2013年6月26日
巡礼後の観光 in バルセロナ→マドリッド
朝起きて、まず向ったのは昨日の夕方に立ち寄ったボケリア(市場)。
あのビタミンたっぷりのフルーツジュースをお共に豪華な朝食にするのだ♪
ボケリアはまだ開店準備中。
それでも絞りたてのベリージュースをゲット♪美味しかった!そして安かった。
ボケリアの近くに泊ってて良かった~。
今日は美味しいもの満載だったバルセロナを離れて、マドリードへ向かう日。
サンツ駅に移動すると、スペインの新幹線・アベに乗るには飛行機のような荷物検査、チケットチェックが待っていた。ここでまさかの事態!
2日前に私が予約してあった列車は6月26日のものではなく7月28日のだった!!
ボケ過ぎ!急いで新しいチケットに変更。バカバカ~っ(´Д` )
ようやく落ち着き、なんかお菓子でも、、と思ったらちっちゃいポテチが1.8ユーロ、水が2.2ユーロもする驚愕の値段設定。
びっくりした。空港以上やん!街中と比べたら3倍くらいはしてるのでは・・・
えぇ・・・と私が戸惑ってる前で、日本人カップルが「全部美味しそうだね~!」ってどんどんカゴに商品を入れてて固まってしまった。
10時過ぎに駅を出発し、カステーリャの土地をかっ飛ばす。時速300キロくらい出てるらしい。
巡礼のときは時速3キロくらいだったから、100倍のスピードですか。
『世界の車窓から』風に。
荒涼とした大地の中の緑は砂漠の中のオアシスのようですね。
おや、風車です。
乗客を乗せた列車はのどかな風景の中を進みます。
3時間程で列車はスペインの首都、マドリッドへ到着しました。
旅人たちはここからまた新たな刺激を求め歩き出します。~end~
AVEは1列3席のゆったり設計。すごく綺麗だし快適。
お昼に車内のカフェでボカディージョを注文すると、予想以上に大きくて美味しい一品で大満足。駅で買い物を諦めたことを後悔せずに済んだなσ(^_^;)
今日お世話になった列車。
近代的な雰囲気のマドリッド・アトーチャ駅。
地下鉄に乗り換えて昨夜ネットで予約しておいた宿へ。
私としては珍しいことに、初めての街にも関わらずスムーズにオスタルに到着。
レセプションで買い物エリアを教えてもらい、地図と地下鉄マップをゲット。今回のオスタルの人もとても感じがいい。良かった!
清潔感のあるいい感じの部屋。
タオルの上にキャンディーがのってるのが可愛かった。
荷物を置いた後は街の中心と思われるエリアを散歩。
プエルタ・デル・ソル。『太陽の門』という名の広場。にぎやかで楽しい。
青と白がオシャレ!
少し肌寒かったバルセロナに比べ、マドリッドは暑い!
バルセロナは最高気温が25度くらいだったのに、ここは30度。
でも全然嫌な暑さじゃなくて、気持ちいい。
ずっと外にいたくなる。
お土産を買う予定のデパート『エル・コンテ・イングレス』が近くにあったので下見へ。
一通りここで揃いそうでひと安心。
マヨール広場。ここのツーリスト・オフィスに日本語の観光ガイドがあったのでゲット!
絵描きさんがいっぱい。
通りの雰囲気がとにかくイイ。
途中のケーキ屋さんでテイクアウト。うまーっっ
一度宿に戻り、シエスタの時間が終わる頃また観光開始。
マドリッドには世界三大?美術館のひとつ、プラド美術館やピカソのゲルニカがあるソフィア美術センターなど、有名な美術館がいくつもあるのだけど、
私がどうしても行きたかったのはホアキン・ソローリャの美術館。
ガイドブックに小さく載っていた海辺の絵がとても素敵で、この人の他の絵も見てみたくなったのだ。
19世紀に実際に生活していた邸宅を使ったこの美術館はエントランスまでのアプローチもとっても素敵だった。
到着!
素敵。。ベンチで休憩してる人も。
この向こうが入口。
大きい荷物はロッカーに預けるものの、なんと館内の写真撮影は自由とのこと。ラッキー!
中庭に面した通路。
ソローリャのアトリエ。天井が高くて広々した空間に画がたくさんっ
所々に置いてある調度品も可愛かった!
所狭しと絵が飾られていて、いくらでも時間が費やせる。
最初は重い雰囲気の油絵だったけど、進んでいくにつれ明るい色彩の絵になっていき、私の目的の絵も発見!やっぱり良かったっっっ
ソローリャはスペインの海辺での絵が多くて、そのどれもが最高に私好み。
太陽の光とか、空気感、柔らかくて優しい色合いも好きだった。
特に好き!
海辺で生活する人や、砂浜で思い思いの時間を過ごす人たちの絵。
私が偶然流れ着いた(笑)ア・コルーニャの海岸の絵もあって。
スペイン国内のあちこちの様子が描かれてて、バレンシア、サンセバスチャン、マヨルカ…どれも私が行ってみたい場所ばかり。
たった3ユーロでスペイン周遊の気分が味わえました。
いつか実際に行ってこの目で見るぞー。
大満足で美術館を出たあとはスーパーで夕食の買い物。
私の好きなチーズがそこになくて3つもスーパーを廻ってしまった。
これ!
柔らかくってマイルドでバケッドに超合う。ジャムとの相性も抜群。
チーズは持って帰れないからスペインにいる間に思いっきり食べるって決めてるのだ。
隣のチョコレートも巡礼中に大好きになったメーカー『リンツ』のもの。このチョコのおかげでオレンジピールとチョコのコンビにハマった。
昼間からなんとなく気づいてたけど、私のオスタルのある通りの雰囲気があまり良くない。
賑やかな街の中心、グラン・ビアの通りを一本入っただけなのに、全くガラっと雰囲気が変わるのだ。
夕方スーパー巡りを終えて戻ると、かなり怖い感じになっていてドキドキした。
路上では明らかにガラの悪い男の人たちが睨みを きかし、異常に露出度の高い女性たちが何やら客引きをしている。
バールの客層も、確実に観光客はいない雰囲気だ。
まだ明るい時間だけどもう外出はやめておこう。
明日は観光も最終日。がっつり歩いて買い物もしなくては!
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