長らくアメリカ生活で清貧生活を送ったのち日本に帰ってきて夢のマイホーム向かって試行錯誤、汗と涙の奮闘記録です。

都内で一級建築士と共に予算内に抑えてシンプルで美しいマイホームを建てました!

土地40坪 建坪32坪弱
2階リビング 2LDK
アラフォー夫婦+子
 
現在は都内でプチ田舎暮らしを満喫中

 

沖縄の瀬底にできたタイムシェア型ホテル「ザ・ビーチリゾート瀬底ヒルトンクラブ」に行ってきました。

 

全室オーシャンビューのスィートになっており、バルコニー付きの1-3ベッドルーム、リビングルーム、ダイニング、フルキッチンが完備されています。まるでデザイナーズ高級マンションの物件内覧会に来た気分ニコニコ

 

家づくりメンバーとしては、参考にしないわけにはいかないですよね!よだれ(もう家建てちゃったけど)

 

これぞまさに本当のホテル仕様びっくりマーク

 

ということで、ルームツアーを勝手にしてみたいと思いますニコニコ

(旅カテの方はホテルの記録としてご参考ください)

 

前回までの記事はこちら

 

 

 

 

 TODAY'S
 
ホテル仕様のキッチン

 

普通のホテルではキッチンはついていないのでホテル仕様のキッチンという言葉に違和感ありますが、フルキッチンが付いているホテルは日本では珍しいと思うので細かく解説できればなと思います。

 

日本の住宅に入っているシステムキッチンがそのまま入っているので、住宅展示場のキッチンを実際に使わせて貰って、使い心地を実感できた気分でした。

 

そのキッチンが、こちら指差し

 

 

システムキッチンのメーカーまではわからないのですが恐らく日本のメーカーです。仕様がまんま日本のシステムキッチンそのものなので、日本のものでまず間違いないでしょう。

 

海外のキッチンは使っている板の素材から違うし、キッチンの配置や家電(はめ込み式の電子レンジやオーブン)の収まり方、戸棚の作りも全く違うのですぐにわかります。

 

ごく一般的な日本のシステムキッチンを使っていますが、壁部分にバスルームと同じメインカラーのオレンジと珊瑚型のタイルがはめ込まれているので、普通のキッチンとは思えないインパクトがありますね。

 

最近の日本のちょっとお高いキッチンの流れとしては、グレーやブラック系の重厚感のあるキッチンがトレンドですが、棚板が明るい木目調を採用しているのは意外でした。

 

何故かなと考えたのですが、このホテルのベースカラーはグレーやブラック、メインカラーがオレンジ(黄色)なのですが、あくまでもここは沖縄のリゾートホテルなのでお部屋に明るく開放的な雰囲気は残しておきたいところ。

 

そこで床の色が明るめの木目調を取り入れているんですよね。ここをダークな色の床にしてしまうとアーバンスタイルな雰囲気になってしまうので、あえてこの色なのかなぁーと思うのですが、

 

(個人的には、この色味に若干違和感はあるのですが、ちょっと明るすぎるというか安っぽさがでません?※個人の感想です) 

 

この明るい木目調の床に合わせてお部屋全体の装飾(壁やインテリア)が全て同系色で統一されているので、キッチンパネルも同じ明るい木目調になったのかなと思います。

 

実は、前回のバスルームの記事を見て貰うとわかるのですが、バスルームもグレーのタイルにブラックの洗面台。そして収納棚はこの明るい木目調なんですよね。

 

恐らく同じ面材か、限りなく近い素材と色味で揃えていると思います。さすがのトータルバランス!

 

想像してみると確かに、この明るい床色に流行りの重厚感あるグレーブラックのキッチンを持ってきてしまうと、床の明るさが悪目立ちするというか、はっきり言って合わないですよね。

 

そんな明るめの木目調をキッチンの面材にもってきていますが、重厚感を残すためにキッチンカウンターはブラックの石を採用して高級感をだしています。そして収納棚の取手部分など、ところどころにブラックをもってくることでにデザイン性を高めているのは流石です。

 

個人的にフードレンジのブラック部分は同じ明るい木目を貼って欲しかったかな。日本の仕様で無理なのかな。

 

 

そして、キッチンの奥に目立たない様に冷蔵庫が配置されています。

冷蔵庫などの生活感があるものを隠すのは重要なポイントですね。

 

また冷蔵庫の上の空洞部分はちゃんと木目調の板でカバーされています。(じゃあ何故レンジフード上は貼らないのか、、)

 

 

そして冷蔵庫と向い合せた目の前のスペースは洗濯機スペースになっていました。日本では違和感ありますが、海外ではキッチンに洗濯機を持ってくるのは割とあるので納得の仕様です。(あのゴージャスなバスルームに生活感あふれる洗濯機置けないしね)

 

 

乾燥機付き洗濯機

 

