寒い。昨日から急に寒くなった。スカンデイナヴィアから冷たい空気がフランス中部まで下りて来たんだと。
今朝はマイナス7℃。体感温度はマイナス14℃。ウチから100kmのオルレアンがフランスでいちばん寒いんだって。
昨日の夕方、雪混じりの雨が降り出した。
寒がりのカミサンが床が一向に温まらないとボイラー保全を頼んである会社へ電話した。昨日の朝になっても連絡が無い。
午後1時頃、電話が鳴り、いま門の前に来てるんだと。門扉を開けに鍵を持って急ぎ足で行く。門扉の鍵が凍り付いて回らない。お湯をバケツに汲んで運び鍵の部分にゆっくり掛けた。1分後、鍵はカンタンに回った。
地下室に降りボイラーを点検。この秋には熱いほどだったのにね。寒さが来てまったく温まらなくなった。ラジエターはなんとか暖かいんだけどね。
テクニシャンはボイラー脇にある配管を点検し、ポンプに付属してるバルブが閉じたままなのに気付いた。ここで温水が止まってる。こっから下でグルグル回ってるだけだから床が温まらないんだ。
そういえば、この秋、パイプがカチンカチン音を立ててた。バルブがいかれたのか。本来自動で開閉する筈なんだ。手で回せばなんとか回るんじゃないか、やってみよう。
テクニシャンのお兄さんが帰った後、床は徐々に暖まってきた。
水曜は2週間ごとの梱包材の回収日。プラスチックボトル、紙の箱、アルミ缶などを入れてあるゴミ箱から、それらを取り出して市役所で貰って来た大きな指定のゴミ袋に詰め替える作業をした。
ウチには猫が沢山居ついてるのでキャッツフードの容器や袋、段ボール箱が多い時は大きなゴミ袋が4つ、少ない時でも2つは出す。ただ今夜は寒いので詰め替え作業はキツイ。なので、プラスチックボトルは次の回収日まで置いとき、匂う物だけ大袋に詰め替えて出した。急ぎでやったにもかかわらず夜の野外作業はキツク、足も手もかじかんで冷たくなっていた。
急激な寒さの来襲で、いままでなんとか凌げた家の中が寒くなった。床暖房が利かなかったのが最大の原因だけどそれだけじゃない。窓枠の隙間。隙間風がけっこう吹き込んでくる。暖炉の開口部も塞いでないし。窓枠の隙間には2年前パッキンを貼り巡らして対策したのにネコどもが爪でひっかけ、歯で食いちぎって剥がしたので、やり直す気力を失くしてほってあった。去年の冬は比較的暖かかったのでなんとか凌げた。
厚手のカーテンを準備してはあったのだけど、猫どもがションベンを引っかけるのでカミサンが嫌がって吊るすに至らなかった。
どうしても吊るさないと困る窓だけ吊るしたが、カーテンの裾を折って3分の2くらいの長さで吊るした。裾にネコどもがピピ(おしっこ)をヒルので。
濡れて匂いのするカーテンを見るたびに「ピピこきシャ」と叫んで憂さを晴らします。シャ chat はフランス語でネコ。 cat ですね。
フランスには防寒対策不良の住居が数百万軒ある、とTVニュースが報道していた。数年前から屋根裏の防寒工事、隙間風が吹き込む窓の取替工事、などに政府がほぼ全額経費を負担して業者に改装工事を奨励するようになった。
ウチにも改装工事をしませんか、1€ですよ、となんども電話が掛ってきた。そのたんびに、いやウチは引っ越し準備でそこら中荷物だらけなので
工事できないですから、と断り続けて来た。屋根裏の耐寒工事はネットの情報によると、いかにもズサンで、工事して1月も経たないうちに防寒材のが
垂れ落ちてくるらしい。
屋根裏はタダで工事してくれるのはいいとして、窓の取替工事は高くつくらしい。窓一つに着き数千€かかるって情報も見た。
歳とって庭の手入れもきつく感じるからいっそアパートに越そうかと話もしてるが、コンクリートでアルミ枠の窓のアパートは息苦しくていやだとカミサンは言う。空気が淀んで健康に悪いと聞いたわよ。多少隙間風があっても、自然と空気が入れ替わる家の方がいい、と田舎派のカミサンは言う。
退職金でタワマンを買った友人の家にいちど遊びに行ったことがあったけど、コンクリートの家はどことなく悲しさに包まれて息苦しい感じがした。