2023年11月26日、最愛の母が永眠致しました。 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3197文字です。(読破予想時間:約7分36秒)

 

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はじめに 

 

2023年11月26日、母がこの世を去りました

 

この記事は、母が亡くなるまでの介護生活と、亡くなった後の供養や一人きりの生活と、音楽アーティストとしてのそんな中での音楽活動について語る、新たなテーマ『介護と供養と音楽活動』の序章の記事になります。

 

  一人から三人に、そして二人だけの生活が始まった

 

両親と三人で暮らそうと決めたのは、両親がほぼ同時期に癌である事が分かった時です。

 

先に母の乳がんが先に見つかり、続いて父の直腸癌が見つかりました。

 

父は生前、「チューブに繋がれて生かされるのは嫌だ」とか「病院で死ぬのは嫌だ、自分の家の畳の上で死にたい」と言っていたので、当時、借家に住んでいた両親のために家を建て、両親を呼んで両親と3人の生活が始まりました。

 

面倒を見れるからとか、色々考えた挙句ではなく、両親と一緒に住もうという決断は理屈抜きに一瞬でした。

 

よし!一緒に住もう!」と。

 

その時、父の治療を優先して、母は、その治療が終わるまで自分の治療を先延ばしにしたのですが、母は乳がんに打ち勝ち、その後も僕との生活が続くことになります。

 

父は、一度直腸癌は切除して治ったのですが、再び癌に侵され、抗がん剤治療を自ら拒否して、緩和ケアに入る事になりました

 

そして、平成22年7月、父は我が家でその生涯を閉じました

 

父との別れ。

 

そこから、母との二人きりの生活が始まりまったのです。

 

母の手術は成功はしましたが、毎月、放射線治療を受ける為に、母は10年間病院に通い続ける事になりましたが、それも何とか無事終わりました。

 

毎回、僕は都合をつけて、母を車で病院まで連れて行って付き添っていたので、僕に取ってもそれは長い戦いの終わりでした。

 

 

  約6年間に渡る介護生活の始まり

 

我が家の畳で死にたいと言っていた父が亡くなった今、我が家は一定の役割を終えたと考えた僕たちは、その家を引っ越し、今の家で暮らす事になったのが、2016年12月。

 

その翌年の2017年10月4日に、自転車事故で母は肋骨を4本折って入院する事になったのです。

 

要介護2の認定が降りて、介護生活が始まったのがこの時です。

 

これまでも、年々、年と共に衰えていく母の手助けはしていましたが、いわゆる介護と言われるものの入り口にたったのが、この時と言えるでしょう。

 

 

  6年間で入院4回

 

細かい説明はいつか別の記事でするかもしれませんが、今は端折りたいと思います。

 

簡単に言いますと、肋骨骨折が治ったその後、転んで手首を骨折して入院

 

この頃、母の介護認定は要介護3に上がっていました。

 

そして、手首の手術も終わり長い入院生活を経て退院し、通院治療に励む中、かかりつけの内科クリニックでの血液検査で問題があると言わました。

 

そこで、クリニックの先生に紹介された大きな病院で検査を受けた結果、肺に影が見つかったのです。

 

大きな病院の呼吸器内科医の先生は、この影はおそらく肺がんで治療の方法とそのリスクを説明してくれて治療はせずに緩和ケアを薦めてくれたのですが、僕は、リスクが高くても治療を望んでいました

 

しかし、母は、即答で「それでいいです。」と言ったので、母の意思を尊重して、僕はそれ以上何も言いませんでした

 

でも、その日行った痰の採取で後日病院から電話があり、痰から結核菌が出たからと、すぐに入院するようにと病院から言われて3回目の入院になりました。

 

詳しくは書きませんが、それはもう大変な約1年間に渡る結核との戦いに入る事になります。

 

結核菌が見つかった時、肺の影はおそらく消えるだろうと先生がおっしゃってたのを聞いて帰宅した時、「本当に良かった、ホッとした」と母が安堵の一言を漏らしたのを覚えています。

 

何も言わず騒がずいつも通りに生活していた母も、やはり不安だったのだとその時知りました。

しかし、それでも僕の中の一抹の不安は消えずに、どうにも、結核が治っても肺の影はなくならない様な気がしてなりませんでした

 

