副鼻腔炎手術レポの続きー。

衝撃の事実

副鼻腔炎手術その1 手術前

副鼻腔炎手術その2 入院初日

副鼻腔炎手術その3 手術当日

副鼻腔炎手術その4 綿球とガーゼ

副鼻腔炎手術その5 鼻うがい


術後の経過も順調で、10月7日に退院した。
1週間程度は大量出血のリスクがあるので、力のかかる仕事や立ち仕事は避けること、20分以上止まらない鼻血が出た場合はすぐに病院に来ること、といった注意を受けた。

元々6日まで入院見込みで、会社は10月9日まで休むことにしてたし、日程関係はほぼピッタリだったな。
会社のスマホは持ってきてたので随時メールチェックはしてたが、若手スタッフ達が頑張ってるのをそっと見守っていた。
みんな頑張ってたね。ありがとねー。ヽ(´▽`)/

退院の朝いそいそと準備し、久しぶりに軽くメイクし普段着に着替えたら、気分が普通モードに切り替わった。
不思議なもんだよね。
たかが服1着、アイメイク1つで病人オーラが消えてしまう。

そして最後にまた看護師さんに言われた。
「(私)さん、普通の服着ると全然病人に見えませんねー。(^。^)」

おお、初日と同じだ(笑)
「そうなんですよ。初日からレンタルでも入院受付でも、”患者さんはどこですか?”って聞かれまくってましたからー。(^-^;」
と答えてサヨウナラ。
1週間お世話になりました。
本当に良い病院でした。感謝です。

11時頃バスで国立駅に戻り、帰宅する前にちょっとだけスタバに寄った。
久しぶりにちゃんとしたコーヒーが飲みたい。
帰宅したらウリさん優先にするので、多分お昼は食べられないだろうから小さいスイーツも添えてみた。

「わーい♪」と食べようとしてハッとした。

私の左鼻には綿球が入っている…(´・ω・)

入院中は当たり前だったのでうっかりしていたが、鼻から白い綿球がチラリと見える姿は、それはそれはマヌケなんだった…
飲食するにはマスクを取らなきゃーではないか。

セルフのカフェだし気付く人はいないだろうと思いつつ、なるべく俯いてささっと食べて席を立った。
だってスタバ、席間が狭いんだもん。

帰宅してうーちゃんと再開しワーキャーしてたら、術後初めて本気の鼻血が出た。
すぐ止まったけど、コーフンするのはよくないな。(^◇^;)

その後はずっとウリを膝に乗せて、1週間分の新聞を読んでた。

「母ちゃんのお膝は占拠した」


お留守番頑張ったね。
偉かったよー。
うーちゃんは、いなばの焼きカツオでご満足の様子だった。

手術前、症状が出始めたGWくらいから、ずーーーっとエンドレスで上顎洞から出てくる膿汁を吐き出す生活をしていた。
5分ともたずに排出されるんでティッシュがマッハでなくなるし、なにより過去に経験のないほどの臭いがして、本当に苦痛だった。
加えてこの2ヶ月くらいは、大小さまざまの真菌塊が毎日のように鼻と口から排出され続けていた。

想像してね。イマジンよ(笑)
頬の奥の空洞(=上顎洞)に1〜2センチほどのチーズ状の硬さの物体が大量に溜まっていて、いったん目頭の奥あたりに上がってきて、複雑で細い鼻の奥をムズムズと通り、鼻に行かずに喉の方にその塊が落ちていくのを。

スルッと落ちることはあまりなく、いわゆる「のどちんこ」の裏側付近にしばらく貼り付くことが多い。
咳をしても出てこないし、指で取れないかと喉の奥を触ると嘔吐中枢を刺激してオエッてなるし、仕事中に30分くらいトイレに籠ってゼイゼイしてたこともあったくらい。

しかも、その塊が悪臭を発しているもんだから最悪。
ネットで調べてる中で「絶対にコレ真菌(=カビ)だと思う」と考えてたけど、カビ臭い成分も確かにあった。
いやー、不謹慎だけど、コロナのせいでみんなマスクしてソーシャルディスタンスで助かった(笑)

ここまで悪化した原因だが、私はGWに受けた奥歯の根管治療の雑さにあったと思う。

20年以上あの異物が上顎洞にあったので、年に数回は軽い副鼻腔炎になっていたが、ネブライザー等で1ヶ月以内には症状が収まっていた。
後鼻漏も鼻汁も特に臭いもなく、「ちょっとひどい鼻風邪」程度だった。

GWに痛くなって根幹治療をしたのは左上7番の歯で、異物が刺さっていたのは6番だった。
ここであの雑な歯科医が7番の治療をしたのだが、「痛っ!(>_<)」と思うことがしばしばあった。
今思えば、ここで真菌(=カビ)が入ったのだと推測する。

歯科治療初日から数日で臭いのする後鼻漏が発生し、コロナのため2週間ほどガマンしてたが耐えきれず耳鼻科に行き、歯科もチェンジした。
正しい判断だったようだ。

なお、術後しばらくは喉に血が落ちてくる。
特に上を向いたり、寝ようとするとドカドカ落ちてくるので、しばらくはティッシュに吐き出すことになる。
でも、膿汁に比べたら全然マシ!(^◇^;)
だんだん薄くなってくから大丈夫。

術後、意外に辛かったのが食事をすること。
左鼻が綿球で塞がっていると、物を噛むのに空気の抜け道が狭くて、ものすごく疲れるのだ。
窒息しそうな感じ?(←窒息したことないけど)

で、出血がある程度落ち着いたら、食事の間だけ綿球を抜くというワザをお勧めする。
ただし、いつ鼻血が出てもいいように綿球と鏡はスタンバイしておくように。

続きは入院の持ち物で最後!