こんばんは
忘れた頃に観劇記録です
と言っても観劇日は7月。かなり前のことで下書きもメモも何もないので本当にざっくり、でも区切りとしてやっぱり記事には残しておきたいので半分諦めモードではありますが書いて行きたいと思います。
この日のキャストボードです。
ブログに載せることを意識して、まっすぐ撮ってみました✨(ドヤ
前の四季の観劇記録のキャストボードのナナメ加減が酷いです。↓
人に見せることを意識しているのとしていないのではこんなに違うのかという良い例ですね。
観劇日 2023年7月某日 昼公演
場所 東一丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)
座席 S1席1階7列×3席
費用 33,000円
グッズ プログラム、ハンカチ、ボールペン、トートバッグなどなど旅先につき、財布の紐緩みがち。(なんの記録だ
この日のチケットは、札幌アンコール公演の会員先行発売日にヨーイドンでログインして、よりどりみどりの座席から自分で選んで購入しました7列目、ドセンターです。
近すぎもせず、遠くもなく、
全体を観るには少し近いけど演者さんの表情をなによりも見たい娘にとっては最適な席でした。
キャストさんごとに、記憶の限り感想を書きたいと思います。
【アリエル役 若奈まりえさん】
アリエルといえば!
色々YouTubeなどで上がっている動画もアリエルは若奈さんアリエルが多い印象で、初めてリトルマーメイドを観劇する私たちにはこれ以上ないラッキー表情がとにかく豊かで、アリエルそのもの!一幕はずーっと宙に浮いているか、地面にいてもずーっと人魚のヒレを動かしていて、水の中の世界をキャストさんの誰よりも誠実に表現されていました。宙に浮きながらの歌唱力。色んな人が感想で書いていますが、すごすぎました。
一幕の割と序盤、「Part of your World」は言わずと知れたリトルマーメイドの代表的な歌ですが、そこまで気合が入っているように聴こえなかった。セーブしてるのかな?って最初は思ったんです。ただ歌い方が本当に可憐で、仕草や表情全てがディズニーワールドから出てきたお姫様そのもの。これだよこれ!私が見たかったアリエルは。と、少し前に観た映画版と心で比べてしまったのはここだけの話です。
で、この「Part of your World」を皮切りに、若奈さんの本領がメキメキと発揮されます。
話が進めば進むほど歌声にもパワーが感じられてとても素晴らしかった。
帰ってきてから、リトルマーメイドの世界から抜け出せずに色々YouTubeを観ていたら四季チャンネルでお稽古の動画を公開していて、この歌のことを監督なのか、演出なのかの人が話してたのを聞いたら若奈さんのあの歌い方に合点がいきました。
「これ欲しい?20個あるの」のところ、
20個もあって満ち足りているのではない、
ここにあるものは海の上の世界のほんの一部。
全然足りない、ここにいる自分に納得していないもどかしさ。それをこの歌で表しているらしいです。もっと幸せで満ち足りていて、でも海の上の世界にも憧れてる、そんな歌かと思っていたけど違うんですね。だから、私は知らなかったけれどこの後もっともっともーっと、若奈さんアリエルの見せ場と言えるシーンは山のようにありました。この歌はリトルマーメイドのメインテーマかと思っていたけど、ほんの一部にすぎなかったのです。
二幕、足が生えた後の自由に歩き回り飛び回るアリエルは本当に可愛かった。見ていてムフフと笑みが溢れてしまう感じ。
娘の顔をチラリと覗いたら、やっぱりムフフとなっていた。観る人を幸せにしてくれるアリエルでした。
ただ、人はないものねだりをしちゃいます。
プログラムにあるもう1人のアリエルが、前回観劇したアナ雪でアナを演じていらっしゃった三平さんでした。三平さんのアリエルも観てみたかったかも〜
【アースラ役 恒川愛さん】
いや、この方何者なんですか。
アースラですか?
