でも明日と明後日は雨、お日様は週末を待たなければダメなようです。
来週から寒くなるとの予報なので、冬支度、暖房の薪を買いに行きました。
家から18kmのボニー(Bonny sur Loir)という町の外れにある薪屋さんです↓
去年は配達してもらいましたが、ずいぶん待たされたし、最低5ステール(約3.5m3)と量が多い上、配達料を取られるので、住民税を払って金欠の月末、リヤカーを車で牽いてとりに行きました。
配達が遅いのは運転手さんが常勤じゃない零細企業のためで、取に行くとセルフサービスになります。薪を選べるし、隙間なくぎっしり積めるのでお得です。
2週間前にも買いに行って、その時は50cmの長い薪を買いました。
長い薪のブース↓
長い薪は太くて重いです。丸太がけっこうありました。
今回は、33cmに切った短い薪で、ストーブで燃やします。
縦に割ってあるのでストーブで燃やすのにちょうど好い太さです。
なるべくまっすぐなきれいな薪を選んで隙間なく並べます。
ここはロワール河の畔の町です。
通りの向かいには「梨園」と「リンゴ園」があってシーズンには梨狩り、リンゴ狩りが楽しめます。黒い山に立ってる看板には「腐葉土、量り売り」っていうような意味です。おがくずで出来た堆肥なのでしょう。
2週間前、薪を積んでる時、上空をツルの大編隊が、鳴き交わしながら悠々と南に渡ってゆきました。100羽以上もの大編隊が「く」の字に編隊を組んでふたつ、南仏やスペインあるいはアフリカまで渡ってゆくのでしょう。
リヤカーにいっぱい積み込んで3/4ステール、約6千円でした。
リヤカーは、こんな具合に車の後部に牽引用フックを着けて引きます↓
日本では、こうした牽引車はあまり見かけないようですが、フランスの田舎では良く見かけます。田舎暮らしには無くてはならない必需品なものですから。
フックの部分を拡大します↓
このフックは少し凝っていて、使わない時は取り外しができます。重いし、向う脛にぶつけるとたいへん痛いので……。
ですが、牽引中に外れやしないかちょっと不安があります。固定フックの方が安全だと思います。
明日は雨の予報なので、今日中に薪を降ろして物置に入れる予定でしたが、日没が5時、家に着いたら、はや薄暗くて、明日に持ち越しました。夜雨が降っても濡れないよう防水シートを掛けるのを忘れないようにしないと……。
(つづく)







