ここに住みたい!そんな街。 | スペイン巡礼

スペイン巡礼

普通のアラサー主婦がちょっと冒険する話。
好奇心だけを武器に勢いで旅立ちます。

2013年6月27日

巡礼後の観光 in マドリッド


朝起きたら昨日の夜手洗いしたデニムがすっかり乾いててびっくりした。
しかもカラッカラ。マドリッドの乾燥ハンパない!

フリーの朝食がオスタルにあったけど、朝9時から12時までっていう信じられない時間設定だったためパス。
大好きなチョコラテとチュロスを食べに行くことに。



おはよ~。グラン・ビア通り。


昨日の暑さが嘘のように寒い。歩いて体をあっためなくては。



カリャオ広場のあたり。



目的のお店に到着♪



やっぱり美味しい!

ここのチョコレートは濃厚なんだけど後味がすっきりしてて、信じられないことに私は飲み物無しで食べ切ってしまった。
腹ごしらえした後はお散歩の続き。



日陰は肌寒い。



スペイン広場。

後ろに見える高いビル、1948年完成当時はヨーロッパ一の高さだったらしい。
1948年って、、そんな時代からこんな建物があったの!?


ここでマドリッドで初めての観光客のグループに遭遇。
バルセロナでは歩いているだけで数えきれないくらい日本人のグループがいたけど、そういえば昨日はひと組も見なかった。
他の国からの観光客も、バルセロナに比べると圧倒的に少ない気がする。
ここで働いて、生活してる人とそこにお邪魔してるツーリストのバランスがとてもいいように感じるのだ。



久しぶりにお会いした団体さんたち。

スペイン広場を出た後はスペイン王宮へ。



見えてきた!



やっぱり大きいな。



王宮の隣の公園をうろうろ。緑がいっぱいで気持ち良かったな。

気がつけば王宮の見学開始を待つ人の行列ができていたので私も並ぶ。



となりの美術館も劣らぬ迫力。


10時になって開門。



こんなに広くてどうするの!?王宮の前の広場。あ、パレードとかするんかな?



のんびり見学。



中庭だったかな。ガードマンがいて入れなかったけど、写真はOKをもらえた。


王宮の中も想像通りの豪華さだった。写真禁止だったのが残念!

今のスペインの王様は別の場所に暮らしてるみたいなんだけど、今でも公式の行事にはこの王宮が使われるらしい。
あんな豪華な場所で行われる晩餐会は緊張するだろうなぁ。



広場から王宮の外を眺める。

この時は「マドリッドは緑が多いんだなぁ」なんて思ってたけど、どうやらこれはカンポ・デル・モーロという庭らしい。
庭の規模おかしくないですか?笑


王宮を出て適当に歩き回ってると、小綺麗なマーケット発見。



見た感じ観光客用?

中には食欲をそそられる食材がいっぱい。。



タパスや、


海鮮類。
街中のバールや市場だとカメラを遠慮してしまうけど、観光スポット化してくれると敷居が下がる。



なんだこりゃ。

珍しい海鮮類に見入っていると、同じく観光中のおばちゃんがひとつ食べさせてくれた。うまー!!
名前を教えてもらったのに、忘れてしまった!また食べたいな。
買った物をその場でワインと一緒に食べられる仕組みで、私も生牡蠣をひと皿いただきました。贅沢~っ



スイーツコーナーも充実!



美味しいものを食べた後はお土産選びスタート。
昨日の昼間に見つけてたスペインの伝統菓子のお店で買い物した後はデパートへ移動。



こういう街角は巡礼中に通過した小さな町や村を思い出す。


デパート『エル・コンテ・イングレス』ではがっつり2時間を費やした。この旅でこんなに思いっきり買い物したのはこれが最初で最後。
オスタルまでの帰り道が長くて仕方なかった。重い~っっビニール袋千切れそう。。


とりあえず一通り買い物して荷物を置いたらまたお散歩開始。
街の地図片手にホテルから街の中心の反対方向へ。
これが1、2時間は平気でウロウロできるくらい面白かった。


靴屋さんばっかりの通りがあったり、服屋が密集している通り、なぜかジャンク・フードばかりの広場、
見ているだけでも全然飽き ない。


ここで、人生初のゲイと思われるカップルに遭遇した。
絶対に間違いない。
2人が公共の場にふさわしくない行為をしていたというわけではないのだけど、なんというか、お互いにすごく恋してるー!っていう空気を纏っていてなんだかこっちまで切ない気持ちになってしまった。
マドリッドの町歩き、刺激的!

