「あるとべんり」って知ってる? | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は1977文字です。(読破予想時間:約4分42秒)

 

どうも、時代の語り部、皆見です。(笑)

 

「あるとべんり」って商品名を知ってますか?

 

今日は、その「あるとべんり」にまつわる話です。

 

 

僕が、定かではないが30年程愛用してきた「あるとべんり」が破損した。

 

まぁ、本体はプラスチックで出来ているのでよくもった方だとは思うが、ここまで使い込むと流石にちょっと寂しいものがある。

 

で「あるとべんり」って一体何なんだ!?って思ってる方の為にも、あまり引っ張らないでそろそろ正体を明かすとしよう。

 

「あるとべんり」とは、平たく言うと「ペグワインダー」とか「ストリングワインダー」と言うやつだ。

 

30年前のオリジナルあるとべんり

30年程前の一番初期の「あるとべんり」

 

僕が19歳とか20歳くらいの頃だったと記憶しているが、ある時、楽器屋さんでやたら目にする様になったのがこの「あるとべんり」と言うものだった。

 

僕の見たものは、全てひらがな表記で「あるとべんり」と書かれていたと記憶している。

 

最初は謎だった「あるとべんり」もすぐにバンド仲間からの情報でその正体を知る事が出来た。

 

そして、「あるとべんり」は瞬く間に、ギタリストや弾き語リストの間で話題になった。

 

その頃は、「ペグワインダー」なんて言葉があったのかなかったのかは分からないが、そんな表現を耳にしたのも、それが定番化したのも、「あるとべんり」登場から随分後の事だ。

 

当時、「あるとべんり」を使ってみた人間の感想は、判を押した様に同じで、「なくても困らないが、本当に、有ると便利!」と言うものばかりだった。

 

僕も、友人に「あるとべんり」を使わせて貰った時は、例に漏れず、皆と全く同じ感想を持ったのを覚えている。

 

本当にあると便利で、一度使うとないと不便だと感じる様になるのだ。

 

値段も大して高い訳でもなかったので、使う前は、バカバカしい贅沢品だと思っていたのだが、使ってみてすぐに購入を決めた。

 

それ程に、素晴らしいと感じたのだ。

 

そして、そのネーミングセンスに感嘆したのも覚えている。

 

今でも、「あるとべんり」って名前をつけた人は凄いと思っているくらいだ。

 

その便利さから、仲間内でもこれは大ヒットするだろうと予想していた。

 

そんな中で、当時「今、これの類似商品を作ったら、おそらく儲かる」などと言って、ふざけて僕が考えた類似商品の商品名が「ナイトフーベン」。(笑)

 

文字で書くと寒いものがあるが、当時は、これがけっこうウケたのだ。

 

いやいや、まじで。

 

そんな事があってか、後に類似商品を各社がこぞって出し始めた時には、僕の中では、最初のオリジナル商品以外は、いまだに全てが「ナイトフーベン」と言う事になっている。

 

オリジナル以外へのリスペクトは僕の中にはない。

 

他は全て、バッタものの代名詞「ナイトフーベン」で十分だ!

 

念の為、分かっていない人の為に解説しておくと、「無いと不便」だから「ナイトフーベン」と言う話なのだが、説明してる内に、何か、だんだん恥ずかしくなってきたぞ。(//・_・//)

 

ちなみに、僕個人の認識にすぎないが、当時、他のメーカーのものを見た事がないので、その一番初期の「あるとべんり」のメーカーはここ。

 

「あるとべんり」Jim_Dunlopロゴ

「あるとべんり」Jim Dunlopロゴ

 

この貴重な年代物で一番初期のペグワインダー「あるとべんり」が、破損してしまったのだ。o(;△;)o

 

「あるとべんり」破損

「あるとべんり」破損

 

画像から、画像の左下の角が欠けているのが分かるだろうか。

 

破損箇所から言って、ペグを回して弦を巻き取る、本来の役割を果たすのには問題がないので、処分するつもりはなく使い続けるつもりではあるのだが、この部分は、アコギのブリッジピンを抜き取る時に使う部分だ。

 

元の欠けていない形状と欠けてしまった形状を比較するとより分かりやすいと思うが、このUの字に切り欠いている部分に、アコースティックギターのブリッジピンを引っ掛けて、てこの原理でピンを持ち上げて抜くと言う器具の役割も「あるとべんり」にはあるのだ。

 

「あるとべんり」比較

「あるとべんり」比較

 

この部分もその名の通り、まさに有ると便利な部分なのだ。

 

上の画像の向かって右側は、先日新たに買ったFenderのペグワインダーなのだが、Uの字に切り掛かれた形状が確認出来る。

 

ピンを持ち上げる為だけの器具も勿論売ってはいるのだが、ペグワインダーとその機能と一つで二役と言う所が何とも便利だ。

 

ちなみに、そのピンを持ち上げる器具の名前は知らないのだが、これがその器具だ。

 

ブリッジピンを外す器具(オモテ)

ブリッジピンを外す器具(オモテ)

 

ブリッジピンを外す器具(ウラ)

ブリッジピンを外す器具(ウラ)

 

この器具の名前を知ってる人がいたら是非、教えて下さい。

 

しかし、僕達の世代は当時、皆、「あるとべんり」と呼んでた物が、今の現役ミュージシャンの大半にはそれが通じなくなっている事にも、ジェネレーションギャップと言うものを感じてしまいます。

 

だんだん、時代の語り部の様の存在になってきた・・・。(´ε`;)ウーン…



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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