また会えたね、しろたえさん | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

これが見納め、と満開の「しろたえ」と別れの盃を交わして、何度目になるだろう? 今年もまた開花を愛でることができた。

 

 

 

 

 

 

10年前に植えてろくに肥料もやらないまま毎年全部の枝にぎっしり花を つけてくれるのだから桜の木の生命力には感嘆する。

 

 

 

さて昨夜、フィリップ首相が「コンフィヌマン(自宅蟄居)を4月15日まで2週間延長する」とTVで発表した。

現行の2週間では効果が現れないどころか拡大するばかり。 専門家はコンフィヌマンには通して6週間必要と政府にアドバイスしたというが、4月末まででは長過ぎて零細企業などの倒産を支え切れなくなる恐れもある。ただでさえ、イエローベストのデモと国鉄ほか公務員のストで落ち込んだフランス経済。追い打ちを掛けてパンデミック。が国民の健康維持は景気よりも優先する。失業者も増やしてはならない。政府は対策に多額の予算を準備した。

Codiv-19 による死者の数はこの2・3日一挙に急増し、今日中に2千人を突破するだろう。 被害者が多いのは人口が集中しているパリと周辺地域(イル・ド・フランス)、地方では特にイタリアに近い東南部。これらの地域の病院は病床数が足りず、特に最初のクラスター地区、ムルーズでは呼吸困難に陥った重症者用のベッドはすでに満杯。軍用機でボルドーの病院へ移送している。他でもTGVなどで他の都市へ輸送し対応している状況です。

 

対応に当たっている医師、看護師さんに犠牲者が出たし、休息する暇もなく救援に翻弄され疲労困憊。軍からと民間から既に定年退職してる医師や看護師さんの応援を要請し、他にもどんなことにも手助けが要るのでボランテイアを呼び掛けている。

フランスではあと2~3日でピークを迎えると言われているが、その後ほんとに犠牲者は減ってゆくのだろうか?

陽光が春らしさを増してるのに風が冷たい。木々も日ごとに緑を増して表を散歩したいのだが、許可証が要ったり運悪く135€の罰金を払わされたり。気ままな散歩など許されない状況がこれから4月半ばまで続く。

 

 

暖房の重油が尽きかけている。もう1週間も前に電話したら、デリバリーは4月初旬まで待たねばならないとの返事。朝晩冷え込むので、昨日ストーヴ用の薪を買いに行こうかとウッド・センターへ電話してみた。やはり休んでるとマダムは答えた。どこかひどく元気のなさそうな声だった。重油は最長あと3日しか持たないから4~5日は寒さに震えて凌がねばならなそうだ。

    酔っ払い