さらに街の北側に進むともう観光スポットは皆無の完全な生活圏内。
こうなるとカメラをバッグから取り出すのも気が引けるほどだ。
バルセロナではもう、どこに行っても観光客だらけだったのに対して、マドリッドは何て落ち着くんだろう。
正直ここにこのまま住んでもいいレベルの居心地の良さ。

さらに途中で立ち寄ったバールは大正解!



このオープンサンドがめちゃくちゃ美味しい!!

チーズ、甘い玉ねぎピューレの上にベリージャムっていう不思議な組み合わせがものすごくハマる。
あまりに美味しすぎてもう1回作ってもらったくらい。


ここでも店の外のテラス席で食べてたんだけど、この空間がなんとも言えず良かった。

バールの目の前の小さい公園で子ども達が自由に遊んでて、それを飲み物片手におしゃべりしながら見守る大人たち。
いや、見守るというよりは放置なんだけど、なんかその大らかな感じに「これがスペインなのかなぁ」なんて感じた。

マドリッドでは、このバールのテラス+小さな公園という組み合わせをちょく ちょく見かけた。なかなかいいんじゃない?
もういろんな道を歩きすぎて来た道もよくわからなかったけど、あっちこっちにウロウロしながらの気ままな散歩は楽しい。



賑やかな通りに戻ってきた。



テッペンの天使がカッコイイ。


最後は元宮殿だという展望台へ。
なぜか展望台とか屋根の上とか、高い場所に登りたくなる私。



あれかな?

おずおずと中に入ってみる。



高っ 内部は随分近代的。



吹き抜け。後から知ったがマドリッドの市役所らしい。


展望台に登りたいとお願いすると、次のオープンは19時だという。あと30分以上あるやないかっっ
それでもせっかくだからと思いチケットを買ってまた戻ってくることに。



レアル・マドリードの凱旋パレードの時はここと目の前のシベーレス広場が桧舞台になるらしい!



市役所の近くにあったこのお店!

日本では姿を消してしまったハーゲンダッツ・カフェではありませんかっっ
これは入らなくてはなるまいっ



美味しかったー。日本でも復活してくれたらいいのに!


それにしても食べてばっかの一日だな。笑


ハーゲンダッツを出て急いで市役所へ戻ると、職員さんが私含め5人くらいのグループを展望台に案内してくれた。

ここからの眺めは面白いっ





展望台といいつつ、まわりの建物と高さの差がそんなにないから雰囲気がわかりやすい。



広いロータリーを大量の車とバスがスムーズに行き交う様子は見ていてハラハラするけど、これが実に上手くできているようでキレイに車が掃けていく。


一瞬日本で待っている憂鬱な出来事が思い浮かんで気分が重くなったけど、ぼんやり景色を眺めてると何か頑張れるかもって気がしてきた。
マドリッドの展望に元気をもらって出発。



街歩きを終えるのが惜しい!
もうクタクタになる限界まで歩いた。


宿への帰り道の適当なお店で機内に持ち込めるサイズのキャリーケースを購入。
お土産買いすぎて絶対ザックに入らんけんね。
家に送ってしまおうか悩んだけど、送料よりキャリーケースの方がだいぶ安いしすぐにみんなに配れる♪


部屋に戻って早速荷造りをしたらなんとか全部入りそうでひと安心。それどころか「このケース、まだ入りそう…」と思うとZARA以降諦めていた服をどうしても買いたくなった。笑

マドリッドの街では夏のバーゲンが始まっていて、どこもかしこも私の購買意欲を刺激しまくっていたのだ。日本で買うより安いか らね、と自分に言い聞かせて閉店間近の店を2.3軒まわりパパッと買い物。
スペインでは日本みたいに流行!流行!って感じじゃなくてスタンダードな型や柄の服が揃ってるから助かる。最近地元の街を歩いてても自分にどんな服が似合うのかよく分からなくなってきていた私には本当にあり難い。
もう、本当に満足だ。


危険な空気漂うオスタルの通りを一気に通り抜け部屋へ。
部屋からなんとなく通りを見下ろしたら、昨日客引きしてたものすごい露出の女性がいて声が聞こえてきた。
あ、男だったんだ。。。一緒に話してるもう一人もたぶん、そうだ。
この一帯はどうなってんだ。笑

昨日も書いたけど、本当にメインの通りから一本入っただけなのだ。
マ ドリッド、面白い!



明日は機上の人です。






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