれる、しようとしてくれる人でした。
「子育てしていた時が、一番楽しかった!」と言い切れる母。
本当にすごいと思います。
「だって、毎日毎日、色々なことが起こるのよ♪ おもしろくて、たのしくて、毎日お父さんに話してたわ~」
そして、それを聞いた亡き父は、
「お母さんは、本当に小さなことをオーバーにオーバーに話すんだよ~」
と笑っていました。
でも、それだけ、子どもの小さな行動に毎日共感し、感動してくれていた証拠なのかな・・・と。
お母さん、ありがとう。
私もそうありたい・・・です。
期間限定の子育てを、楽しんでいきたいと思っています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
長谷静香でした。
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お申し込みは、モーハウスララショップまで 029-875-8835
●5月17日(金)上野:アドラー看護×グリーフケア(哀しみを生きる)CROSSROADトークショー第2回(聴き手・井手敏郎さん)
●6月28日(金)・女神のトークショー in 茨城水戸 猪瀬理恵さん主催(水戸)(青木千景さん・佐々木しずかさんとご一緒させていただきます)
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