この記事は1699文字です。（読破予想時間：約4分2秒）
今回のお薦めは、ちょっと上の世代には定番中の定番の、ビリー・ジョエルのナンバー『You May Be Right（邦題：ガラスのニューヨーク）』です。
古い曲ですが、下の世代でこの曲を知らないって人も聴いておいて損はないと思える、今やスタンダードナンバーと言っても過言ではない一曲です。
その『You May Be Right』が収録されているアルバム『Glass Houses（グラス・ハウス）』を紹介したいと思います。
- グラス・ハウス/SMJ
- ￥1,944
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・Glass Houses/Billy Joel（iTunes Store）
記憶が正しければ、おそらく小学校５年生の頃、小遣いで買った安いポケットラジオから聞こえて来たBilly Joelの曲。
それが、『The Stranger（ストレンジャー）』だったのですが、その曲がどうも心に残ったままになっていたんです。
『Billy Joel - The Stranger (Live1977)』
※YouTubeへ移動しての再生はこちら。
そして、同じ人の楽曲と知らないままに、チョコホットのCMソングとして僕の耳に入って来て、またもや僕の心を揺さぶった曲がビリー・ジョエルの『Honesty（オネスティ）』でした。
『ネッスル チョコホット CM』
※YouTubeへ移動しての再生はこちら。
そして、とどめが、そのまた後の中学生の頃に、ラジオから流れて来た『You May Be Right（ガラスのニューヨーク）』だったのです。
この時が、ロックンロールの本場、アメリカの音楽の本質を理屈ではなく直感で理解した瞬間だったのだと思います。
この直後、その前に、心を揺さぶった２曲も同じ人の楽曲だと知った時は、やたら納得がいったのを覚えています。
あたかも、ロックンロールの神髄へ到達する為の道に壁があったかの様な感覚です。
その壁に１発（ストレンジャー）、２発（オネスティ）とツルハシで打撃を加えてヒビが入った所へ、とどめの３発目（ガラスのニューヨーク）で、完全に壁に穴が空いたと言う感じでしょうか。
その穴から漏れる光は、僕にとってはとても眩しく衝撃的なものでした。
それまでも、洋楽でいいと思う曲はあったのですが、映画のサントラだったり、CMソングだったりと、その本質に本当に反応していたのかと言えば、怪しいものがあります。
それに、Billy Joelのレコードを買ったり借りたりするまで、洋楽の音源はこれと言って持ってなかった様に思います。
何となく録音して貰ったカセットテープが数本あるにはありましたが、さほどハマっている訳でもない感じでした。
おそらく、ほぼ間違いなく、僕の洋楽への扉を開いた曲は、『You May Be Right（ガラスのニューヨーク）』でしょう。
実際にこの頃から、ほぼ邦楽一辺倒だった僕に変化が現れ、急激に洋楽へ傾倒していく事になりました。
洋楽一辺倒にはなりませんでしたが、今でも、洋楽の方がよく聴きますし、いいと思うものは洋楽の方が圧倒的に多いのも事実です。
最近は、目立って新たな動きを見せてないBilly Joelですが、10代、20代の人でも、名前くらいは知っているって人も多いのではないでしょうか？
Billy Joelのアルバムは、本当に名盤揃いですので、このアルバムに限らず、どれでもいいので、一度聴いてみる事をお薦めします。
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僕の場合、今の自分を形成する重要な要素の一つが、Billy Joelだったと言うのは、間違いない事実です。
そして、バンドを始めたきっかけの一つでもあったと思います。
もし、こんなの好きだ、趣味が合うなって方がいらっしゃれば、是非、僕の曲も聴いてみて下さい。
下記より全て無料でフル試聴出来ます。
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