皆様、おはようございます。
つじもと個別の辻本学です。
「高校を知る」というところでいろんな切り口で考えてみたいと思います。
本日は「進学実績」という切り口でブログを書きます。あくまでもこういう見方もありますということですので、それを前提に読んでいただければと思います。
1.実績HPアップ時期(公表時期)
各学校の進学実績はタイムリーにHP等にあげているかどうかで学校の意識を推察することはできます。
タイムリーにあげているかどうかについてですが、「いつ」あげているかだとは思いますが、基本的には全員確認してからあげたいのが学校側の考え方です。
国公立実績や進学準備(=浪人)などの確認が4月末までかかり、5月にアップという流れを考えると、今日の時点でアップされていない学校はいろんな理由があるにせよ進学意識が高いとは言えません。
国公立大学進学者のいない学校の場合は3月にはあがっている場合があります。
2.実績(合格者)
2-1 中高一貫の場合
中学入学者の実績なのか、高校入学者の実績なのか、こういうところを意識してみても良いかもしれません。
2-2 卒業者数
各コースの卒業者数を公表しているかどうかを意識してみても良いかもしれません。
そのコースの上位何%がだいたいこういう大学(例えば国公立大学、関関同立、産近佛龍など)に合格しているかをみることができます。卒業者数を公表していない学校は事情があるとは思いますが、そのあたりの率を知られたくないのかもしれません。
2-3 複数年表示の場合
1年の実績ではなく、複数年の実績を出しているケースは進学実績に自信がないのかもしれません。
事情はあるとは思いますが、進学面を重視している方には避けられる可能性がありますね。
ただ、後で述べますが、本当は実績(合格者数)の多い少ないではないとは思うのですが、そういう学校は複数校見られます。
2-4 受験区分
総合型選抜、指定校推薦、公募推薦、一般受験なのかによってその学校の受験に対しての取り組み方がわかります。
それぞれについて書きますと長くなりますので、後日書く機会があれば。今回、詳細は割愛します。
3.進学実績を出すためのフォロー
2番目の項目はどちらかといえば、目指す大学に対してのフォローができるかを見ることで良いのではないかと思います。
※前提として実績の多い少ないどちらも否定もしませんし、肯定もしておりません。それぞれいろんな考え方がありますので、参考までに。
例えば、国公立大学実績が多い高校は必然的に国公立大学「志望者」「受験者」が多いですし、結果「合格者」も多くなります。それは高校入学時のレベルの高さ(言い換えるといわゆる偏差値)で決まる面は否めません。
合格者数だけ見ると、そりゃそうだろうなという話になります。
自身のお子様がその環境に行ったからといって国公立大学に合格できる保証はありません。
ただ、そういう進路を目指す子たちが多いというのはお子様にとっての「当たり前」になりますので、国公立を目指す子たちが多い高校にいれば、お子様も自然に国公立大学を目指す可能性があるという意味ではその環境は大切なのかもしれませんので、そういう意味での実績は大切かもしれません。
授業(カリキュラムの中)で目指す大学の対策をしてくれる場合もあれば、放課後の補習で対策をする場合などいろいろあり、そのあたりを知ろうとしてみたときに大学進学に関してお子様にとって合いそうな学校がみつかるかもしれません。
合格実績(合格者)が少なくても、しっかり個別フォローしてくれる学校もありますので、実績だけでの判断ではなく、もう少し突っ込んでみても良いかもしれません。
あくまでの考え方の一つとしてとらえてください。
お子様の受験校選びのご参考になれば幸いです。
今日はそんなイメージです。