みなさんこんにちは秋元司です。
まだまだ寒い日が続いており、また、いよいよ花粉症の季節が差し迫って参ります。お体にはお気を付けください。
さて、先月22日第9回東京マラソンがあり、今年も42.195kmフルマラソンに挑戦してまいりました。おかげさまで完走させて頂きましたがタイム的には4時間41分であり、なかなか4時間の壁の高さを感じると同時に日頃からの運動の重要性を痛感いたしました。東京が一つになる形が今年も実現でき、またテロの心配もございましたが、警察による1万人以上の警戒態勢により何事もなく無事に終わりました事は非常に喜ばしく感じております。また、多くのボランティア、応援団の皆様、沿道を埋め尽くしていただいたみなさんの気持ちによって成し遂げられたマラソン大会であったと思います。私もランナーの一人として心より感謝申し上げます。
さて、国会では衆議院予算委員会が続いております。本来であれば3月は参議院にバトンタッチをしていかねばならない時期ですが、昨年暮れに衆議院総選挙が行われた事もあり平成27年度当初予算案が閣議決定が1月12日、また、国会に提出されたのが2月13日であり、それからの審議であるため3月の中頃までかかる見込みです。西川農水大臣の辞任もあり、いささか国会が混乱いたしましたが、順調に進んでいる所であります。早めに通すことが与党の責務でありますのでしっかりとがんばってまいります。できる事であれば年度内成立を目指しておりますが、相手方野党の皆さんの有る事ですのでじっくりと対応し、協議を重ねていきたいと考えております。
本国会は通常国会でありますので多くの法案があります。私が内閣部会長として携わっているだけでも個人情報保護、マイナンバー改正法案、警察庁関連での風営法改正、道交法改正等私の委員会でも盛りだくさんでございます。今回個人情報保護、マイナンバー改正は非常に大きな意味のある改正であります。個人情報保護は大切でありますが、時代の変化によりビックデータ情報等を利活用することにより成長戦略に寄与する部分でありますので、匿名加工をすることで個人情報の位置づけから外すという法改正をさせて頂きます。個人情報保護の法律の成立をめぐっては過去には、個人情報を利活用する際に本人同意が原則必要であり、同窓会名簿等を作ってはいけないのではないのか？といった混乱が生じた経緯があります。あまり過保護になりすぎないよう個人情報の定義を明確化し、利活用の視点を盛り込みましたので、匿名加工をした場合には個人情報ではないという位置づけ、そしてこれまで個人情報の利活用の判断については所管大臣各役所でございましたが、今回それを一元化し、個人情報保護委員会に所管させました。これから委員会が内閣府政令に基づいて色々な判断をしていくにあたり保護だけでなく利活用という視点を入れたことが大きな意味であります。これから様々なビッグデータを利活用しながら世界に遅れをとらない体制の整備を今国会でしていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
今月も頑張ってまいります、ご指導の程よろしくお願いいたします。