『家に猫がたくさんいて困っている』
ある日の相談電話です。
『ああ、、また高齢者の多頭かな」
などと思いながら話を聞いているとどうやらいつものパターンとは違うようです。
「一緒に暮らしていたお祖父ちゃんが亡くなり、猫がたくさんいるんです。」とのこと。
まずは視察に出向くことにして電話を終えてすぐに日程を決めて千歳市まで出向きました。
んん?みんなおっきいね〜
人馴れしている子達が多く、ちょっぴり安心😮💨
お爺さんが急逝された後、お孫さんは猫達の世話まではできなかったのが見て取れました。
とにかく糞尿をどうにかしてあげたいです。
これで人間にも健康被害が出てしまいます。
この猫はかなり体調が悪そうです😢
立派な一軒家の中で猫たちは自由に過ごしています。
今まではしっかりお世話していたのもわかりました。
目視で15匹程の猫たちがいるのを確認しましたが、壁や床が糞尿で汚れはじめており、
《ああ、多頭飼育崩壊の始まりだな》と見てとれます。
飼い主は一緒に暮らしていたお祖父ちゃん。
まだお若い相談者さんは、「昔から当たり前のようにたくさんの猫たちと暮らして来たけれど、
自分は片付けや掃除も苦手で猫の面倒までは見続けられないです」とのこと。
まだ20代前半の青年に、多くの猫を引き継いで貰うのは酷でしかありません。
今回の件は、市役所と保健所にも相談をしていたのですが、どちらも取り合ってくれなかったとの事。
家族をなくされた若い方を突き放すだけで良いのでしょうか。
行政・福祉関連の皆さん、制度はあるかもしれませんがもう少し耳を傾けて寄り添い解決出来る道を作れませんか?
未来ある若者が路頭に迷ってしまってよいのでしょうか。
そして、糞尿掃除と言えば、ツキネコでしょう
先日猫の捕獲と清掃作業をしにスタッフ・ボランティアさんで行って来ました。
あんなに慣れていた猫達もいざ捕獲となると逃げ惑います。
時間がないので捕獲と掃除を一緒にせざるをえませんでした。
ボランティアさん達は大量の糞尿掃除から、台所掃除まで
黙々とこなしてくれます。
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