「ベロニカ~」でご一緒させていただいた宮本裕子さんが出てらっしゃる…ということで、観に行ってまいりました。
結城座「夏の夜の夢」。
色んなところで上演されているので、一年に一回~二回は観ます、このお話。
それだけ物語のもつ魅力がギュッとつまった演目なんだと思います。
ちょっとややこしいところもありますが、一度わかってしまえば、劇団の色や、演出のちがいをたのしめるので、そういう意味ではちょっと歌舞伎の楽しみ方にも似てる気がします。
さて、結城座版「夏の夜の夢」。
結城座は、言わずと知れた人形劇の劇団。それも、江戸操り人形。
動きがすごく繊細につけられるように、一体の人形につけられた糸の数が多く、しかも動かす人はそれを片手で操作するという。
職人芸が見所の一つです。
人形自体の大きさはさほどでもないのですが、見辛いことは少しもなく、変わらないはずの人形の顔に、いつの間にか表情を感じます。
裕子さんも相変わらずハッとするほどの美しさと妖艶さを振りまいておりました。
私の地元にその昔、なぜか人形劇祭なるものがあり、
わたしはおじいちゃんに連れられて毎年観に行ってました。
結城座も来てたのかなあ。
山の中なんですけど、複数箇所の施設でプログラムが展開していて、一日でけっこう観ていた気がする。
人形劇って、なんか普通の演劇よりもサービス満載っていうか、
普通は、
「物語」→「役者」な所に、
「物語」→「役者」→「人形」が入るから、ユーモアの盛り込みどころがたくさんあるんですね。
「人形」だけの世界で終わらせないで、「人形」→「役者」の会話があったりすると、それだけでフフフ…ってなっちゃう。
枠を破る。って、やっぱいつになっても、わかってても面白い。
関係ないけど、ワーナーブラザーズにあった「バックスバニー」の映画もディズニーの「メリーポピンズ」も、「実写」×「アニメ」がおもしろくて、それだけで興奮したもんなあ。
あ、関係ないついでに、「奇跡の輝き」って映画も、CG映画なんだけど、アニメっぽいファンタジーで、かわいいっていうか、のめり込み度高いです。
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