弁護士の仕事は
相談を聞いてアドバイスしたり
代理人となって
相手と交渉したり訴訟したり
というのがメインです。
相談を聞いてアドバイスしたり
代理人となって
相手と交渉したり訴訟したり
というのがメインです。
ただ、そういうのばかりではなく
さまざまな審議会や委員会の
委員に就任することがあります。
県、市町村、大学、社協
などから依頼されて
委員になります。
これまでいろいろな委員に
就任してきましたが
今日は、その1つ
これまでいろいろな委員に
就任してきましたが
今日は、その1つ
宮城県農地中間管理事業
評価委員会
をご紹介したいと思います。
漢字が16個も並ぶと
ものすごーく硬い感じしますね。
私は、現在
宮城県
農地中間管理事業
評価委員会
の委員をしています。
農地中間管理事業
どんな事業でしょう
宮城県
農地中間管理事業
評価委員会
の委員をしています。
農地中間管理事業
どんな事業でしょう
農地を
中間で
管理する
仕事
根拠法は
中間で
管理する
仕事
根拠法は
農地中間管理事業の
推進に関する法律
(平成26年3月1日施行)
(平成26年3月1日施行)
第1条に法の目的が書いてあります。
農地中間管理事業とは
- 農業経営の規模の拡大
- 農用地の集団化
- 農業への新規参入の促進
等によって
- 農用地の利用の効率化・
高度化の促進 - 農業の生産性の向上
を目指すものです。
現在、農家数は減少していて
担い手の人たちの高齢化も
担い手の人たちの高齢化も
進んでいます。
自分で農業をするのは難しいから
農地を貸したい出し手
農地を借りて
規模を拡大したい受け手
この出し手、受け手の
間を取り持つのが
農地中間管理機構
(農地集積バンク)。
農地中間管理機構が
農地所有者から農地を借り入れ
耕作者に貸す。
農地の中間的受け皿
となることから
中間管理
という言葉になったのかな?
宮城県では
みやぎ農業振興公社が
農地中間管理機構の役割を担い
業務を行っています。
農作業には効率が大事。
耕作地が点々と離れていたら
作業効率が悪いことは明々白々。
集約化されれば
作業効率が悪いことは明々白々。
集約化されれば
作業効率も生産性も
アップします。
アップします。
機構は、担い手ごとに
農地の集約を図りながら
出し手と受け手を
出し手と受け手を
マッチングしていました。
また、受け手からすると
複数の出し手から借りる場合
複数人と契約手続きを行い
賃料の支払いをするのは煩雑です。
機構が間に入ると
そのような煩雑な事務を
やってもらえるので
本来の農業に専念できます。
ただ、2023年に法改正がありまして
貸し借りに機構は関わりますが
今後は、機構のマッチングではなく
・地元の農業者等による話し合い
・話し合いにより策定される地域計画
・話し合いにより策定される地域計画
に基づいて農地の集約が
進められることになりました。
宮城県は
平成26年(2014年)から10年間で
農地の9割を担い手に集約する
という目標を掲げていますが
集積率(※)は
2023年3月末時点で62.4%
集積率(※)は
2023年3月末時点で62.4%
※集積率
担い手の集積面積を耕地面積で除した率。
宮城県は耕作面積が129,600ha。
このうち90%116,640haを
担い手に集積するという目標。
担い手とは
認定農業者、特定農業法人など。
全国平均は59.5%。
担い手の集積面積を耕地面積で除した率。
宮城県は耕作面積が129,600ha。
このうち90%116,640haを
担い手に集積するという目標。
担い手とは
認定農業者、特定農業法人など。
全国平均は59.5%。
平均は上回っていて
宮城県は全国10位とのこと。
米どころの東北地域として
90%の集積を目標としている
そうなのですが
90%はなかなか難しいですなあ。
90%の集積を目標としている
そうなのですが
90%はなかなか難しいですなあ。
で、話し戻しますが、私は
宮城県
農地中間管理事業
評価委員会
の委員をしています。
これまで書いてきた事業の
評価をするのが仕事です。
宮城県
農地中間管理事業
評価委員会
の委員をしています。
これまで書いてきた事業の
評価をするのが仕事です。
今週、委員会がありましたが
機構や宮城県の方の
機構や宮城県の方の
話を聞いていると
宮城県・日本の農業のため
いろいろな方が関わり
宮城県・日本の農業のため
いろいろな方が関わり
尽力なさっていることが
わかります。
農業者の方々のみならず
市町村
農業委員会
農協
土地改良区 などなど
農業に携わる人たちが関わり
農業委員会
農協
土地改良区 などなど
農業に携わる人たちが関わり
進められている事業です。
生きるため、健康を維持するため
安全安心でおいしい食物は
欠かせません。
また、飲食は他人との
楽しいコミュニケーションの時間
にもなります。
どうやって
農業・農地を守り
盛り立てていくか
他人事ではありません。
食べることも料理することも
好きな私としては
この会議の時間は
農業の現状を知り
農業について考える
大切な時間になっています。
あと、最近思うのは
すべての人/ものごとが
どこかでつながっている
ということ。
すべての人/ものごとが
どこかでつながっている
ということ。
農家の人たちが
農業ができているのは
機構が間に入って
農地を借りられたから
かもしれません。
そのほか、農業している中で
市町村の人たち(話し合いの場)
県や農協の人たち(営農指導)
肥料会社の人たち
天気予報の会社の人たち
農機具の販売会社の人たち
IT会社の人たち(農作物の管理)
とも関わり出てくるかと。
農産物を市場に運ぶ
運送会社の人たち。
農産物を使ってレストランで
料理を提供するシェフ。
レストランで働く人たち。
レストランで料理を楽しむ人たち。
農産物を加工して商品を作る人たち。
農産物がうまく育つには
環境が大事と思いますが
環境保全のため動いている人たち。
というように考え出すと
人/ものごとの循環が途切れません。
こうやって考えていくと
全世界の人たちと
つながれるんじゃないかな
と会議の最中
のんきに考えている私でした。
ほかにも様々な委員をしているので
別の機会に紹介したいです
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