サンルイ島を3人で歩いてる時に、子供連れのフランス女性が7・8歳くらいの娘さんに言う言葉が聞こえました。「La crue de la Seine ……」 (ラ・クリュ・ドウ・ラ・センヌ)。
「ワインにもクリュって使うよね。なぜ同じなんだろ?」めのおが千葉夫人に言います。
「おんなじ綴り、 かしら?」 「CRU でおんなじじゃないかな」
cru [kry] 銘醸ワインを産するブドウ園。 grand cru 一級ワイン
crue [kry] <女> croitre の過去分詞 増水 La Seine est en crue セーヌは水嵩が増している
発音は同じでも「e」が付くと付かないのと、……違っておりました。
さて、千葉さんご夫婦はシヤンスポ( Science Politique、パリ政治学院、ミッテラン大統領などが出たグランゼコル、大学よりも格が上のエリート学校 )の同窓生の(娘さんが企画準備して60歳を迎えたお母さんをびっくりさせちやおという)サプライズ・パーテイーに行ってます。
なにしろ千葉さんご夫妻もパリは18年ぶりなので同級生とも20年振りの再会なのでしょう。さぞ、にぎやかなパーテイーだろな。
小型のバカチョン・カメラではありますが、たくさん撮った写真から厳選して、セーヌ増水の風景を
お届けします。
まずは「ポン・ヌフ」から ↓
建物と手前の並木の間には道路があって普段たくさんのクルマが走ってるのですが、完全に水没↓
シテ島の下流の先端、黄色っぽい柳の木が見えます。普段は公園になってて恋人たちの憩いの場所なのですが、ここも完全に水没。
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アンリ4世の騎馬像↓
ノートルダムに来ました↓
橋の上は見物客でいっぱい↓
警視庁方面を望む↓
水上バス(BATOBUS)の駅も水没。水が流れ込んでる↓
1910年の大水の時はここ(上辺8m)まで来たと示す水位計↓
尼僧さんお二人が渡って行く ↓
最高のアングルに機材を運んだカメラマン ↓
ここからだと、こう見えます↓
お会いできて良かったです。 千葉さん!ありがとう。 次はまたいつ会えるでしょう? ↓
(*^o^*)