カズヌーヴ首相によるとフランスだけで今年に入ってすでに100ものテロを未然に防止した、という。
2月10日(金)、南仏モンペリエで4人がテロ実行寸前のところを逮捕され、アパートから爆弾製造用の爆薬数十グラムと化学薬品が 見つかった。4人は警察監置され取り調べを受けたが、今週初めにパリ近郊のルヴァロワにあるDSGIテロ対策本部へ護送された。
4人の内訳は33歳の男がリーダー役で、26歳の男、20歳の青年、それに16歳の少女がいる。少女の母親の話ではイスラム過激派に洗脳され、ボーイフレンドに誘われるまま仲間に入り、資材の調達などに協力していた。警察の取り調べにも、確信犯の態度を崩さないという。
4人は、モンペリエのデイスコテイックとパリの観光地、たとえばエッフェル塔などをテロ実行の場所として計画していた。
エッフェル塔は、NYの貿易センタービルみたいに象徴的存在なので、当局もテロの対象に選ばれる可能性が高いとしてガラスで上り口近くを囲うなど対策を検討中らしい。ルーヴル美術館でもナイフを2丁持った男が警備中の兵士を傷つけ銃で撃たれて重体という事件があったし、5月の大統領選まで気を許せない。
さらに昨日15日には、北部の街リール郊外で18歳のリール大学の学生がテロを計画準備していたのが発覚し逮捕、警察監置された。青年はイスラム教徒でモスクに欠かさず通っていた。逮捕後、武器と爆薬を保持しているのが見つかった。
暗いニュースばかりで気が滅入るので、明るいニュースを。
というとやっぱりスポーツだね。
サッカー:
昨日はリーグ選手権の準々決勝で、PSG(パリ・サンジェルマン)がバルセロナを4-0と圧倒して勝利。 バルセロナには2013、2015と2度も準決勝で破れているので、バルサを破って優勝に一歩近づく宿願を果たした。
フランスは、このところハンドボール、スキーとめざましい活躍をみせている。
先週、フランスで行われたハンドボール世界選手権で、フランスがみごと優勝、リオ・オリンピックを含めて6度の世界チャンピオンに 輝くという偉業を達成した。決勝戦の相手ノルウエーに33-26と快勝した。
スキー:アルペン
昨日テレビを視て居たら、アルペンの団体戦でフランスの男女混淆チーム(5人)が優勝した場面を放映していた。偶然だったので 詳しくはわからない。
スキー:バイアスロン
年末から北欧についでオーストリアのホッシュフィルゼン Hochfilzen で世界選手権が行われ昨日は男子20kmでまたも マルタン・フルカッド Martin Fourcade が優勝。マルタンは個人総合でも優勝だろうと思う。

バイアスロンはノルデイック・スキーと射撃を組み合わせた、動と静の両極端を征しなければ勝てない難しい競技で、そこが見ていても 面白いのだが、マルタン・フルカッドはダントツに強く、2011~2017年の国際競技で60回優勝という偉業を達成している。射撃で時に ミスをすることがあっても、滑りで取り戻してしまう凄さ。他の選手と滑りを比べてみるとマルタンがなぜ早いかがうなづける。

たいていの選手は脚で滑っているがマルタンは上体も使って全身で滑ってることがよくわかる。ノルデイック・スキーは昔ほんのちょっと やってみたことがあるが滑るだけで凄く体力を使うたいへんなスポーツだ。60回も表彰台の真ん中に立ち金メダルを受けてラ・マルセイエーズを 演奏してもらったのだから国民的英雄だね。
1988年9月14日東部ピレネーのセレ(Ceret)生まれの28歳。15歳からバイアスロンを始め、兄のシモンについて滑った。今では兄を引き離してチャンピオンになってしまった。
2014年のソチ・オリンピックでは2個の金メダルを獲得している。
2012年から2016年の世界選手権で5年連続優勝は マルタンただ一人が達成したほんとの偉業。
