☆石井ゆかりさんの『金色の鳥の本』。なぜ店を始めたのか?という難しい質問にこの言葉でお返事したい | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。

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☆ . 石井ゆかりさんの『青い鳥の本』『薔薇色の鳥の本』に続いて .『金色の鳥の本』 石井ゆかり・ 文 沙羅・ 絵 パイインターナショナル . . .『もし、旅の最中に起こることを あらかじめ全部知ることができるなら 人は、旅に出るでしょうか。 . あらかじめ、先のことがみんなわかっていたら 人は、それでもその先へ進もうとするでしょうか。 . . .「わからないから、進む」。 私たちはしばしば、そんな選択をします。 . . そういうときは、 .「なぜその道を選んだのか」 その理由を説明できるものではありません。』 . .石井ゆかり『金色の鳥の本』より . . 小道店主、お店を始めて7年半の間、 様々な人から 様々な質問を受けてきました。 たいていは あまり聞かれたくないような事だったり、 どう答えていいかすぐにはわからない、難しい質問だと感じて、何年やっていても、うまく答えられた試しがありません。 初対面の人から いきなり不躾(ぶしつけ)な質問を受けることもあったり。 .(不思議なことに、色々聞いてくる人に限って あまりお店を気に入ってくれてなさそうな感じです。 気に入ってくれてる人はあまり色々聞いてこない。) . いきなり大学生が取材のような感じで来られることもけっこうありましたが、 そんな時は お店を始める直前のことや 寺内町のことを詳しくお話して 協力しています。 . さて、そんな質問の中で、難しいのは . .『なぜ、お店を始めたのですか?』 または『なぜ お店をやっているのですか?』という現在進行形の質問とか.. .『なぜ ここで始めたのですか?』とか .『なぜ 絵本なんですか?』とか .(※絵本以外も売ってます、よく見てください!...笑) そういう、『なぜ?』という質問。 頭のわるい私には、その『なぜ』の意味がよくわからなくて。 .逆に『その、なぜの意味はなんですか?』 『なぜそんなことを聞くのですか?』と質問したくなる気持ちを言葉にできずに、どうにかつまらない返事をしてきたと思います。 . .《今度、誰かからそんな質問を受けたら この『金色の鳥の本』の このページを開いて、この言葉を読み上げて、納得してもらおう!》と思って、 長い間、店の奥に置いてあったのですが(笑)、 最近は色々聞かれることが減ってきて、 けっきょく読み上げる機会ありませんでした。 .(でも、店内のどこかにこの言葉を書いておこうかな) . そんなわけで、今はお店のピンチだし、 この本も手放して売ることにしました。 800円。 どうぞよろしくお願いします。 . 本当に....商売に向いていない町で 時間とエネルギーばかりかかって もうからない事をなぜやっているのか、私にもわかりません(笑) . .『なぜ寺内町で』という質問については、 家が近いからという、とてもつまらない返事しかできないので、 その質問は 遠くからわざわざ店を開けに来ている店主さんや、寺内町に引っ越してきた店主さんに向けたほうが面白いのでは?と思います。 . . どちらにせよ、話し言葉の表現が苦手なので、  いきなり何を聞かれてもうまく答えられるようになりたいです。 . . #本と雑貨 #緑の小道 #古本屋 #富田林 #富田林寺内町 #寺内町 #じないまち #石井ゆかり #金色の鳥の本 #パイインターナショナル #なぜその道を選んだのか #なぜという質問が苦手

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