バグパイプ・パレード その⑥ | 雷神トールのブログ

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トリウム発電について考える

バグパイプ・コンサートと野外劇の舞台横の公園には、テントが張られ、中世スコットランドの人々の生活風景を再現していました。

篭を編む夫人↓


フランスの田舎暮らし-かご


その脇には鍛冶屋さん↓


フランスの田舎暮らし-鍛冶屋


砲術師たちが、ときどきドカーンと大砲の音を響かせていました↓


フランスの田舎暮らし-砲術


武器を飾るテント。長弓とイシユミ( 弩 Crossbow ) の両方がありますね↓


イシユミ(弩)は、どっちかというとフランスやスイスなど大陸側で、長弓はイングランド軍が主に使いました。ウイリアムテルが息子の頭に載せたリンゴを射ぬくのはイシユミですし、ロビンフッドは小型の長弓の使い手ですよね。


フランスの田舎暮らし-イシユミ


英仏百年戦争中、ポワチエ、アザンクールの戦いで、フランス軍がヘンリー5世率いるイングランド軍に敗れた原因は、この弓の違いにあったとされてきました。長弓は日本の弓に似て矢をつがえるのが簡単で速射できる。これに対しイシユミは矢をつがえるのに時間が掛かります。

青年が「鎖帷子(くさりかたびら)」について説明をしていました↓


フランスの田舎暮らし-くさり



この辺までは比較的なじみのある近世の光景だと思います。

これからが面白いんです。

魔術師? あるいは占い師のテントでしょうか?


フランスの田舎暮らし-テント

キツネの毛皮、小動物の頭骸骨やカモシカの角らしきものが棒の先に刺してあります。


フランスの田舎暮らし-ヅ骸骨


占いに使う小道具。毛皮や鳥の羽に混じって、魔法の飲み薬とか今でいうサプリメントめいた薬品もあります↓


フランスの田舎暮らし-小道具


隣の大きなテントの下で寛ぐ人々。中世以前の生活風景を見るようです↓


フランスの田舎暮らし-大てんと

この横では、例のワンコも一緒に、夫人が口承民話でも語ってる様子でした↓


フランスの田舎暮らし-口承


スコットランドの歴史は、DC43年のローマ帝国によるイングランドの侵攻開始とともに文字による資料が残され始めます。ローマはイングランド、ウエールズ地方を属州として支配しますが、「カレドニア」と呼ばれていた北方地域は「ピクト人」が勢力を張っていました。

「ピクト人」の起源はケルト系とされていますが、はっきりと分かってはいません。

ローマは120年代ハドリアヌス帝の時代に、北方との抗争に備え防御線を築きます。「ハドリアヌスの長城」と呼ばれ、タイン川からソルウエイ河口を繋ぐブリテン島の南北を横断する長い石の壁ですね。

ローマの侵攻以前にも、ギリシャ人ピュテアスが書き残した「ブリテン島探検記」(BC325年)が残されていますが、地中海文明よりは北欧との関係の方が重要だったようです。

近年の考古学的発見により紀元前3000年頃には、「ストーン・サークル」や「ストーン・ロウ(列石)」など巨石遺構を作り、天文観察など独自の高度な文化を持っていたことが明らかになっています。

北部山地帯(ハイランド)と南部低地帯(ローランド)とでは言語も異なり、大きくハイランドはケルト系、ローランドはアングル系とされています。

フランスのブルターニュ半島でもバグパイプを吹きますから、ケルト系で同系の文化なんでしょうね。

聖職者のジョン・フォーダンは「ハイランド人は屈強で実直、そして野蛮な民族」と決めつけています。

ローマの将軍、グノイウス・ユリウス・アグリコラがDC79年にカレドニアに攻め入りますが抵抗が激しく、結局ローマ人はカレドニアの直接支配を諦めます。

ひとつには人口密度が低く、徴税の実益がないこと、気候が寒冷でローマ人に合わなかったのでしょう。

最近の映画では「アーサー王」伝説を、このカレドニアに攻め入ったローマ側の将軍が現地人の味方となり、ローマに反旗を翻す筋立になってるのがありますね。

木陰では、一組の男女が一本の棒を巡って何か重要な占いごとをしてる様子でした↓ それともただの逢引でしょうか?


フランスの田舎暮らし-男女

いつのまにか、ワンコが隣のテントを覗きに来ていました↓


フランスの田舎暮らし-顔だし



  (つづく)

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