皆様、おはようございます。
つじもと個別の辻本学です。
本日は紫野高校の合格掲示板から見る中期選抜分析をします。
<結論>
今年はさらに高倍率になりました。そして2014年以降過去最高倍率となりました。
2020年(令和2年)入試が過去最高でしたが、それをわずかに更新しました。
紫野志望者が87名、紫野高校に合格できませんでした。かなり激戦であったと思います。
紫野・鴨沂・桂・日吉ヶ丘・開建などがのきなみ人気でその共有項目のキーワードは●●●、●●●、●●●、●●●、●●、●●●ない●●●というものでした。
最近の高校志願者の選ぶ基準が「●●」、「●●●い学校」なのだと思います。
※●はある程度の裏付けはあっても憶測の域を超えないレベルの話ですので、あえて書きません。御了承ください。
<掲示板分析>
1.乙訓地域からの受検者
開建の影響もあって昨年に比べて、乙訓地域からの回し合格校は3校から2校に減りました。
今までは山城高校に集中していた気はしますが、紫野を受ける子も増えてきたように感じます。
特に第1順位 紫野、第2順位 洛西と書く受検生が増えました。
今までは第1順位 山城、第2順位 洛西と書く受検生が圧倒的でしたが、そのあたりに変化がでてきております。
そえも上述の選ぶ基準の変化がでてきているのかもしれません。
2.鴨沂高校へのまわし合格者3名
昨年は鴨沂高校に回し合格でまわらないぐらい2校の合格最低点が近かったと言えますが、今年はさすがに高倍率ということもあり、鴨沂高校にまわし合格で3名まわりました。
第1順位 紫野、第2順位 鴨沂は回し合格にならない可能性がありますので、ダメなら私立と割り切れないとなかなかこういう受け方は難しいですね。鴨沂高校も高倍率でしたので、よく回し合格で回ったなと思います。
3.北嵯峨・北稜
第1順位合格基準で考えますと、出願の仕方としましては順当な感じはします。
北稜が8名と増えてきました。やはり学校の取り組みが今までよりもいっそう魅力あるものになってきている証拠です。
北稜の倍率も上がっておりますので、今後も第1順位 紫野、第2順位 北稜の受検生が増えてくるかもしれないですね。
北嵯峨も昨年よりも2名多い5名回し合格でした。北嵯峨高校は乙訓地域からの受検生も増えてきていますので、その地域の子たちがもしかしたら第1順位 紫野、第2順位 北嵯峨と書いて受検したのかもしれません。
【 紫野高校 受検基本情報 】
※( )内は昨年実績
①中期選抜募集定員 140名(同じ)
②倍率(教育委員会発表) 1.56倍(1.51倍)
③実質倍率 1.74倍(1.68倍)
④志願者 219名(212名)
⑤受検者 219名(209名)今年は志願者全員が受検しました。
<紫野不合格からのまわし合格>
※( )内は昨年実績
北稜 8名(5名)
日吉ケ丘 3名(4名)
鳥羽 0名(3名)※さすがに今年は鳥羽には回し合格になりませんでした。
北嵯峨 5名(3名)
鴨沂 3名(1名)
開建 1名(1名)
朱雀 3名(1名)
洛西 2名(0名)
桂 2名(1名)
向陽 0名(1名)
西乙訓 0名(1名)
計27名
<不合格者>
・紫野不合格且つ第2順位校にまわし合格できなかった子
・紫野不合格且つ第2順位校を出願時に書かなかった子
60名