ずっと、心の片隅で、ほしいと思ってた絵本....。
せっかく見つけたのだけれど、
自分用にはしないで 販売します。
(予価 700円)
この『エリック』という短いお話は
ショーン・タンというアーティストの
『遠い町から来た話』という本の中から、独立して小さな絵本となったのでした。
(寒い中、タンポポの綿毛を発見)
『エリック』
ショーン・タン
岸本左知子 訳
河出書房新社
もともと、私は、
小川洋子さんが8年前に
新聞の連載エッセイの中でチラリとこの絵本のことを書いているのを読んで、
興味をもったのでした。
そのことは、くわしく 2015年に記事にしてましたので、リブログします。
多少、時代にとり残されてたって、いいじゃないか。
社会のスケール感と自分のスケール感、
ちがってたって、いいじゃないか。
みんながそれぞれ、
自分の興味を 追求するのがいい。
自分の小さな世界を、
大切に、大切に....。
ちっぽけな、でも、愛すべき世界。
読んだ後、ぽうっと 小さな灯りが心にともる。
うちの家にも、エリック、来てほしいけれど、自分自身がエリックのようであれたら...と思う。
なんとも、さわやか。
エリックが 戸棚の中に残していった、ふしぎな、小さな置きみやげたち。
ページをめくって 確かめてみませんか。
2015年の記事です。
※この本も、もしかすると2月の
「女子の古本市」(京都のレティシア書房さんにて)に出品するかもしれませんので、見たい方は27日(日)までにご来店くださいませ。