皆様、おはようございます。
つじもと個別の辻本学です。
今日は祝日ですが、開校日です。夏期講習中でもありますので。
大学受験あるあるの第2回目です。
今日は模擬試験について書きます。
この時期もなのですが、模擬試験結果が返却されてきます。
そこで一喜一憂する子が非常に多いです。
良かった、悪かったと。
良かった、悪かったの「〇〇が、」というのが大切なんです。
大半の子の〇〇には偏差値が入ります。
偏差値が良かった悪かったと。
私はこの光景を何度も見ていますが、滑稽に感じることがあります。
それは大きく2点です。
1点目:プロセスないのに結果が出るわけがない
勉強していないのに、一人前に「悪かった」とへこむわけです。
勉強していないのであれば当然ではないでしょうか?
偏差値が(自分の納得値よりも)悪いことがどうではなく、受験勉強するというプロセスがないのにへこむのは疑問でしかないです。
練習サボりがちなくせに部活の試合で負けて悔しがっているのと同じ光景に見えます。
2点目:自分のプロセスを自覚していないのに・・・という話
受験勉強はしているけれど、模試結果が出ないという場合もありますが、それも「本当にそうなの??」と思うわけです。
実際には偏差値を見るのではなく、「設問別成績」の正答率や平均との差を見ましょう。
例)数学ⅠA
1 数と式、2次関数 正答率 75% 平均70%
2 図形と計量、データ 正答率 80% 平均60%
3 場合の数と確率 正答率 50% 平均65%
4 図形の性質 正答率 40% 平均55%
高3生の場合、数学ⅠAは1年生で終了しています。
学校で学習して以来、受験勉強はしていても「場合の数、確率」「図形の性質」の勉強をたくさんしてきて模試でもできなかったのであれば、「場合の数、確率が、悪かった」と言えば、なるほどとなるわけです。
しかし、「場合の数、確率」を受験勉強はしているけれど、あまりやっていない場合、模試でできなかったことを悔しがっても・・・と思うわけです。
プロセスあってこその模試結果の良し悪しを考えるべきです。
模擬試験については「あるある」だらけですので、引き続き書きます。
今朝はそんなイメージです。