洗濯機はシャープの縦型乾燥機付き洗濯機でした。

縦型の乾燥機能ってどうなんだろうと思っていましたが、意外にもしっかり乾くので驚きました。

海やプールで泳いだ後に水着を毎回すぐ洗濯できて乾燥までしてくれるので大活躍でした。

 

 

洗濯機のスペースには、ちゃんと扉がついているので目立ちません。

 

次にキッチン設備について、

 

備え付け食洗器

 

食洗機はもちろん付いており、リンナイの幅広の引き出しタイプでした。

 

普通の高級キッチンだと、ここはミーレの食洗器を入れるところなんだろうと思いますが、あくまでもリゾートホテルについているキッチンの食洗器なのでお部屋の中の重点ポイントは低めなことを考えるとお高いミーレではなく国産メーカーにしたのかな。

 

でも、リンナイ付けるなら前開きにすればいいのに何故?という疑問を感じつつ、幅広なので容量が凄そう!

 

 

と思っていたのですが、使ってみた感想としてう~ん・・・もやもや

 

幅が広いので、食器を沢山入れられると思いきや、仕切りの角度や長さや設置具合が微妙でいまいち・・・凝視食器が仕切りにフィットしないので、食器が物凄く入れにくい。食器を入れようとしても倒れてきてしまってしっかり収まらず、結局思うようにたくさん食器が入らない・・・

 

マイホームではパナソニックの深型を使っているので、上下2段で食器を入れるのですが、こちらは上段はないので、無駄に幅広いスペースがとられている割には収納量が全然なくて正直がっかりしました。

 

最初はマイホームに幅広タイプの食洗器を導入することを検討していましたが、実際に使ってみた結果辞めておいて良かったと答え合わせすることができました二重丸

 

 

備え付けオーブンレンジ

 

そして日本のキッチンには少し珍しい備え付け型のオーブンレンジがついていました。

備えつけのオーブンはマイホーム導入に検討していましたが、こちらはオーブンとレンジ機能の両方がついているので凄くスペースも節約できていいですね。

 

しかもキッチンの下側スペース(食洗器の隣)に設置されているので、生活感のでる家電を上手く隠すことができるし、キッチンカウンターの上に電子レンジを別で載せる必要もないのでいいですね。メーカーは三菱さんだったと思います。

 

オーブン機能は使いませんでしたが、電子レンジとして温めで活躍しました。使い勝手は普通です。

でも下の方に設置されているので、使うたびに毎回しゃがまないといけないのは少し億劫かも。

 

 

アメリカのキッチンではオーブンはデフォルトで備え付けのものが入っているのが一般的ですが、日本ではケーキやお菓子作りを良くする人か、七面鳥やローストチキンを作る人とかじゃないかぎり、そんなに大きな備え付けオーブンを設置する人は珍しいのではないかと思います。

 

オーブンよりもレンジの方を使う家庭の方が多いのでは?(私はそうです)

 

私はケーキ作り歴は長く、一応大学の頃からお教室に通ってお免除をいただいてるのでオーブンを使う機会は普通よりはまぁまぁあるのと、七面鳥焼きたいな!と思っていたので、マイホームに備え付けのオーブンを入れることも検討しました。

 

しかし備え付けオーブンを設置する場合に、オーブンが壊れると魚焼きグリルとコンロ部分まで全てを総買い替える必要があるそうでメンテナンス面が大変と聞いたのでマイホームでは採用しませんでした。

 

ちなみに、実家は巨大なBOSCHのオーブンを単体で入れていますが見た目は抜群にカッコイイですがケーキを焼く機能としてそこまで凄くいいかというと、焼くものや焼く時々によるので、一般的なオーブンレンジ(ビストロとか)よりも凄くいいとは言い切れない感じタラー

 

そして、デザイン性が高くてシンプルなボタン操作のため、とにかく使い方がわかりにくいタラー毎回、説明書の本を取り出して確認しないと私には全く使いこなせないです・・・

 

 

タッチレス水栓

 

インスタなどで大人気のタッチレス水栓!

コロナ化ではタッチレスがとても衛生的かつ便利と評判ですね。

みなさんがあまりにもおススメするので気になってはいました。

 

が、そもそもトイレの蓋が自動で空いたり閉まったり、流れたりも嫌なタイプで、自分のタイミングでやりたい派の私はタッチレス水栓についても懐疑的で結局マイホームで採用することはありませんでした。

 

理由としては、

 

出したいときに上手く反応しなくて水が出なかった時のイライラが心配

出て欲しくない時に、何かに反応して水が出てびちゃーってなるのが心配

毎回、自分の思う水量を調節して出したい。(ちょっとでいいときとか、どばーっと出したいときとか毎回出したい量が違くないですか?)

自分の思っている水量じゃなくて、いきなりドバーッてでて水がばしゃっと周りに飛び散ったりしないか心配

 

ここではINAXのタッチレス水栓が採用されていましたので、早速使ってみました!