すごすぎて、私なんか感想書くのも申し訳ないくらいド迫力アースラでした。
歌のお上手さはもちろんのこと、仕草や表情が素晴らしく恐ろしい(褒めてます
でもやっぱりなによりドスの効いた歌声が本当に今でも忘れられません。この方がアースラで良かった♡娘はなんならアリエルより強いインパクトを受けたような感じでしたよ。参考になりませんが夫も(以下略
【エリック役 玉木隆寛さん】
えっと、有名な方だそうです。エリックといえば!な方だそうです。
私は四季全然詳しくなく、存じ上げなかったのがお恥ずかしい
この方…エリックを演じるために生まれてこられたような王子然とした素敵なエリックでした。
最初出てきたとき、イケメンすぎて目がハートになったんですけど、イケメンすぎて3分で飽きる顔だなって思っちゃったんです(誰か殴って
でも3分見てたら、あまりにもエリックで…
飽きるどころか…。
私ここから、四季好きな方に本気で殴られることを覚悟で書きますけど、
四季って今まで良くも悪くも四季だなと思っていたというか、あまりに「正しい」ミュージカルを演じられてる印象で、、毎回素晴らしいと思うし感動するんですけど、それって「四季のミュージカルの素晴らしさ」に対してだったんです。
なんか今回のリトルマーメイドほど、「心」を感じたことがなかったんですよね。
いや、語弊がある。
アナ雪とか今まで観た四季を否定する訳ではなく…💦(語彙力降りてこーい
なんと言いますか、エリックがもうあまりにアリエルを好きすぎて、痛いくらい好きな気持ちが伝わってきて、それでもう私リトルマーメイドに撃ち抜かれちゃったんです。こんなのは四季では初めてだったんです。
でね、でねですよ、
ここで7列目ドセンターが効いてきて
エリックのアリエルへの痛すぎるくらいの愛がズッキューーーンって私に(おいいい加減黙れ
いや本当に。
すみません、興奮しました。
エリックについてはこの辺にしておきます。
キャストごとの感想はこの辺でやめます。
セバスチャンもフランダーもうみへびたちも、素晴らしかったし、アンサンブルキャストであるお姉様達についても書きたかったんですけど、、
それよりも、
一番書きたかったこと。
誰か!
リトルマーメイドの四重唱、素晴らしいってなんで誰も教えてくれなかったんですか!
アリエル
エリック
セバスチャン
パパ(トリトン)
この4人が、王子が花嫁を選ぶ前の夜にそれぞれの想いを馳せて歌うカルテットのシーンがあるのですが、これはもうエリザベートの一幕最後の三重唱に匹敵するほどのどえらい素晴らしさがあり、このシーンのせいで私は東京に帰ってもしばらくリトルマーメイドから抜け出せなくなってしまったわけです。で、今もこのことが書きたくて観劇記録を書いているわけです。
このシーンだけでもいいからもう一回観たいんですよねぇ。。
でもさすがにまた再び札幌に、というのは現実的ではないので、こうなるともうリトルマーメイド、11月に札幌での千秋楽が確定しましたので、早く東京に帰ってきて下さーーい。と祈りを込めて感想に変えさせて頂きます。
毎回言ってる気がしますが、
本当にこのリトルマーメイド、ベストメンバーの日に観劇できたんじゃないでしょうか
最高でした。今のところ私の四季ナンバーワンミュージカルはリトルマーメイドです!
書きそびれたけど、アンダーザシーなどセバスチャンや海の仲間達が活躍するナンバーや、二幕の絵本のようなセット、また映画版ではカットされていたシェフとセバスチャンの戦うシーンも最っ高でしたよ本当に幸せでした。
情緒不安定か!という支離滅裂かつ言いたい放題な感想を最後まで読んでくださったかた、いらっしゃったら本当にありがとうございました
娘にとっても忘れられない観劇体験になったようです。