そして結核の治療もあと2、3日程度で終わりという、今年7月の26日の夜、母は僕に「ご飯はいらない。受け付そうにない」と言ったのです。

 

いつも、僕が作った食事を残さず食べてくれた母が、「ご飯はいらない」とその日初めて言ったのです。

 

僕が母の食事を作り続けたこの6年間で初めての事でした。

 

その時点で母の身に何か異変が起きている事は間違いないとすぐに僕は感じました。

 

その前からすこし背中の痛みを訴えてて、さすってあげると「気持ちがいい」とはいってたのですが、事態は思っているより深刻なのではないかと訪問看護師さんを呼ぶ事にしました。

 

その間にも症状は悪化して、看護師さんはすぐに救急車を手配してくれました。

 

これで4度目の入院です。

 

 

  胆嚢がんと肝臓癌と肺がん併発

 

結核は、2類に相当する感染症で、コロナ禍であるその時、コビット19も2類で、そのせいもあってか受け入れて貰える病院がなかなか見つからず、救急車は長時間発進できず、あちこちの病院にに何度も救急隊員が交渉をしてくれて、最終的には現在結核を診てくれている病院が受け入れてくれました。

 

検査の結果、胆嚢に問題があると言う事が分かって、痛み止めを使ったり、色々な治療しても痛みは止まりませんでした。

入院の3日後、その日も母の病院に荷物を届けがてら様子を聞こうと思うと「今から緊急手術に入ります」と言われ、説明を受け、たくさんの書類をかかされる事になりました。

 

そして、今は、家族は病院で待つのではなく、手術中は自宅待機になるらしく、そのまま僕は自宅へ帰される事になったのです。

 

長い間、病院からの連絡を待った後、ようやく電話が鳴りそれは手術の終りを告げる電話でした。

 

まず大きな胆嚢がんがあったので、胆嚢を全摘出して、そこから肝臓にも転移していたので、見える癌は全て取り除いたと言う話でした。

 

その入院の際、結核の治療は病院で継続してくれて入院中に終了し、その後の肺のレントゲンでは、僕の不安が的中して1年前の影が約1.5倍増しになっていて、消えるどころか更に大きくなっていたのです。

 

胆嚢と肝臓の手術をした肝胆膵外科の主治医の先生は、「転移の危険性を考慮して、リンパなどを切除するもっと大きな手術がすぐに必要です。」といっていた反面、「肺の治療の方を放置して胆嚢と肝臓ばかり治療しても仕方がないので、肺の治療方針待ちになります。」と言っていました。

 
 

  治療をせず死を受け入れた母

 

でもやっぱり、呼吸器内科の主治医の先生の結論は1年前と変わらず、「緩和ケア」で、それには、今回も母はすぐに納得の返事をしていたので、僕もまたもや、母の意思を尊重する事に決めました。

 

肝胆膵外科の先生は、「肺の治療をしないのなら胆嚢と肝臓だけ治療をする意味はない」と、治療の終了を僕たちに告げました

 

母は、元気な頃からずっと一貫して、寝たきりで家族に迷惑をかけるのを嫌がっていました

 

僕は迷惑だなんて全く思っていなくて、「意思の疎通がはかれるのなら、それでもそばにいて欲しい」と入院中の母に電話で告げました。

 

しかし、母からそれに関する返答はありませんでた。

 

母は、父と違い、自分の家にはこだわっておらず、病院ではなく、とにかく自宅で最期を迎えたいという意思を示していました

 

僕は、未だに母の死を受け止められずにいるのですが、当然、この時も、このままもう母は助からないんだと言う事実をどう受け止めればいいのか分からずにいました

 

 

最後に 

 

この後、母の闘病とリハビリと介護と僕の音楽活動の同時進行生活が始まるのですが、本当にいろいろあった6年間だったので、今回は、亡くなる前の経緯を簡単にと、11月26日に母が急逝した事だけを伝える事にしました

 

緩和ケアなのに急逝!?と思われた方にも、次回以降、少しずつ書いて行きたいと思います。

 

今は、母と暮らした家でたった一人で母の供養をしています

 

 

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