11月13日
★セルギエフ・ポサード★
今日は朝からモスクワ郊外にある町にやって来ました。
セルギエフ・ポサード駅。
小さなパン屋さんやお菓子屋さん。
駅の近くにあったバスターミナル。帰りはバスにしてみようかな?
大通りに出たら、もう目的地が見えてきました。
敷地内に入ったようです。駅から歩いて10分くらいでしょうか。
大聖堂までの道のりには雪もチラホラ。
ウスペンスキエ門。ここから入ります。
思わず見とれてしまう天井や壁に描かれたものたち。
コレ!この青×星柄のたまねぎを見たかった!
ウスペンスキー大聖堂。1585年完成。金色とのコントラストが完璧です。
内部は荘厳、の一言。信者の方が真剣にお祈りを捧げていました。
さっきまで外で騒いでいた中国人グループもガイドさんに促されてお祈りの仕方を教わって懸命に真似していたのが微笑ましかったです。もちろん私もアジア顔を生かして?交じってみます。
鐘楼。
鐘楼の前から。
可愛いテーマパークのような見た目で観光客もものすごく多いのですが、修道女さんがたくさん歩いていたり、真剣に祈りを捧げる人の多さに驚きます。
トロイツキー聖堂。
トラーペズナヤ。博物館?と思い中に入ると・・・
なんじゃこりゃー!!元々食堂ホールだったらしいです。
17世紀当時、ロシア最大規模の室内空間であったとか。
立派な宮殿にでもやってきた気分・・・。
小腹が減ったのでカフェで休憩。
カブーリカ、という黒糖蒸しパンのようなおやつ。修道院で作られるお菓子なんだそう。
甘くて食べ応え満点でした。
このカフェを出て、通りかかったご夫婦に「どこから来たの?」と話しかけられ会話がスタート。下手なロシア語と英語とボディーランゲージでごちゃまぜになった会話でしたが、お二人との会話でほのぼのした気持ちに。
そうこうしていると、今まで曇り空だったのが、ぱ~と晴れてきました!!
やっぱり青空の下では美しさが際立ちますっっ
ロシアでは初めての青空。嬉しい!
乙女チックな外観がより映えます。
最終日にすごいご褒美を貰った気分!
笑顔が輝く修道女さんがいる宗教グッズ&土産物コーナーでポストカードを購入し、出発!
ロシアに来て、若い女性の店員さん(正確には修道女さんですが・・・)に優しい対応をされたのは初めてだったので感激しました(*´ω`*)モスクワでは、ホテルでもカフェでもほぼ100%若い女性は不愛想か、こちらをバカにしたような態度を取ってくるのです。店員と客、という関係がなくなればそんなことは全然ないのに、なぜか店に入ると嫌な思いをすることが多かったのです( ;∀;)
いちいちテーマパークのような可愛らしさ。
ウスペンスキエ門も青空の下でより輝くよう。
まわりには大型バスで乗り付ける中国人観光客が大量に。
敷地内にも中国語の表記がかなりあったので納得です。
道路に向かう途中にあった教会。
中にはプラトークをかぶった可愛いおばあちゃんが何人もいて嬉しくなりました。
たくさんプラトークが売られていた建物。
でもコレ!というものがなくて購入には至らず。
名残惜しいけど大聖堂ともお別れです。
今はこんなに平和な場所ですが、以前はモスクワを北東からの侵略者から守るための基地になっていたりしたんだそう。
ポーランド・リトアニア公国が侵攻してきた際には16か月も砲撃に耐えたというから驚きです。
大通りに戻ってきました。
大聖堂にはあんなに人がいたのに駅~大聖堂間を歩いている人は皆無という不思議。
静かな並木道。
駅前の銅像。レーニン!?でも台座を見ると違う人のよう。
駅前の売店。ここでホットチョコレートをテイクアウト。あまい~あったまる~
ホームには2つの電車が。
オレンジの方はピカピカ、青の方は行きに乗って来たのと同じ古い車両。
帰りはバスも検討していたのですが、オレンジの列車の方に乗ってみようかな・・・と思い駅の窓口で聞くと、なんと私の行きの切符は片道ではなく往復で購入されていることが判明。買う時にちゃんと伝わってなかったようです(^_^;)
もったいないので帰りもこのまま古い車両でモスクワを目指すことに(笑)
13時過ぎ、出発!
セルギエフポサードには2時間半くらいの滞在でした★
帰りの電車も行きと同じくやる気のない車内販売のパフォーマンスを横目に見ながらの旅路。
販売員に交じってミュージシャン?が歌とギターを披露したりする場面もあり帰りも興味深く眺めてしまいました。
今度は2時間近くかかってモスクワに到着です。