みなさん、おかわりございませんか?
ゆうこは元気です!
一週間前ですね。
震災の本震があったのは。
一週間経って、今日から三連休ですね。
停電、ないみたいです今日。
11日、
私は横浜関内の、とある画廊でお仕事をしておりました。
休憩中に突然の地響き。
激しい揺れにこわがっていたら、そばにいたおじいちゃまが一言。
「あんた、守ってやるから!大丈夫だ!」
それから余震が収まるのを待って、もちろんお仕事は中止。
横浜もなかなか揺れが強かったみたいで、ビルの壁にはひびが入っていました。
更に、屋上にあった貯水タンクが破裂してビル水浸し。
画廊に展示されていた絵を持って非難しました。
避難先の別の画廊にいらした作家さんがご近所にお住まいということで、
その日私はその方のおうちに泊めて頂き、明朝帰宅しました。
「守ってやるから!」と言ってくれたおじいちゃま、
泊めて下さった作家さん。
他にも、危ないから、と作家さんのお家まで一緒に二時間以上も歩いて下さった画廊の方。
心配して下さった仲良しの方々、事務所の方々。
私は本当に幸運に恵まれているな、と思いました。
私事で恐縮ながら、この場で改めてお礼を言わせて下さい。
本当に
ありがとうございました。
この一週間は、
ちょっと言葉を発することがこわかったです。
今日本には、色んな立場の人がいる。
被災地の方、
東京の人、
悲しんでいる人、
不安な人、
ボランティアの人、
こんな時こそ!と思っている人。
そんなの、今までだってそうだったじゃないか、って話しなんだけど。
妙に、言って良いことといけないことを気にし過ぎて、結局何も言えなくなってしまっていました。
今、正直に私が思っていることを言います。
この数日間、
東京は停電があったり色々大変な事があります。
交通も、ようやく平常になってきました。
何だかんだ言いながらも、これだけのスピードで日常が取り戻されていく。
ものすごい努力で日常が取り戻されているんだと思います。
電車も、街も、一人ひとりも。
でも、明日のことが分からなかったのは、
今までだっておんなじで。
たくさんの人の優しさが温かく大切だったのは、
ずっとそうだったじゃないか。
非常時だから我慢がきく、
とか、
非常時だから声を掛け合う、
とか、
人にやさしくできる、
とかじゃなくて、
ずっとそれは大切なことじゃないか、と。
もちろん、「非常時だから」な、こともたくさんあるんだけど。
写真は、泊めていただいたお部屋からの朝日。
3月12日の朝です。
ちなみに写っている煙は、工場の煙突から出ているソレです。
見つけたときはちょっと、タイミング的に「まさか!?」とかびっくりしたけど。
こんなときにも工場稼働中。
こんなときにも工場萌え。
作家さんの描いた絵ハガキ。
いただきました!
モチーフはアザミの花、なんだそうです。
色づかいが美しくて、何点か見せて頂いた中から真っ先に選びました。
帰りに、自家製の梅ジャムまで頂いてしまった。
甘酸っぱくておいしいです。
さあ、今日も仕事に行ってきます。