皆様、おはようございます。
つじもと個別の辻本学です。
本日は合格掲示板から見る中期選抜分析の桃山高校編です。
<結論>
昨年よりは倍率が上がりました。
桃山、洛北、山城の3校は2014年の入試(入試制度改革元年)からはじめて昨年の倍率が下がっての3校とも倍率が上がった年でした。この3校につきましてはまた別のところで触れさせていただきます。
桃山を受ける子はそもそも高い内申点と学力をもった子ですので、倍率が1.22倍でも50名は桃山不合格(回し含む)となり、京都府の進路指導の仕方・流れを考えると高倍率で不合格者が多いと考えられます。
昨年から今年の洛北・山城への回し合格の人数は洛北0→0、山城2→0で、山城は同じ、洛北は「回し合格で洛北にまわらなかった」のか、「第2順位で洛北を書いた子が今年はいなかった」かのどちらかだと思いますが、桃山高校を第1順位で書いて山城・洛北を第2順位で書く子は「ダメだったら私立で良い」と覚悟して受けていますので、結果的に回し合格で回らず不合格になった子が30名の中にいるかもしれません。
【 桃山高校 受検基本情報 】
※( )内は昨年実績
➀中期選抜募集定員 196名(昨年同様)
②倍率(教育委員会発表) 1.22(1.20)
③実質倍率 1.36(1.33)
④志願者 240名(235名)
⑤受検者 240名(235名)※今年は志願者全員が受検しました。
<桃山不合格からのまわし合格>
※( )内は昨年のまわし合格人数
日吉ケ丘 7名(7名)
鳥羽 3名(6名)
開建 1名(2名)
北稜 2名(0名)
紫野 1名(1名)
鴨沂 1名(1名)
東稜 1名(1名)
すばる 情報 1名(0名)
乙訓地域
洛西 3名(2名)
乙訓 1名(1名)
合計20名
<不合格者>
30名
桃山に合格できず、第2順位校に回し合格できなかった子もしくは第2順位校を出願時に書かなかった子の人数です。
今日はそんなイメージです。