興奮のボルゲーゼ美術館を終え、空港移動までの時間でローマ街歩きです。
まだ行けていなかったところをふらりと歩くか、という感じで、スペイン広場と真実の口へ向かうことに。
ちなみにネタバレですが、こちらがこれから歩くマップ。
上にあるボルゲーゼ美術館から、公園を抜けてスペイン広場へ。
公園を抜けたところが高台になっていて、めちゃんこ眺めが良かった。
右の奥に見えるのがバチカンのクーポラかと思われます。ローマ一望である。
スペイン広場の上にある教会に到着。
この階段はスペイン広場の階段じゃなくて、この教会に入るための階段。
階段の下では何人かが赤い薔薇を売っていて、そのひとつがここにお供えされてた。
(赤い薔薇を教会にお供えする風習があったような気がします、ローマらしくていいねぇ。)
坂の上の教会から階段を降りるとスペイン広場。
白いクリスマスツリーがきれいである。
こんなかんじ。
ツリーの上のバルコニーからスペイン広場を見るとこんな感じ。
さすが世界有数の観光地ゆえ、めちゃ混んどる。
…そして、ここでこの旅で初の辛い出来事があった。
(私は普段あまり旅で辛い思いはせず、旅行運はラッキーな方だと自負しておる。いい人❗️と思う事が多い、が、世の中そううまくばかりはいかないものである)
バルコニーには遠足的な小学生男子集団30人ほどがたむろっていたのですが、気にせず混ざってバルコニー最前列からこの写真を撮っていたら、何かが私の肩に当たって落ちた。
「何かしら?」と思い、ふと足元を見ると、使い終わったジェラートのスプーンがポトリと落ちていたという。
その場をこの目で見ていたわけでは無いので想像なので間違ってたらさーせん、えーと、集団でしかイジメの出来ないうんこなタイプのお子様達が、一人旅のアジア人の女性(弱者だ❗️かよわい女性になんてことを❗️)にゴミ投げてきたな❓という状況かと思われます。
気づいたけど特にこれと言って何をするでもなく、バルコニーから天に向かって
このゴミを投げてきたうんこちゃんのこれからの長い人生が悪魔に魅入られ破滅の道を歩みますように…、呪われろ❗️❗️
…と、祈っておきました。アーメン。祈り先ちゃうか❓
階段の下から、ゴルペルグループの方の楽しげな歌声が聞こえてきた。
「Oh Happy Day」とか一緒に歌いつつノリノリしてしまった。楽しい❗️
いやー、「天使にラブソングを2」とか大好きでDVD買って持ってて良かったわ〜、いろんな曲がわかる❗️
…と、楽しんだのちにランチだランチだ❗️というあれで、パンテオン近くのパスタ屋さんへ。
こんな小洒落たお店に入ろうかな〜とメニューのお値段チェックをしていたら、気の良いウエイターさんが声をかけてきてくれたので無事入店。
水と、赤ワインと(いい盛りですな〜)、
アマトリチャーナをいただいた。
(パスタが少ないのではなく、皿がでかい)
おおお、ベーコン?なんかちょっと普通のとは違うベーコン的な肉がうみゃい❗️赤ワインに合う❗️麺ももちもち生麺でうみゃいうみゃい❗️
その後、ぷらぷらとパンテオンを眺めたり、
小道をふらふら歩いたりしていたら、なんだかトイレに行きたい気持ちになってきたものの…そういえばトイレってどうやって探すの❓と思いつつ、こういう時は観光スポットで借りよ〜と考え、
「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」へ。
チケットを買って中に入って中のトイレでも借りるかと思ったら、なんと中に入るのに15ユーロくらいしてたので無料で回れる回廊でウロウロとトイレを探してなんとか発見。
しかしトイレ、男性トイレにおばちゃんが入って行ってて外で男性が苦笑しながら順番待ちしていたり、女子トイレ入ったはいいものの鍵がない❗️(あ、安全のため❓❗️)のでビクビクしつつ用を足したりして衝撃的ではあったが無事に使用可能でした。
意外ときれいで紙もあり水量も十分であった、よかった…。
トイレもすんで余裕ができたので、展望デッキから写真でも撮るかと思って撮っておいた。
遠くにコロッセオが写っておる。ローマすげーな〜。
その後、さらにまたてくてく歩いて、
真実の口のあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会へ。
口に手を突っ込み、写真を撮り、教会の売店で記念にキーホルダーを購入して終了。
そしたらなんともう時間が結構やばい。
あと1時間後には空港行きの電車に乗らないとけっこうギリギリである。
結構どころかかなりヤバイ状態。
しかしここ、地下鉄はぜんぜん無いので、とりあえず近くのバス停のちかくの売店でバスのチケットを買ってバスに乗って…とか考えていたのですが、売店が皆無である。
ぴー!!!!!
どうすべどうすべと歩いているうちに、またさっきの「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」近くの古代遺跡跡地にまできてしまった。
ここで一生懸命タクシーを止めようとするも、どの運転手さんも「No」って感じで手をフリフリ…。
く、空車がない❗️❗️
あぁぁぁ、やべぇぇぇぇぇ❗️❗️
…ということで、ここまできたら悩む時間がもったいないのでそんな時は「もう歩く❗️」
と決めて、一生懸命てくてくてくてくてくてくてくてくてく…と歩いたら、なんとかホテルにつきまして、急いで(お礼言いつつ)荷物を受け取り、すぐさま駅までダッシュ❗️
…し、なんとかギリ最終リミットの電車に乗れたのでした。
はぁぁぁぁぁぁー。
(そんな感じなので、このへんの写真はございません)
しかし、なんとか乗れたこの電車、空港到着がチェックイン締め切り10分前である。
まだまだ気を抜けないのであった。
つづく。