昨日はトウルーズで37℃と六月としては観測史上最高の暑さを記録した。
日陰の気温なので直射日光下では優に40℃を超える暑さ。
今日は中央高地帯から東に掛けて雹を伴う雷雨の予報。ここは境目で降るか降らないかは雲行き次第。
午後雨降りかもしれないので早めに近所の細道を走りに出かけた。
昼食の時間なら車の通りも少なかろうと予測は当たって、長閑な田園風景の中を気持ちよく走れた。
サンファルジョーはロワン川の谷間にあるので出口には上り坂がある。方向により勾配が緩やかなのは南へ行く時。
北側はかなり急な上り坂。ここだけが難所であとは上り下りがあっても緩やかなので楽なコースだった。
最初セットフォン Septfond という村まで行き、そこを左に折れて農道をまっすぐサン・プリヴェまで行く。
セットフォン Septfond は昔、引っ越してきたばかりの頃、車で来たことがある。
その時は教会の尖塔を外して地面に降ろし工事中だった。
壁も塗り替えられ綺麗になった教会。この辺の壁はオーカー色かオレンジだ。この地域で採れる色のついた粘土でウチの庭も掘ると出てくる。
麦畑の中にシュヴルイユ(日本語では「のろ」というらしく鹿の一種)が一頭だけで何かを食べていた。
こちらに気づき、慌てて遠くの木立に向かって逃げて行った。飛び跳ねて走るさまはやっぱり鹿だ。
サン・プリヴェに近づくと民家がぽつぽつ現れる。豪邸でもないのに入り口にフェラーリが停めてあった。
サンファルジョーを横切って流れるロワン川はサン・プリヴェにも流れてるのです。
下の写真、右の青い鉄柱の下に紺の標識にロワン川とある↓
最初来た時は気が付かなかったが、教会の裏には古い洗濯場と泉が沸いているのでした。
上の湧水が洗濯場に流れ込んでいる↓
三角形のコースは全長約20km。無理なく、ほどよい上りがあって太腿や脹脛の筋肉も使うので朝のトレーニングにちょうどよかった。
自転車を始めてから酒を呑まなくなった。
去年の暮から今年の春にかけ毎晩欠かさずに、ウイスキーなら水割り2杯、ワインならグラスに3杯とたいした量ではなかったけど毎晩飲んでいたので、アルコール依存症になるという予感がした。
体力が衰えてゆくのがわかり、体のあちこちが痛んで、なにをするにも億劫だった。
去年の夏は20回ほどプールへ泳ぎに行った。プールはジアンにしかなく50kmと遠い。休まずに泳げるのは50mがやっとで息が続かない。肩が痛く腕が上がらなくなる。
友人には毎回3000m泳ぐというのが二人もいて、どうやったらそんなに長距離を泳げるようになるのか? 驚嘆をこめて訊いたところ、最初はみんな50とか100がせいぜいで、それを続け少しづつ伸ばして行けば1000mは泳げるようになる、というのだった。
水の中は息がしたいときに出来ない。息つぎに口をあけたとたん小さな波に当たってがぶりと呑み込むことがたびたび。
眼に黴菌が入り、瞼が4~5日腫れたままだったのを機にプールは敬遠。
田舎道を自転車で走ると、特に夏場は小さな虫がたくさん飛んでてブチブチ顔面に当たる。メガネの隙間から入り込んで視界を動き回る。
難点はそれくらい。尻が痛いのはサドルにスポンジ入りのカバーを掛け、尻当て付きのパンツを穿いて乗ったところ楽になった。
今日もツール・ド・スイスをテレビ中継していた。山間部の道路を自転車で上り下りするレース。急な上り坂を選手たちは、サドルから尻を挙げ、体重を脚に掛け尻を左右に振りながらペダルを漕いでる。コンタドール選手の尻振りダンスが可愛いので「アヒルのダンス」と愛称がつけられた。
この歳でどうあがいても、レーサーの10分の1ものレベルに達せられないけれど、楽しんでやればいい。ペダルを漕ぐという単純な動作にも身体のあちこちの筋肉を使うようで、背中も肩も腕も血の巡りが良くなった。なにより深呼吸するので洗濯板に洗いかけで皺だらけのシャツを掛けたような胸が少しは張りを取り戻してくれたか。
身体が軽くなり歩くのが楽になった。
深呼吸のたびに牛の糞と牧草が醗酵した匂いが胸に飛び込んでくるのではちとやりきれないので、昨日の道は避け、今朝走った道を当面の間日常のトレーニング・コースにしよう。
「酒はやめるぞ」とカミサンに宣言すると「そんな必要はない。安酒を毎日呑むのは
やめて、たまに極上の美味しいお酒を呑むようにすれば」と。理解のあるカミサンで良かった。
ヾ(@°▽°@)ノ












