こんにちは
少し日が開きました、観劇記録!
今年の我が家の夏休みお楽しみ企画は
ライオンキングでした
夏休みお楽しみ企画と言えば
去年、リトルマーメイドを観に、北海道まではるばる(わざわざ?笑)行ったのが懐かしい
「昨日のことのように感じる…」と言いたいところですが、実際ははるか5年くらい前のことのような気持ちです。リトルマーメイドの四重唱が私の中ではMVPすぎて、また観たいしなんなら四重唱だけでもいいから聴かせてほしいです。
それまで観劇しにわざわざ遠くに行くと言う概念がなかったのですが、
北海道はとってもいいところで、
リトルマーメイドを差し引いてもとても良い旅行先でした
しかもわんこがいたら到底できないから
去年やっといて良かった!
しばらく飛行機使っての旅行はお預けかな…。
本当は娘を沖縄に連れて行ってあげたいけど…。
(物心つくギリ前には行ったのですが…本人は全く記憶になし!)
ワンコ大好きな義母が犬を預かりたいばかりに
やたらと旅行を推奨してくれますが
悪いけど、まだこの子を人に預けてまで出かけたいと思わないのよね…。
トイレの上に寝てるけど…
我が家ではすっかり犬の本能を失って
ヘソ天率90%。
と思いきや先日帰省した私の実家でもヘソ天率85%くらいでしたどこでも幸せにやっていくタイプの犬ですね…
さて、観劇記録です!
今回の観劇は、年明けに行ったライオンキングの雪辱戦でもありました。
こちらの観劇記録でも書きましたが、とあるメインキャストの調子が超絶悪く、消化不良を起こしてしまっていたので。
結論から言うと、
雪辱は晴らせましたよ。
でもそのキャストの歌の第一声を聞く時、
妙にハラハラしてしまって
こいつは大丈夫だろうな…?という疑いの眼差し…。結果大丈夫でしたけど!
もっと集中したかったので、雪辱とか言ってないで純粋に観に行きたいものでした。
お席は先行でゲットした執念の2列目!
私ごときが頑張ったところで
娘のリクエストの1列目は到底取れず、
でもめっちゃ近くて娘も大満足でした
役者さんの顔が本当によく見える!
感情移入しやすい席だなと思いました。
ただ、全体を観るにはなかなか難しく
娘がどうしても首を動かしてしまうので
途中で一度目配せしちゃいました
こうして前回観劇した時のキャストボードと見比べてみると、
プリンシパルキャストはハイエナさん1人をのぞいてほぼ一新されていますね。
アンサンブルも結構入れ替わってる…。実際、たった半年前に観たはずなのに、受けた印象も結構ガラッと変わっていました。
私、四季の俳優さんに全く詳しくなくて、
どの方がどのくらいベテランさんなのか、
とか全く分かりませんが、
前回のキャストさんの方が、若干歌うま揃いだったのかなー?という印象でした。
でも演技含め、というのと
前回から自分の中で色々と募るものもあり、
今回の方が心に響いてきたシーンが多かったです。
たとえばラフィキ役の福井麻起子さん。
最初なんとなく、前回の平田曜子さんのほうが
貫禄があったなぁという第一印象でした。
ラフィキはシシのシャーマンらしいのですが、
シャーマンとしての存在感は平田さんのほうが表現できているように感じて。
でも、観ていくうちに彼女の存在そのものがラフィキなように感じてきて、ほとんど意味分からないセリフなのですが、とにかく引き込まれる。
あと夏休みだからというのもあるけどラフィキが出てくるとうちの娘もそうですが小さい子どもたちの反応がすごいとにかく笑う。でもそのコミカルな仕草や客席の子どもたちを煽って笑わせるところから、急にシリアスなシーンに持ち込むところの切り替えが神すぎて。不思議と子どもたちもピタッと笑いを止めるんですよね。急に飲み込まれている感じ。劇場の空気を変える。
そしてそこまで観ていると、「前回のラフィキのが貫禄あったなぁ」なんて気持ちはすっかり消え失せて、福井さんラフィキの虜に。
そしてムファサ役の伊藤さんもとても素敵でした。これは完全に個人の好みだと思いますが、私は伊藤さんムファサが好きでした。
というのは、白倉さんのムファサの演技が少しくどく感じて…(個人の意見です)。どっこいしょってライオンの被り物置く時とかの一挙一動が、ちょっと気になったんですよね…。でもまぁ「百獣の王だしね」とも思い。あとは歌は白倉さんの方が好きだったかなと。
あと特筆したいのはスカー!
韓さんのスカーはとてつもなく素晴らしかったです。めっちゃ存在感のある悪役でした。歌ももちろん素晴らしかったのですが、セリフの言い方や間の取り方など、なんか只者じゃない感じがして…。
ただ娘は前回のスカーのほうが良かったって言ってたし、ほんと人それぞれ感じ方は違うなぁと。
あと個人的にティモン役の川島さん…。
なんか、ティモン顔??ってこういうこと?
と言いたくなるようなハマり役だった気がします。歌も演技も最高でした。
シンバは、
前回も今回も同じくらい素晴らしかったかなぁと思うのですが、歌は本当に甲乙つけ難く、ただ演技がやっぱり今回の島村さんに軍配が上がります。ちょっとお腹のお肉が乗ってたのが気になりましたけど…。
シンバの演技の素晴らしさと
ムファサの素晴らしさが相まって、
「お前の中で生きている」のリプライズ、
ストーリー云々ではなく、
もうとにかく空気がすごすぎて(語彙力
私としては珍しく、
もらい泣きでも、ストーリーに対してとかでもなんでもない、ただの名もなき涙が溢れてきて止まらなくなってしまいました。基本自分のことを血も涙もないクソ女だと思って生きているので、こんな涙も出てくるんだなと心が洗われたようでした。
そこからはフィナーレまで怒涛で、
楽しい時間はあっという間に終わってしまいました
我が家にしては、わりと短いスパンで同じ作品を観たので、ライオンキング元々全く知らなかった娘も作品の理解も深まったし(怖いと言って映画も何も観ていなかった)
とても良かったかなと思います。
劇団四季はキャストを事前に知って観劇するスタイルではないし、私もキャストめがけて行くほど劇団四季を分かっていないけれど、半年でこうもガラッと替わると思うと、いつ何を観ても新鮮な気持ちで観られるなぁとも思います。
いい加減四季のディズニー以外の作品にも行きたいのですが、全くタイミング合わず
横浜のオペラ座も結局行けなかったな…。どうせまだまだしばらくいるだろうと高を括っていました。
ちょっと、ここは本気でそろそろディズニー以外の四季、
娘にデビューさせてみたいなと思います!
そんなこと言っている割に、今年たくさんあった素敵なラインナップ、ぜーーーんぶ、見逃してる感否めませんけど