私にとって17年目の 寺内町燈路が
無事に終わった。
(今回は まったく
よその行灯の撮影に行けなかったので
自分の所の写真だけで失礼🙏)
初めて古本と雑貨で参加した2006年には
駅近くの芦田書店さんの所で、
こじんまりと出店。
売れてくれるかなぁ?と心配だったあの日、
ある女性が
宮沢賢治の『貝の火』という
復刻版の本を買って下さったことを、
よくおぼえている。
今年、いつの間にか その女性も、
あの世の人となってしまわれた..。
去年も一昨年も
「〇〇ちゃん、しっかりしてるから、
大丈夫、大丈夫。」と、
母を亡くした私を励まして下さっていた。
(じつは しっかりしてないよ...涙)
私は たぶん記憶力が良いからこそ
(最近は落ちてきたけど...💦)
日常の中で ふっと
悲しみが心をよぎってしまう瞬間が、
他人より多いのかもしれない。
私の店の行灯は、毎年ずっと同じ。
芸術家・河井寛次郎さんの 言葉。
『道を 歩かない人
歩いたあとが 道になる人』
...学校を出て普通にOLでもして
普通に結婚をして子育てをして─という
一般的な 女性の人生コースの《道》を
歩んで来なかった私。
10代の時は、そんな一般的な道を生きる自分を想像することができなかった。
大きな夢ばかり見ていた...。
でも、世の中には、二足のわらじだったり、
いろんな生き方があることを知り始めた時、
「ひとまず 普通の《道》を、
歩いてもよかったのかもしれないな...」と
思い直したこともあったけれど、
その時にはもう、遅かった。
(いずれにせよ、器用に生きれないタイプなんだろう..)
敷かれた《道》を歩かない─
アウトサイダーとか アウトローな生き方として成功しているわけでもなく、
普通に道を歩くこともできない、
ただの中途半端な人となってしまった私。
これからが 試される時なのか─?
でも、道を踏み外した人も、
行儀よく道を歩いている人も、
とにかく誰もが皆
唯一無二の 自分の道を歩いている。
それだけは確かだ。
『これからも 手探りで
先の見えない世界を
おそるおそる 歩いていく」』
(この言葉は3年前の投稿より)
★9月1日には 無事に11周年をむかえることができそうです。
でも、夕方には歯医者の予約があり
ちょっと留守にします。
★店舗存続のための募金のお呼びかけも
続けさせていただきます🙇
.....それにしても、こういったイベントの翌日は、
いかにも《まつりのあと》状態。
1日違いで、誰も人が来ない💦
さびしすぎてメンタルにもよくない😢
店主としては、これをなんとかしたいんだけど─。
何もない日にも、ゆっくり来訪お待ちしてます。
※ 何もイベントのない日でも
夜の寺内町、「日本の道100選」に
選ばれている道は とくに良い雰囲気ですよ
追記
わかったばかりなんですが
すばるホールでの、すばらしい大型映像作品
またしばらくしたら、上映があるようです。
見逃していた方、チャンスです。
夜ではなく、15時~
台風被害の、竹やぶなどの後片付けも
私などの女性には困難ですし、
まだしばらく来てもらえなさそう─
今日も、胸がしんどいですが
優しい人を思い浮かべたり
いろいろと、ありがたいことを思い浮かべ
ブログ書いてみました。
寺内町燈路、ご来場ありがとうございました。
※今年は写真撮れなかったので
また、過去の写真
↓
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