 

 

実際に使ってみた感想として・・・・概ね想像通りでしたもやもや

 

使い方を理解できてなかったのもあると思いますが、

 

水を出したいのに上手く反応しなくて、水がでなくてイライラムカムカ ➡結局、手動で出す。

水を出そうと思っていないのに、何かに反応していきなり水がドバーガーン

水を出したいのに、いきなりお湯がでてきて??

水量が思っていたのと違い勢いがありすぎて跳ね上がってびちゃーもやもや

 

タッチレス水栓、私はやっぱり採用しなくてよかったと答え合わせできました二重丸

 

 

可動式吊戸棚

 

システムキッチンのショールームを見に行って感動した可動式の吊戸棚!

背の低い私には、上の収納棚が下まで降りてきてくれるなんて素晴らしい!と感激したものです。

 

マイホームでは減額調整の嵐でとても採用することはできなかったので、夢の可動式吊戸棚ラブラブ

と、ウキウキした気持ちで取っ手をもって下に引っ張ったのですが・・・・

 

 

結構・・・・重い!アセアセ

 

このキッチンは下の棚に食洗器、オーブンレンジが入っており、残りの棚は鍋や調理器具が入っていたため、必然的に食器類はこの吊戸棚に収納されていました。

 

それなりの量の食器が収まると、かなりの重量となり、力いっぱい取っ手を引っ張って下ろすので精一杯。

 

しかも使い方がおかしいのか、下の方に来た時にピタッと止まってくれず、取っ手を離すと戻ってしまう!?ので、片手で重い吊戸棚をプルプル持ちつつ、もう片方の手でお皿を取ると言う・・・たまに、カチッと止まる時もあるのですが、止まらない時も多く、どうしたらよかったのか。

 

更に、棚を下す度にお皿やグラスがガチガチ音が鳴るので毎回恐々と下ろしていました。

 

考えてみれば、一番使う食器類を敢えて取りにくい吊戸棚に置こうと思うことが間違ってますね。今回はホテルでキッチンスペースが限られているし、食器の数が限られているので、この収納場所で仕方ないと思いますが、マイホームでは吊戸棚に食器類を収納するのは現実的ではない。ということがわかりました。

 

もし自分が使うとしたら、ここは軽い食品類とか、ラップとか、そういうものを置くかな。

 

更に、この可動式吊戸棚を改めて見てみて思ったのですが、スペースに対して収納力がなさすぎですよね。

このくらいのスペースに本気で収納しようと思うと、4倍は物が入る空間ですが、上下の2つしかスペースがないので収納力がいまいちという・・・可動式にかけたコストを思うと、う~んもやもやという感じでした。

 

ここについても、あえて課金して付ける必要はなかったと答え合わせができました二重丸

 

 

収納

 

収納力はこんな感じで、ホテルで滞在する分の量としては十分でした。

 

 

 

 

家電、その他

 

トースターは定番のRussell Hobbsでした。

こちらは我が家も持っているの使用感は特に変わらず。

 

個人的にめちゃくちゃ試したかったBALMUDAの炊飯器!

しかし、残念ながらお米を持ってきていなかったので試せませんでした。泣

 

スーパーで一合だけとか小分けで売っていれば迷わず試したのですが、10kgからしか売っておらず、さすがに試すだけに買うことできず。残念でした。

 

 

そして、NESPRESSOのコーヒーメーカーとカプセルが設置されていました。

コーヒーは好きなだけ自由に飲めます。(使った分だけ補充されていく)

 

こちらのマシーンは後ろにお水を入れて珈琲を淹れるのですが、コーヒーではなくお茶を飲むときにもお水があっという間に沸くので使えて便利だなと思いました。

 

 

その他、大型のゴミ箱が設置されていましたが、KEYUCAのマットブラックのゴミ箱が採用されていました。

 

 

 

 

ホテル仕様のキッチン、いかがでしたでしょうか。

 

マイホームのキッチンに採用したかった機能が満載で大変勉強になりました。

 

カタログやショールームで見ると、あれも!これも!付けたいびっくりマークと思ってしまいがちですが、実際に使ってみるとイマイチだったり、「あれ?これ要らなくない?」と冷静になると気づくものもありますよね。

 

ショールームでは実際に使って調理したりすることはないので、こういうところで使用感を試せるのは凄く為になるかなと思いました。できれば、マイホーム建てる前に試してみたかった爆笑

 

是非、マイホーム作りの参考になればと思いますにっこり

 

 

 

 

ホテルライクなキッチンへ

 

細かい仕様が異なりますが、ホテルで採用していたのは、こちらかな。

キッチン面材に合わせてブラックの水栓になっているところがオシャレですね。

 

 

 

 

ホテルで採用されていたのは、こちらの炊飯器かな。

 

 

最新モデルはこちらのようです。

 

 

 

ホテルで採用されていたのは、こちらのタイプかな。

 

 

定番のポップアップトースター

デザインが可愛いですよね。

 

 

ホテルで採用されていたのは、この大型のゴミ箱

使いやすかったです。

 

 

 

個人的には、こちらのタイプのゴミ箱が秀逸ですよね!