それではフェミニストとは呼べないそうで・・・。 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3002文字です。(読破予想時間:約7分8秒)

 

指の怪我から三日目の様子ですが、今日は、少しギターの弦を押さえてみました。

そぉ~っと押さえてみると、全くの無痛と言う訳ではありませんが、痛みと呼べる程の感覚はありません。

これならいけるのではと、力強くスピーディーに押さえてみると、痛みらしい痛みはなく、「これならいける!」と思った3秒後くらいの事です。

じわぁ~っと痛みがきて、けっこうな痛みまで上って来たではありませんか!

ちょっと、これは無理!(;´Д`)ノ

と言う訳で、少々びびって、また明日と言う事にしましたが、そのせいで今、キーボードを打つこの指が少し、ズキズキと痛みを訴えております。(。>0<。)

でも、血は出ておらず、傷口が開いた様子はないので、痛みを我慢するか痛みに慣れれば、弾けるかもと言う感触は得ました。

明日か明後日には、少しくらいなら弾けるんじゃないかな?って思ってます。

と言う事で、近況はこれくらいで今日の話は、「フェミニスト」や「フェミニズム」と言う言葉にまつわる解釈とエピソードの話です。

随分、古い話ですが、お付き合いよろしくお願い致します。


当時、僕がとても仲良くしてた女友達から、その子のアメリカの友達が僕と会いたがっていると言う連絡を受けた所からこの話は始まる。

どちらも「彼女」では話がややこしいので、ここでは僕の友達を仮にアルトちゃん、そしてアルトちゃんのアメリカの友人をフェミニンちゃんと呼ぶ事にする。

アルトちゃんは日本人で、フェミニンちゃんは白人のアメリカ人女性である。

どうしてフェミニンちゃんが僕に会いたがってるのか、当然、気になるし僕はアルトちゃんにその理由を尋ねた。

僕とアルトちゃんは当時凄く仲が良かったので、アルトちゃんは僕の話をフェミニンちゃんにたくさん話したのだそうだ。

そして、アルトちゃんは僕の事を「彼はフェミニストだ」と紹介してくれたらしいのだ。

そこにフェミニンちゃんは反応したらしく、その言葉と共に「会いたい、会わせて!」となったと言うのだ。

僕もフェミニストだと紹介されて嫌な気はしなかったし、その言葉にフェミニンちゃんが何故反応したのかは確かに気にはなったのだが、アルトちゃんもその理由までは知らないと言う。

僕は、基本的に人見知りなので、知らない人を紹介される事自体、苦手な事ではあるのだが、まぁ、相手は女性だし、それ程の警戒もいらないだろうし、少し鼻の下も伸ばしながら僕はその話にOKを出したのだ。(*^.^*)

そして、間もなくアルトちゃんがフェミニンちゃんを連れて我が家へやって来た。

会って最初は挨拶を交わす。

まぁ、世界共通当たり前の流れだ。

しかし、挨拶を交わした直後からフェミニンちゃんの怒濤の質問が始まったのだ!

僕は、そこから終始タジタジで、とにかくマシンガンの様に質問が投げかけられ、僕の人となりなどどうでもいいかの様に、グイグイと自分の話で迫ってくるのだ。

僕は、ここからお互いの自己紹介をしたり、アルトちゃんとの関係を紹介し合ったり和やかな話題から入るものだと勝手に決め付けていたと言う事もあって、いきなり、ここまでたじろぐ事になるとは、夢にも思ってなかった。

フェミニンちゃんのいきなりの言葉はこんな内容だ。

(※以下、英語訛りを表現する為、カタカナ語にしてますが、カタカナは読みにくいと思われるので、その後ろの括弧内の平仮名と漢字の翻訳を入れさせて頂きました。
カタカナ語は飛ばして、是非、翻訳だけを読んで頂ければと思っています。)


「アナタハ、ドンナカツドウヲ、シテルノデスカ!(あなたはフェミニストとしてどういった活動をしてますか!)」

 

大した挨拶もしないままのいきなりの攻勢に僕は少々たじろいだ。Σ(=°ω°=;ノ)ノナヌ!?

