某日。
レスキュー現場に一気にたくさんの人が入ったので、猫達もいっせいに逃げ出しました。家具や猫の糞尿が大量にあり捕獲するのが大変そうなので、ある程度掃除することになり段取りをして向かいました。
ツキネコ美装部⁉️は完全武装で。
この日、急遽だったにも関わらず行政関係者の皆さんもお掃除に駆けつけてくださいました。
これは本当に嬉しかったです。
元々、飼い主さんからの相談を受けて行政指導も何度もしていたそうですが解決の道筋がなかなか見出せなかったようです。
実は、私が飼い主さんから相談を受けた際も
ここまでの状況になっているとは思わず
二の足を踏んでいたことも事実です。
気持ちの連携が取れないまま日々が過ぎていき、
コロナ禍の中、
その他の膨大な相談案件に走り回っていて、
この相談者のことは心の片隅に追いやられていたのです。
最終的に動き出したのは、アパート管理の担当者さんからの連絡でした(当団体の里親さん)
そして、近隣の住民Sさんの諦めない必死のSOSだったのです。
『誰か助けて!』
『猫達が生きているのか?』
とにかくありとあらゆるところに、SOSを発信し続けたのです。
その間には窓からベランダ越しに出てきている猫達に餌を与え続けたそうです。
この度やっと、レスキューの一歩を踏み出すことができました。
Sさんも安堵の表情を浮かべていました。
自分達でも掃除を始めていたので、一部床が見えていました。
ただ、ベットや椅子の下に潜り込む猫達。
捕獲は困難を極めました。
行政の担当職員さん
ありがとうございました‼︎
動きます。
私はとにかく虫が気になっていたので、
ジェット式のスプレーをかけまくり
酸欠に。
網戸もない為、窓もあまり開けられず😰
臭い、汚い、暑い、中で必死の作業が続きます。
あっという間にゴミ袋の山が出来上がっていきます。
ツキネコスタッフもボランティアさんも
職員さんも
みんな
換気がない中、虫だらけの中
頑張ってくれました。
持ってきてよかった〜!!
前回、
糞尿にまみれた布団の下からレスキューした
子猫がいましたが、
まさかが起こりました!
あの布団の下でまだ子育てしていた親子が見つかったのです
ゴミの中に押し潰されないで本当によかった
逃げ惑う成猫達を私とジェイミーでたも網で捕獲していきます。
いつの間にかスキルアップしていて、どんな猫も捕まえることはできます。
本来はあまりたも網は使いたくないですが、この場所では致し方ありません。
猫の数は飼い主も把握できていないようで、20匹と思われた猫は30匹オーバー
一度での引き出しは無理と判断して、
用意したキャリーバック分だけにすることに、、、
連日の相談やレスキュー案件でで保護頭数が前代未聞の数になっています。
部屋の片隅に猫の遺骨がありました...
はじめはみんな普通の飼い主だったと思います。
ほんの小さなほころびがから、このような悪夢のような惨状になってしまうことを知ってほしいです。
飼い主を庇うわけではなく、このような現場をみるにつけ怒りより切なさが
なんとも言えない切なさが、
心をしめていくのです。
いつも、しつこく伝えて続けている
【適正飼育の徹底】を啓蒙するしかないんです!
今回は行政関係者も立ち会って頂けたので、全道各地に蠢くこの様な案件を解決できるシステム作りをしていきたいです。
それはそんなに簡単なことでは無いかもしれませんが、ツキネコ北海道がその一端を担える様に
努力していきたいと思います。
残りの猫達の引き出しと、ゴミの掃除を出来るだけお手伝いしていきたいと思います。
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