皆様、こんばんは。
つじもと個別の辻本学です。
特に夏休み終わりから、朝からバタバタすることが多く、ブログアップができておりませんでした。
今朝の新聞記事に現中学1年生の入試において公立高校の前期選抜・中期選抜が一本化されるとありました。
これに関しては大賛成です。
ただ、実施が2月中下旬という、なんとも私立高校をいかにも意識した日程に関しては反対です。
今までの公立受検生も3月上旬に中期選抜があるということで最後の追い込みを2月中下旬にかけられますし、それで逆転した子たちもおりますので、公立志望の子たちのためになるのかなと思います。
確かに早期決着をつけたい層が増えてきたのは間違いありません。
2月中下旬にすることによって、公立高校志望者にとって公立高校対策をする時間を取れないということだけを認識していただきたいなと思います。
<現行の入試スケジュール>
1月下旬 中学校 最後の定期テスト(中期選抜の内申点に反映)
2月10日~2月12日 京都府私立
2月15日前後 京都府公立 前期選抜
3月上旬 京都府公立 中期選抜
このスケジュールですと、実際公立前期選抜対策(特に普通科)はよほど中3学習単元をはやくおわっていない方を除けば、過去問を解いたり、対策をする時間をとりにくくなっています。なぜなら、現状の入試制度では、募集定員の15%~30%の合格者(部活推薦除いた場合は30%ではない学校が多いです)で不合格者が多い入試になりますと、中期選抜での勝負を想定するからです。
新しい入試制度の試験日がこの前期選抜の日程もしくは翌週に実施だとしても、新しく実施する予定日の公立高校入試対策は浅くなることを考えると、3月上旬にしたほうが良いのではないかと思います。
他にもいろいろありますが、できるだけ短めに書きました。
結論は前期・中期の一本化は賛成、試験日程候補は反対です。
今晩はそんなイメージです。