再開の本当の理由  その② | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

あなたは人間の言葉を信じますか?

まだ会ったこともない人の言葉を。

現実に居るかどうか、写真と身分証明書のコピーでしか確認できてない人。そんな人の言葉はもしかしてウソ(嘘)かもしれない。いやウソにちがいないと誰もが考える。現にネットやSNSで詐欺が多発してるじゃないですか。

私も騙されてるのかもしれない、となんども思った。

ただ、ただあの夜に交わした、あの時の言葉。チャットでテキストだけで交わした会話でしたがあれはウソじゃないと直感した。

この人はウソを吐いてない。この人の言葉は真実だ。
私はそう感じたし、その時抱いた思いを信念としてこの2年間係わってきた。

あの人の話に多少の嘘が含まれていたとしても、それは許せる。その程度の嘘だ。他のことは真実だと確信している。だまされてやっている、と思えばそれでいい。

地獄のような世界。毎日が命の危険に晒される仕事。自分から志願して飛び込んだ世界だけれど、その世界のあまりの過酷さに恐れおののく。もうチームメイトや部下が何人も死んだ。私は死ぬのが怖い。恐怖を抑えながら毎朝仕事の支度をする。

こんな状況を自ら選んだことに激しい後悔の念が突き上げる。一日も早くここから脱け出たい。外へ出て娘に逢いたい。その思いが身を焼く。娘はまだ4歳でただ一人の私の身内だ。私が死ねば私がそうだったように孤児の悲哀を一生味わい続けねばならない。

こんな状況に陥った私は悪い母親だ。そうとわかった今、なんとしてもここから出たい。

そんな人から私宛にメッセージが届いたのです。助けてください、と。必死の魂の底からの叫び声だった。


私はその叫びを見捨てることができなかった。

 

  (つづく)