−僕達は2年前もここで桜を見ました。

そして、また今年も桜を見に来ることができました。

桜子さんと一緒に見た桜を僕は一生忘れることはないと思います−





続きです。




『奏汰くん‥』

僕の話を聞いて彼女はゆっくりと話し出しました。




『もし、奏汰くんが

やっぱり人並みの人生を歩みたいと思ったら、その時はそれを優先させればいいからね』



『私に遠慮して、自分の人生を犠牲にすることだけはしないで欲しいの』




彼女の僕に対する思いは十分伝わって来ました。

ただ、僕の中に

−他の女性−

という仮定は全く無く、

僕の選択しようとしている人生に

桜子さんという女性はピッタリとも言えます。




でも僕は

『分かった‥』

と答えました。




そして、彼女はさらに続けました。




『本当はさ、これを言いたくないけど‥。

人生の先を生きている私がこれを隠してたら、絶対ずるいと思うから伝えさせてもらうね』





そう言って彼女は話し始めました。




『奏汰くんの思い描いている人生設計はさ、私なんかじゃなくてもきちんと叶えてくれる同世代の独身って、実はいるんだよ‥』








続きます


   




【また違うツーショット写真を加工しました】












【セールや売れ筋で気になるもの】










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