Redecilla del Camino → Villafranca Montes de Oca 24.8km
昨日食べたピザのせいか昨晩はやたらと喉がかわいて仕方なかった。
塩分とりすぎ注意。
7時、アルベルゲ出発。
今日の天気は期待できそう！
1時間くらい歩いたところで次の村に到着。
いい感じの休憩スポット。
雲が広がっているけど、時々さす光がうれしい。
もうついつい立ち止まって写真を撮ってしまう。
今日の空は最高！って思う瞬間って私は日常生活でもよくある。
でもわざわざ写真にとったりすることって滅多にない。
普段カメラ持ち歩くことってあんまりないし、そんな心の余裕もなかったのかな。
でもこの旅の間はたっぷり時間があるから、写真に残したいと思えばいくらでも撮れる。幸せだな～
ほんの１年くらい前までは写真なんてそんなに興味なかったけど、今のカメラを買ってからはすっかり旅の相棒。
旅の道連れアンドレアも私と同じく写真大好き。何でもパシャパシャ撮っている。
お互いに写真のために立ち止まる回数が多いから
歩くスピードが違っても巡礼のペースが似ているのかもしれない。
２時間くらい歩いたところの村の教会。
アンドレアいわく、“ベリービックバード“の家らしい。
教会の屋根によくでかい巣をこしらえているのを見た。
めずらしく中に入れたと思ったら昨日に引き続きシュールなものが。
なんか日本のどっかの街角の風景にもありそうな気もする。
有名人のかな？
小さくオリンピックの五輪が見える。
妙にいかついイラストの壁たちに見送られ村を出る。
曇りがちだった空も快晴に。
よっしゃ！
テンションは急上昇♩
民家も電線もなくなってひたすら歩くのみ。
毎日毎日似たような景色のはずなのに、同じに見えなかった。
飽きることもなく、きれいだきれいだと繰り返していたように思う。
ぐんぐん歩いてふと視線をそらすと、、、、
ん？
なんか岩の建物？みたいなのが！！
カメラめっちゃズーーーーム！！
なんかわからんけどかっこえー！！
※地図には『Ｅｒｍｉｔａ Virgen de la Pena』とある。
帰国後調べてみたところこれは岩でできた教会で中には礼拝堂があるらしい。
スペイン南部にも同じ名前の名所があるようで、そちらの方が有名そうで検索にひっかかるが別物。
途中また小さな村を通り抜ける。
ここの教会もまた素敵な場所にあった。
緑と黄色のグラデーションの中を進む。
てるてる坊主ってスペインにもあるんや！笑
天気のいい日はこんな永遠のような道も短く感じるもの。
25kmもの道のりだったけど１時半には目的の村に到着。
ストップするには少し早いけど次の村は12キロも先。ここでストップだ。
ビジャフランカ・モンテ・デ・・・なんかの呪文か？
今日は一部屋に３０人という大部屋。
でもベットとベットの間は広いし明るくていい雰囲気。
この村の公営アルベルゲはオスピタレイラのおばちゃんがとってもきれい好き。
いつ見かけてもシャワールームや共有スペースを掃除してくれていた。
こういう人たちの助けがあって巡礼ができるんだな。
ムチャグラシアス！！
洗濯を済ませたあとはアルベルゲの裏庭でのんびり。
その後買い物にでもいこうかな～と支度をしていると、チュンが！！
彼は昨日私たちより４キロ手前の村に泊まっていたはずだから今日は３０キロ近く歩いたことになる。やるな～！
夕方からは恒例の散歩。
高台からの眺めも最高♪
スーパーで明日のパンやおやつを買ってアルベルゲへ戻ると、顔見知りのイタリアのおばあちゃん、エレアーナが同じ部屋にいた。
ねえねえ、これJapanのでしょ？？
って持ってきてくれたのは・・・
ドラえもん！！
どうやらビン詰めのチョコ。
こんなところにもいらっしゃいましたか！！
いやー、うれしいですな♪
この日はありがたいことにアンドレアと一緒にエレアーナお手製の夕食をご馳走に。
美味しかったー！！
グラッツェ！！
夕食のあともエレアーナと過ごしていると彼女がジャケットを取り出して、ここに名前を書いて！って。
友達になった人に国と名前を書いてもらっているようだった。
アルファベットで書いた横に、漢字でも名前を書くと随分喜んでもらえたようで私も嬉しかった。
彼女は毎晩日記をつけていて、傍らにはいつも旦那さんの写真が。
旦那さんは亡くなってしまったんだけど、いつも見守ってくれていてこの日記は旦那さんにあてた手紙なんだよって。
エレアーナは私が抱く『イタリアのおばあちゃん』のイメージそのままのパワフルで太陽のような人。
料理も最高に上手だし、彼女のような人にこんなにおもわれている旦那サマはなんて幸せ者なんだろう。
私もこんな妻になりたいものだ。
って…ひとりでここに来てる時点でなんか違うか(￣▽￣)！！
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