帰郷のためお休みします | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

明後日早朝発って故国に一時帰国します。

ブログは10日~2週間ほどお休みします。

僕のスマートフォンは海外では使えない契約なので、記事の投稿、ペタ、いいね、コメント返しもできず、失礼をいたします。家族のパソコンを借りて、皆さんのブログを拝見するぐらいはやれるかもしれません。

東京では、小学校のミニ同窓会が待ってます。

それと、カナダから帰って建築家になったNと、社長業を続けながら浄土宗のお坊さんになったK、ふたりとも高校の悪友ですが、3人で電車の旅をします。

Kから、法然上人と親鸞聖人のありがたいお話を聴くつもりです。もっともKの本拠地に近い上諏訪に温泉を予約したから、久しぶりに楽しもうとKが言ってますから、生臭坊主と温泉に漬かって遊ぶ羽目になるかもしれません。

信州ソバとか日本の美味しい食事を味わえるのがなにより楽しみです。

ソチ・オリンピックのとき、明るく開放的なロシアに魅せられて、アエロフロートのモスクワ乗り継ぎ便
を予約したのですが、ウクライナ情勢が渾沌として来た今になって、影響が心配になってきました。



aeroflot


アエロフロートは最初にパリに来た時と、最初にパリから東京に帰った時初めて乗りました。その頃はイリューシンという機体で、ソ連の空軍パイロットが操縦するから他の航空会社のフライトよりずっと安全とか言われていましたが、シートが狭く、お世辞にも快適とは言えない機体でした。さすがに最近はエールフランスと共同運航で、エアバスです。

その後、1970年の後半でしたが何度かモスクワ経由でパリーTokyo を往復しました。荷物の重量制限に寛大で、50kgほども日本製のステレオにスピーカー、それに重いトランスまで運んだりしました。実に寛容で、エクセスも請求せず預かってくれたんです。

その頃はまだサルトルが生きて活動していたので、同じ便にサルトル作品を多数翻訳された白井浩司さんが乗っておられ、飛行機からターミナルまで移動するバスの中で、その独特の風貌に気づいたりしたものでした。

「アンナがいたパリ」にも書きましたが、パリのミニコミ新聞の紹介で、アルゼンチン出身の画商に付き添って東京へ現代版画を売り込みに行ったことがあります。

東京へ連れてってやるけど、版画販売は、そんなに儲かる商売じゃないので、経費節約に協力して君は格安チケットで行ってくれないかと画商が言うのを真に受け、当時シャンゼリゼにオフィスがあったアエロフロートでチケットを買い、東京へ着いて、帝国ホテルで待っていると、現れた画商は、なんと若くてすらっと背が高く褐色の髪のドイツ美人を連れてるじゃありませんか。

ふたりはファーストクラスでふんわり浮気の空の旅を楽しんだのでした。
パリへ帰って僕がさらに驚いたのは、画商は彼女の旅費を僕の経費だと奥さんと経理に偽ったのでした。ふたりとも嘘と見破ってはいる様子でしたが、僕のところへ確かめに来たのです。

小説では、この画商をこらしめてやろうと、画商が所有して自慢げに招待客に見せた藤田嗣治とモジリアニの小品を主人公がすり替え、そのために拘置所入りするところを書いています。

こんどの帰郷では、東京国立近代美術館へ行って、ライブラリーで豊富な資料を閲覧して来ますので、も少し突っ込んだ内容のことが書けるかと思います。

ウクライナ情勢でフライトに影響が出ないか心配だ、と東京で会う予定の友だちにメールしたところ、
柏にある彼の家のすぐ近くで連続通り魔事件が起き、こっちの方がずっと怖いと返事が来ました。

パリへ着いて2~3年は半ば学生時代の延長のように暮らしてましたが、そのうち貯金も尽きたため、真面目に仕事せねばなりませんでした。ビジネスに係わるようになってからは、航空会社の知り合いが、ビジネスクラスをグレードアップしてくれて東京まで横になって帰ったこともあるし、ニューヨークとパリをファーストクラスのシートに沈み込むようにして飛んだこともありました。

老年の今は、また学生時代に戻ったようで、直行便など贅沢だ、乗り継ぎで行くべしと、格安チケットを色々探しました。アリタリアのミラノ乗り継ぎなど魅力を感じます。昔、ダヴィンチの最後の晩餐を見に行った時は工事中で閉まってたので、こんど見に行くか~とも思いましたが、なにせ一泊しなければならないし、空港が変わるのでスーツケースを引っ張って移動するのが億劫で、ダヴィンチは諦めました。

他にも乗継便はいろいろありますが、待ち時間が10時間とか15時間近くにもなる便がほとんどで、いくら老人で時間に余裕がある身でも、退屈だし疲れます。腹も減れば現地通貨に替えて食事もしなけりゃならないしね。

逆に乗り継ぎ時間が短いのもチェックインに間に合わないリスクがあるので要注意です。去年はBAで行ったのですが、ロンドン空港でターミナルを繋ぐバスが、右へ回り左へ折れと、ぐるぐる迷路みたいな道を移動し、結局チェックインに間に合わなくて、午後の便に回され、成田に出迎えに来てくれる家族に電話する羽目になりました。

アエロフロートでもよく探した結果、復路がモスクワに給油のため着陸するだけで乗換の必要が無く、ほとんど直行便と同じようなの便を見つけました。

35年も昔のモスクワ空港には、分厚くて黒い外套を着た背が高くて肩幅の広いロシア人の兵士が軽機関銃を抱いて警戒してましたが、今はどうなんだろう? ウクライナとロシアでクリミヤの領有をめぐって、どんぱち始めないでくれよと祈ってます。


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