☆玉置妙憂さんの本『死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア』 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。

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☆ . .『... 人生の着地態勢に入ったとき、 治療の及ばない地点に至ったとき、 人は医療とは別のものを求める。 いわば、生きていくための医療と 死後の宗教の間にある、 死にゆく魂のケアを求めるのです。』 . . 友人から長い間借りてしまってる本を 先日ようやく読み終えた。 .看護師でもあり僧侶でもある女性 玉置妙憂さんの書かれた、 . .『死にゆく人の心に寄りそう  医療と宗教の間のケア』(光文社新書)。 とてもよかった。 . 《 ″死にゆく人″なんて、まだまだ身内にいないから まだ関係ないなぁ》 なんて思うような人でも、 こういう本はぜひ早めに読んでおいたほうがいいと思う。 想像よりもずっと早くに、ある時 急に 親は弱ってしまったりするものですから... そして こちらがオロオロしてるうちに 逝ってしまったりしますから...。 .妙憂さんは、 (自宅で最期を迎えたいからと)せっかく ずっと自宅で看ていたのに、最後の最後になって 救急車を呼んでしまうご家族がいることにも言及しています。 .なかなか素人には、それが亡くなる直前の症状なのかどうか、わからなかったりしますよね... そして まさか まだ今日ではないだろう とか、 思ってしまうものですからね... でも、そんな場合に、 もし 救急車が到着した時に既に亡くなっていたり、 救急病院に運ばれて24時間以内に亡くなったりすると、″ 変死 ″扱いとなり、 警察が介入することになってしまうかもしれないので.... 慎重にならなくてはいけないと 書いて下さってます。 .(でも、そういう時の判断って、本当に本当に難しいと思う...。 私も、多分、救急車呼んでしまうタイプかなぁ...。 ″ 長老 ″のような知恵者が側にいてくれたら どんなにいいだろう...。 亡き父の時も、判断を間違ってしまったかなぁと、 9年経った今でも思いますので...。) . そんなふうに 現実的に ためになりそうなことも書いて下さってるので 読んでよかったと思います。 この言葉もよかった。 . .『... 人はみんな徹底的に一人だということが腑に落ちたとき、 初めて自分で自分を律することができるのではないか。』 . . .『』内 すべて 玉置妙憂 .『死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア』より .(光文社新書) . .※ 貸してくれてた友人が、もう売ってもいいよと言ってくれましたので、販売も可能になりました。 #玉置妙憂 #死にゆく人の心に寄りそう #医療と宗教の間のケア  #死にゆく人の心に寄りそう医療と宗教の間のケア #光文社新書 #死にゆく人 #看護師 #僧侶 #看護師で僧侶 #臨床宗教師 #医療  #本と雑貨 #緑の小道 #古本屋 #富田林 #富田林寺内町 #寺内町 #じないまち

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