この記事は1433文字です。（読破予想時間：約3分24秒）
随分前に書いた事がありますが、僕には、他人の曲をモチーフに曲作りをしていた、黒歴史と呼べる様な時代があります。
その事を含めていろいろ書いた記事が下記記事です。
◇自覚のないパクリとその衝動について
『自覚のないパクリとその衝動について』この記事は5050文字です。（読破予想時間：約12分1秒） どこまでがパクリでどこまでが影響かだとか、違う曲をモチーフに曲を作ると言う事について、何度もこのブ…
て事で、今回はちょっと短めです。
今回の記事は、その過去記事の補足の様な記事になるのだが、他人の楽曲をモチーフに作ると言う無自覚なパクリ状態で曲作りをしていた過去と、完全に無から有を生み出している現在の、両方の体験があるからこそハッキリ断言出来る事がある。
それは、無から有を生み出す方が遥かに大変だと言う事だ。
これを読んだ人間は、おそらく「何を分かり切った事を」だとか「そんなの当たり前だろ」と思う事だろう。
確かに、至極当たり前の話ではあるし、実際にあちこちでよく聞く台詞ではあるが、実体験から語っている人間と言うのは果たしてどれくらいいるだろうか。
僕が感じる所では、元々、無から有を生み出す苦労を続けていた人が、パクリ丸出しの人間を見て、「元の曲があって、それをちょっと作り替えるだけなんだから楽に決まってだろう」と言ってるパターンが多い様に思える。
まあ、その意見は正解だし、誰でも分かる簡単な答えではあるのだが、僕が言わんとする事は、彼らは元々無から有を生み出す事しかしていないのだから、その差を実体験した訳ではないと言う事だ。
しかし、僕は、その差を明確に実体験で知っている。
有から無を生み出す事を、自分で子供を出産する事と例えるなら、有から別の何かに作り替える作業なんて、野良猫を拾って来て飼う様なものだ。
出産した事ないから、その苦労は知らんけど。(^▽^;)
ただ、「あんな感じの曲を作りたぁ〜い！」なんて初心者の頃は、自分の好きな曲への憧れなんか膨らましたりするものだが、「あんな感じの曲」なんてしっかりしたモデルがあるのなら、どうすれば、「そんな感じ」になるのかなど、経験を積めばすぐに分かる様になる。
そして、何度も何度もそんな作り方を繰り返す内に、コツがつかめて、曲なんて簡単に短時間で量産出来る様になる。
量産出来ると言っても、あくまで、「そんな感じ」の曲、つまりは無自覚な盗作曲に限っての話である事を、誤解のない様に再度言っておこう。
意識してバレない様にパクってるつもりではなく、これが正しい曲作りだと勘違いしている人間は本当に多い。
そういう人間は大抵、生涯、そのまま変わる事なくそのスタイルで終わる。
しかし僕は、何とか途中で、それがただのパクリだと気付く事が出来た訳だ。
と言うより、冒頭で紹介した過去記事にも書いた様に、僕は元々そういう作り方に疑問を持っていた人間なので、元の自分に立ち返る事が出来たと言った方が正しい表現なのかもしれない。
その僕の経験から来る言葉が、既存の言葉ではあるが、「有から別の有を作り出すより、無から有を生み出す方が遥かに大変」と言う言葉なのだ。
言いたかったのはたったそれだけ。
よく、体験からくる言葉は説得力があると言いますが、僕もそれは間違いないと思っています。
「でも、この記事って説得力あるかぁ？(＠￣Д￣＠；)」って、言うのが、書き終えて読み返してみた今の率直な感想です。(￣_￣ i)
どうなんでしょうね、これ。( ;ﾟ─ﾟ)ｺﾞｸﾘ
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*
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