…というあれで、なんとかギリギリローマのフィウミチーノ空港行きのレオナルドエクスプレスに乗車できたwatanabiさん。
ちなみにこの空港特急は、16:07に空港着である。
そして、これから乗るブリュッセル航空は、17:35発である。
搭乗時刻は16:55で、カウンターでのチェックイン(荷物預け)の〆切は16:25だった。気がする。
空港駅についてから8分間でカウンターに到着しないとあかん、というデッドラインである。
駅について、競歩のようにずしゃしゃしゃーーー❗️と移動したら、なんとか5分程度でカウンターエリアに到着。
しかしブリュッセル航空のチェックインカウンターはめちゃ遠かった。
ここで、なんでこんな遠くなんじゃぃ〜❗️と思ったが、その時は急いでいたのであまり深くは考えていなかった。
実は、前日にブリュッセル航空からメールが来ていて、チェックインはオンラインで済ませていたので、正直もし間に合わなくてもスーツケースを持ち込みすれば良いかな、とは思っておりました。
(私は機内持ち込みサイズのスーツケースで旅しています)
でも、できれば邪魔なのでスーツケースは預け入れ荷物にしたい。
そして、さらにちょっと変だったのは、
- 前日のオンラインチェックインのメールが来るまで、座席指定ができなかった。
ギリギリについたカウンターは、数社の航空会社の共用カウンターで、特に何を言われるでもなく、「watanabi san desu ne〜❗️」などと片言の日本語で喋ってくれてちょっと嬉しかった。
「サッヨナ〜ラ〜」と言ってくれたので、「チャオ チャオ チャ〜オ❗️」とお返事。
しかし後になってわかる、
- 座席指定ができない
- チェックインカウンターが、空港内の端っこ
- 専用のカウンターではない
↑インフォメーションの看板もクリスマス仕様❗️
チェックインカウンターで言われた、primavistaラウンジへ。
そしたら「ブリュッセル航空はこっちじゃない、プラザプレミアムラウンジに行って」と言われたので、「うぅぅ、なんでじゃ…」と思いつつ移動。
しかし、プラザプレミアムラウンジ、めっちゃご飯たくさんあった。
こんな可愛いお菓子デコも飾ってあって、食事的にはなかなか良いラウンジ…ですが、ほぼ満席という大混雑状態。
(primavistaはガラガラだったので良いなぁ…と)
しゃーないので、ビュフェカウンターの目の前の、椅子が1脚しかないテーブル(だから空いてた)にシオシオと座って、オレンジジュースと水…。
急いできたのでのどがめちゃんこ乾いてたため。
そして、くいーっと飲んで、すぐさまゲートに移動。もう時間がない。
ちなみに、primavistaラウンジはANAのマークが壁に書いてあったので、スタアラゴールドのラウンジカードを見せたら入れてくれたのかもしれません。
ラウンジ巡りする時間がなかったのでまぁ、仕方ないという後悔である。
時間通りに搭乗開始して、機内までバス移動。
ビジネスクラスだから最初に搭乗できたのですが、バスに乗って隅っこに立っていたらどんどん人が乗ってきて、飛行機に乗る時には一番最後に降りるパターン。
バスも1台しか用意してくれなかったので、超満員でなかなかタラップも踏めず、仕方なくのんびり写真を撮ったのがこれである。
そしてこの後、何分もかかってやっとあと5mくらいで機内だわ、という段階で、遅刻してきた男子大学生4人組的なグループが運ばれてきて、超ハイテンションでグイグイと(最後尾にいた)私を押してきた…と思ったら、「びゅえええぇぇぇぇっく、しょい❗️」と、嘘のくしゃみを私に向かってしてきた。
そしてまたギャハハハとグループで大爆笑。
(ちなみに、この便に乗っているのは私以外全員欧米系の方で、アジア系は私ただひとりである)
…君たちは酔っているのか❓
うんこどもめ、呪われろ❗️❗️❗️
…と、超苦虫かみかみ状態のwatanabiさん。
おかしいな、ヨーロッパってマナーちゃんとしててすごい過ごしやすくて好きだったのに、どの世界にもうんこちゃんは必ずいるんだな…今日は呪うことが多いなぁ、などと思いつつ、2列めのビジネスクラス席に着席。
本当は3列めまでビジネスだったはずなのですが、今回もエコノミー満席のため、3列めからエコノミー座席、つまり、後ろの島は超満員のギチギチである。
ビジネスクラスなので、機内食も出る。
クスクスごはん、うぅぅぅ、なんだか美味しくない。
ブリュッセル空港に着陸する直前、もちろんシートベルト着用サインも付いていて、かなりな角度で降下している時に、エコノミーのお年寄り女性が突然最前列まで歩いてきた❗️
