寺内町燈路2023 終了と「道を歩かない人 歩いたあとが 道になる人」 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。







私にとって17年目の 寺内町燈路が
無事に終わった。

(今回は まったく
よその行灯の撮影に行けなかったので 
自分の所の写真だけで失礼🙏)




初めて古本と雑貨で参加した2006年には
駅近くの芦田書店さんの所で、
こじんまりと出店。

売れてくれるかなぁ?と心配だったあの日、
ある女性が
宮沢賢治の『貝の火』という
復刻版の本を買って下さったことを、
よくおぼえている。

今年、いつの間にか その女性も、
あの世の人となってしまわれた..。

去年も一昨年も
「〇〇ちゃん、しっかりしてるから、
大丈夫、大丈夫。」と、
母を亡くした私を励まして下さっていた。
(じつは しっかりしてないよ...涙)

私は たぶん記憶力が良いからこそ
(最近は落ちてきたけど...💦)
日常の中で ふっと
悲しみが心をよぎってしまう瞬間が、
他人より多いのかもしれない。






私の店の行灯は、毎年ずっと同じ。
芸術家・河井寛次郎さんの 言葉。




『道を 歩かない人
歩いたあとが 道になる人』


...学校を出て普通にOLでもして
普通に結婚をして子育てをして─という
一般的な 女性の人生コースの《道》を
歩んで来なかった私。

10代の時は、そんな一般的な道を生きる自分を想像することができなかった。
大きな夢ばかり見ていた...。

でも、世の中には、二足のわらじだったり、
いろんな生き方があることを知り始めた時、

「ひとまず 普通の《道》を、
歩いてもよかったのかもしれないな...」と
思い直したこともあったけれど、
その時にはもう、遅かった。

(いずれにせよ、器用に生きれないタイプなんだろう..)

敷かれた《道》を歩かない─
アウトサイダーとか アウトローな生き方として成功しているわけでもなく、
普通に道を歩くこともできない、
ただの中途半端な人となってしまった私。

これからが 試される時なのか─?

でも、道を踏み外した人も、
行儀よく道を歩いている人も、
とにかく誰もが皆
唯一無二の 自分の道を歩いている。
それだけは確かだ。


『これからも 手探りで
先の見えない世界を
おそるおそる  歩いていく」』
(この言葉は3年前の投稿より)






★9月1日には 無事に11周年をむかえることができそうです。
でも、夕方には歯医者の予約があり
ちょっと留守にします。

★店舗存続のための募金のお呼びかけも
続けさせていただきます🙇


.....それにしても、こういったイベントの翌日は、
いかにも《まつりのあと》状態。
1日違いで、誰も人が来ない💦
さびしすぎてメンタルにもよくない😢
店主としては、これをなんとかしたいんだけど─。

何もない日にも、ゆっくり来訪お待ちしてます。

※ 何もイベントのない日でも
夜の寺内町、「日本の道100選」に
選ばれている道は とくに良い雰囲気ですよ








追記

わかったばかりなんですが
すばるホールでの、すばらしい大型映像作品
またしばらくしたら、上映があるようです。
見逃していた方、チャンスです。

夜ではなく、15時~




台風被害の、竹やぶなどの後片付けも
私などの女性には困難ですし、
まだしばらく来てもらえなさそう─

今日も、胸がしんどいですが
優しい人を思い浮かべたり
いろいろと、ありがたいことを思い浮かべ
ブログ書いてみました。

寺内町燈路、ご来場ありがとうございました。

※今年は写真撮れなかったので
また、過去の写真



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