吉田松陰の名言と、私の気持ち。《余計なことは考えない》 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



今日もまた、正直に書かせていただきます。

お店を始めて 約6年、
お客様 または 興味本位な人から、
時には色々、不躾(ぶしつけ)な質問も受けてきました。

そういう人はだいたい、男性で、
初対面またはそれに近く、お店のことを気に入ってくれてはいない人ですけれど..。

そのうちのひとつは、
"こんなんで(こんな商売で)やっていけてるのか??" という内容。


...私としましては、
緑の小道店内に 一歩足を踏み入れてくださった人たちには、
店の売り上げや 金銭面のことなどの
裏事情のことは なるべく気にしないで(詮索しないで)、
ただ、純粋に 店を楽しんでいただきたい、と、切に思っています。

それが店主というものではないでしょうか。

楽しんでくださってる人は、そのようなことは質問されません。

(あえて聞かないでいてくださってるのかもしれません。優しさをありがとうございます。)

私自身も、すてきな個人店を発見した時や、イベント出店されてるすてきなアーティストさんなどを見た時、
"この人は これだけでやっていけてるのかな?"とか、気になることはありますが、
そんなことはご本人には露骨には聞けません。
聞くとしても、例えば、
"ネットでも販売されてるのですか?"などなど、
言葉を慎重に選び、やんわりと、です。

結婚のことなど家庭面に関することも、想像するだけにとどめるのが基本。
どうしても聞くなら慎重に。
同性どうしであっても。


寺内町での商売、全然もうからないのであれば、せめて、心のストレス少なく、
楽しくやりたい、と思っています。

これは自然な、当然な願いではないでしょうか。


さて、以前に知り合いからいただいたこの本、あまりにもすばらしく、
今では 私の 宝となっています。





『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』

池田貴将 編訳
サンクチュアリ出版


この中の ひとつの名言が、
私の気持ちに とても近いです。

これで わかっていただけますでしょうか。


「《余計なことは考えない》


いつか裕福になれるのか。

それともずっと貧しいままなのか。

いつか評判を生むことができるのか。

それともずっと誰からも相手にされないのか。

そんなことは知りませんし、

考えてどうにかなるものでもありません。

できるのは自分に与えられた仕事を、

一つひとつやり終えることだけです。」


『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(サンクチュアリ出版)より


この本、2年前にも記事にしてました。
リブログします。
興味ある方は読んでください。

この本も、近いうちに仕入れて置けたらいいのにな、と思っています。