そんなもの僕はした事など一度もないし、しようとも思っていないので「活動などはしていない」と正直に答えた。

すると、フェミニンちゃんは、「ソレノドコガフェミニストナノデスカ!(それのどこがフェミニストなのですか!)」「ドウシテ、ナニモカツドウヲシナイノデスカ!(どうして何も活動をしないのですか!)」と畳み掛けてくる。(  ゚ ▽ ゚ ;)エーット

「フェミニストナラ、ナニカカツドウヲスルベキデス!(フェミニストなら何か活動をするべきです!)」とか何とか喚きながら、グイグイ迫ってくる。(((( ;°Д°))))アワワワワワ

アルトちゃんも驚いて、一生懸命、説明して止めようとしてくれたが、そんな事はおかまいなしでどんどん責め込んでくる。

「ソノキガナイナラ、フェミニストヲナノルベキデハアリマセーン!(その気がないのなら、フェミニストを名乗るべきではありません!)」などと、フェミニンちゃんは言っている。( ̄□ ̄;)

しかし、僕は、フェミニンちゃんにフェミニストだなんて一度も言っていないし、活動家だとも言っていない。(-""-;)

単に、アルトちゃんが、僕を褒めてくれるつもりで友達にそう言ってくれただけだ。

きっと、女性蔑視を感じない男性として、自分には柔らかく接する男性として、そう紹介してくれただけの事なのだろう。

しかし、とにかくフェミニンちゃんは、こっちの話もアルトちゃんの話も聞こうとはしない。

あの時間がどれくらいあったのか、正直、当時も今も分からない。

長かった様な、一瞬の出来事だった様な・・・。(-"-;A


後で、アルトちゃんは僕に改めて連絡をくれてしきりに謝ってくれたが、別にアルトちゃんが悪いとは思っていない。

そしてフェミニンちゃんには懲りたが、フェミニンちゃんが悪いとも思っていない。

きっと、フェミニストと言う言葉の捉え方に溝があったのだろう。

 

誰が悪い訳でなくても、コミュニケーションがすれ違う事はある。

きっと、そういう事なのだろう。

アルトちゃんは、フェミニンちゃんは普段はあんな感じの子ではないと言っていた。

だから、あの時のフェミニンちゃんには、アルトちゃんもかなり驚いたそうだ。

アメリカでは、フェミニストと言う言葉は、日本で使われるより、もっと重たい意味で捉えられるのかもしれないし、もしかしたら、そういう活動家の事を指すのかもしれない。

或いは、フェミニンちゃんにとっては、凄く意味のあるツボだったのかもしれないし、そこは未だによく分かっていない。

これがアメリカ人の標準的な反応なのか、フェミニンちゃん特有の反応なのかも分からない。

しかし、たった一人とは言え、英語を母国語とする国の人が、「フェミニスト」と言う言葉に、ここまでの反応を見せたのだ。

その事実を僕は重く受け止めている。

僕のイメージでは、女性に尊敬の念を抱いていたり、女性に優しい人をフェミニストと呼ぶのだと思っていたが、ここまでこの言葉に僕達にとっては過剰とも思える反応をした人がいる限り、ちょっと慎重に使わなくてはならない言葉だと思った。

実際、それ以来、フェミニストと言う言葉を使った記憶はない。

特に僕は、歌詞を書く人間でもある訳だから、外来語やほぼ外来語に近い外国語を扱う場合、自分のイメージで何となく言葉を使うのは怖い事だなとも思うし、言葉はしっかりと意味を咀嚼して本当に慎重に使わねばならないと痛切に思わせてくれるエピソードだった。


話は、僕の指の怪我に戻りますが、今日は、キーボードを打つ時の痛みが随分和らいでます。( ̄∀ ̄)

完全復活はともかく、取り敢えずの戦線復帰は近そうです。(*^ー^)ノ


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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