「着席して❗️」と叫ぶCAさん❗️
「ママ❗️ちょっと❗️ここ座って❗️」と追いかけてくる妙齢の娘さん❗️
「おおおお、な、私の隣に座ってきたぁぁぁぁ❗️」と固まるwatanabiさん❗️
…というわけで、早く降りたいがために先頭に移動したかったらしいとんでもないマダム二人が、
こちらの↑お二方です。
(コックピットのドア開けてくれたから、わ〜凄い❗️と思って撮ったら、マダムの隠し撮りみたいになってしまった。マダムさせん。そして絶対にマダムに先頭を譲らないおじーちゃん。)
先頭のおじーちゃんは、1Aに座ってたビジ席の方。
そしてその次に突然歩いてきたおばーちゃん、そして娘さんと続いた。
(最初、認知症の方とかなのかなと思ったら、降りる時になったらぜんぜん普通に喋ってて「あ、単に早く降りたかっただけか…」と気づくのであった)
到着後は案の定空港の端っこに止まったので、またしてもバス移動。
同じビジネスクラスに座っていた男性2名は「なんでエコと一緒のバスなんだ❗️」「ブリュッセル空港見学ツアーだなこりゃ❗️(駐機したのがまた遠いので、バスがぐるぐる回ってやっとターミナルまで着くため)」と、文句ブーブーだった。
EU国内線のビジネスクラスは、バス移動であってもビジ客だけ先に乗せるバンとかがちゃんと用意されてたりする航空会社もある。
そしたらバス移動でも早く行けるという。
EU国内線の食事は今までかなり美味しかったのですが、航空会社は本当に選んだ方がいい。
ブリュッセル航空はスターアライアンスの一員ですが、なんとなく現地からすると「LCCよりも安い時がある航空会社」という立ち位置みたいで、空港内の機材の扱いとかもLCCっぽい感じ、そして、客層もそんなかんじだった。
私は、着陸して機体が止まっても、シートベルト着用サインが消えるまではちゃんと着席する人の割合でその客層の判断をするのですが、私が乗った便は案の定ガッチャンガッチャン外すわ、上の棚開けて荷物下ろすわ、CAさんが「消えるまで座ってて❗️」と叫ぶわで、こ、ここは幼稚園ですか状態だった。
国際線とかなら違うのかもしれないけど、やばめかな❓という感じなので、今後は私は多分マイル発券の時は、マイルがもったいないのでこちらの航空会社は使わないと思います。
(自腹で乗るなら安い方がいいから使う…かも❓)
空港からブリュッセル中央駅に電車で移動して、
5年前にもきたブリュッセルの街に降り立ったのですが、なんか前より治安が悪い感じがする。
元々駅前で「マダーム、お金をください」的な人がいる時もあったけど、道を選んで歩かないと、駅から徒歩10分程度のホテルでもちょっと危ない感じがした。
とりあえず前も泊まったホテルにチェックイン。
すぐさまグランプラスのライトアップを見に行くも、
なんとなく伝わりますでしょうか、22時前なのですが、一人で歩いているとけっこう不安になりました。
おもむろにダウンジャケットのフードを目深にかぶり、ノンストップでグランプラスに移動。
ちなみにこれは、帰り道で前に女性グループが歩いていたのでなんとか余裕が生まれて写真に撮ったのですが、行きは誰も歩いていなかったので(そしてそんな中、たまーにポツンと人が立ってるという恐怖)、カメラやスマホは一切出さずに歩いています。
人の多い商店街や、
グランプラスだけはなんとか不安もなく写真は撮れるけど、
一歩外に出るとお店も閉まってて、人も歩いていない感じなのでもう、うぅぅぅ、めっちゃ怖かった〜。
というあれでホテルのお部屋で、フィレンツェの帰りにもらって帰ってきたビスコッティ非常食と、日本から持ってきたわかめスープで晩ごはん。
ちなみにこのブリュッセルのホテルの1泊のお値段と、ローマの3泊のお値段、ほぼ一緒でした。
ブリュッセル、ホテル高っかい❗️
でもまぁ、前泊まった時はお部屋キレイでグランプラスに近くてよかったし…
と思っていたら、「クシュン❗️」と、隣の部屋でクシャミをする声が聞こえてきた。
(その後もずっと隣の部屋の音が聞こえてきた)
あ、あれ、この部屋こんなに壁薄かったかな…、でももう面倒だ、変な音が聞こえるわけでもないし、このまま寝よ…
などと思いつつ寝る準備をしていたら、つけっぱなしのTVから「本日ユーロスターがストでほぼ全便欠航」というニュースが流れてきた。
ま、まじかぁぁぁぁ❗️
明日の昼のユーロスターでロンドンに移動して、ロンドンから羽田に行く飛行機で帰国なのですけど❗️
(ユーロスターに乗れないと、帰国便に乗れない、つまり日本に帰れない)
あぁ、人を呪わば穴ふたつ…。
今回の旅行で一番つらい1日であった。
帰国のピンチ❗️
つづく。